“ミン・ヒジン印のガールズグループ”NewJeans、トレンドを覆し旋風中

2022年08月15日

ガールズグループNewJeansが、デビューするやいなや、異例の記録を打ち立て、歌謡界に突風を巻き起こしている。
NewJeansは、アルバムの発売が開始された8日だけで26万2,815枚を売り上げ、ガールズグループのデビューアルバム初日販売量の歴代1位を記録した。
NewJeansはアルバム市場のみならず、音源市場でも勢いを見せた。
デビュー曲「Attention」は、12日0時基準でMelOn、GENIE、Bugs、FLOの4サイトでリアルタイムの音源チャートの1位を獲得。直近5年間でリリースされたアイドルのデビュー曲の中で、リアルタイム音源チャート4つを席巻した楽曲は「Attention」だけだ。
音源とアルバムという二兎を得たNewJeansは、HYBE傘下レーベルのADORが輩出した初のガールズグループで、韓国、ベトナム、オーストラリア国籍のメンバー5人で構成されている。
アートディレクター出身のミン・ヒジンADOR代表自らが、オーディションからデビューに至るまで、制作全般を総括した。
ミン・ヒジン代表は過去、SMエンターテインメントで少女時代、SHINee、EXO、f(x)などのアイドルグループのブランディングを務め、実験的なコンセプトを披露し、歌謡界で知名度を上げた。
NewJeansは、ミン・ヒジン代表がグループ制作の陣頭指揮をとるという点で、デビュー前から期待を集めていたが、グループの名前やメンバー構成など、いずれもベールに包まれていた。
期待を集めていたNewJeansは先月22日0時頃、YouTubeを通じて「Attention」のMVを電撃公開し、デビューした。コンセプトフォトやティザー映像など事前情報を一部公開する一般的なプロモーション公式から外れた異例の行動だった。
NewJeansは12日にはソウル・永登浦(ヨンドゥンポ)区にあるザ・現代ソウルでポップアップストアを開き、オフラインでのプロモーションも行った。現代百貨店側は、デビューしてから1カ月も経たないガールズグループがポップアップストアを開くのは初めてだと伝えた。
大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は、「K-POPガールズグループは普通、デビューする時に多くのティージング(予告)コンテンツを出すのに対し、NewJeansは音楽やファッションなど、さまざまな情報を一斉公開し、多くの人を驚かせた」と説明した。
専門家たちはミン・ヒジン代表の影響力と、秀でたプロモーション能力に加え、郷愁を刺激する音楽スタイルもNewJeansの成功要因と分析した。
新人ガールズグループは、音楽ファンに強い第一印象を与えるために、一般的に高音を強調する音楽をデビュー曲に出すが、NewJeansはメロディーが際立つ柔らかい音楽でデビューアルバムを満たした。
大衆音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は、「NewJeansの音楽は、誰が聴いても難しくなく、メロディーがキャッチ―で聴きやすい。そういった点でアイドル音楽のトレンドと差別化されている」と説明した。
実際にNewJeansの楽曲は、特定のメンバーの歌唱力を誇るのではなく、メンバーの声が穏やかに調和している。
チョン・ミンジェ評論家は、NewJeansの音楽を聴き、「90年代に音楽ファンが聴いていたR&Bやヒップホップジャンルの音楽と似ている」とし、「しばらくアイドルグループの間で、そんなスタイルの音楽がなかったため、新世代には新しく、既成世代には懐かしい楽曲になった」と述べた。
キム・ドホン評論家は「下書きがうまいK-POP企画者が、かっこいい結果物を出したと思う」と評価した。
彼は「NewJeansの音楽は、ノスタルジア(郷愁)にミン・ヒジン代表の下書きが加わり、独特な個性が誕生した」とし、「最近、緊張感が高まる電子音ベースの音楽が多かったが、NewJeansの『Attention』や『Hurt』のような楽曲は、まるで90年代のS.E.S.やFin.K.L.に近いスタイルを見せている」と分析した。

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