SHINeeのキー、新譜『Gasoline』でカムバック…「自伝的な話を取り入れてこそアルバムに生命力が出るのでは」
2022年08月31日

「僕は大人なのか?母や父のように結婚してお金をたくさん稼げば完璧になれるだろうか?こんな人生の苦悩を歌詞に書いても、もうSM(所属事務所)は止めなくなった(笑)」
グループSHINeeのキーは30日午後、2ndソロアルバム『Gasoline』の発売記念オンライン記者懇談会で、「これからは少し自伝的な話を取り入れてこそ、アルバムに生命力が出るのではないかと思った」とし、「他の人が書くラブソングも確かに必要だが、“レベルアップ”をするために歌詞を直接書くことになった」とニューアルバムにまつわる裏話を明かした。
『Gasoline』は、昨年9月の1stミニアルバム『BAD LOVE』以来、11カ月ぶりとなるソロアルバム。フルアルバムとしては2018年11月の1stアルバム『FACE』以来、3年9カ月ぶりだ。
アルバムには同名のタイトル曲「Gasoline」をはじめ、「Bound」、「Villain」、「Burn」、「Guilty Pleasure」、「Proud」など計11曲が収録された。
キーは、タイトル曲を含む計4曲の作詞に参加し、正直な話を盛り込もうと努めた。
彼は「最近は、11曲も収録されるフルアルバムがあまりない。ところが1、2曲さらにあるかないかで気分が大きく変わる」とし、「だからすごく一生懸命準備した。出し惜しみしようという気持ちは全くなく、一生懸命準備してたくさん盛り込んだ」と強調した。
タイトル曲「Gasoline」は、華やかで雄大なブラスサウンドにドラムサウンドが調和したヒップホップのダンスナンバー。自分だけの道に向かって思い切り突進する姿をガソリンを使うエンジンにたとえた。
キーは、「Gasoline」のMVでキラキラ輝くゴールドの衣装を着用し、ある神話の中の“半神半人”に扮して華やかなパフォーマンスを披露した。
彼は、「半神半人として、オリンポスではなく“キーリンポス”の神話を刻む」と述べ、笑った。
それとともに「(アルバム作業中)楽曲をたくさんもらえず、タイトル感があまりにもなかった」とし、「作曲家にリクエストしたところで、曲がどんどん出てくるわけではない。そんな中で、作曲家のKenzieさんに“少女時代の『Forever 1』の作業をしながら、僕の曲も一緒にお願いしたい”と伝え、この楽曲ができた」とのエピソードを語った。
キーは「『Gasoline』というワード自体は、作家さんがくださった」とし、「(ヒップホップデュオの)JINUSEAN先輩以降、『Gasoline』というタイトルの楽曲があまりなかった。1次元的で誰もが分かり、力のあるワードを久しぶりに聞いた」と付け加えた。
アルバムを貫く“レトロ”な感覚も、注目すべきポイントだ。キー自身、レトロが大好きだと何度も強調した。
キーは、「レトロはソウルフルでアナログ的だ。少し中途半端ではあるが、それならではの魅力をマネすることはできないと思う。フォトショップが色鉛筆の感じを具現することができないように」と述べた。
一線一線を重ねていく色鉛筆の絵のように、今回の新曲のMVで彼が着た衣装もやはり、デザイナーが“一針一針”を手で縫ったものだという。釣り糸を利用して、ビーズを手作業でつなげるしか方法がなく、時間がかかったと述べた。
収録曲の「Villain」には、後輩グループNCTのジェノがフィーチャリングで参加。「G.O.A.T」は、大人になって感じる苦悩を、歌詞に率直に盛り込み目を引く。
キーは、「歌を通じて、僕が本当に大人になったのかを知らせたかった」とし、「僕が赤ちゃんの時に見た母や父より今の僕の方がずっと年上。(表向きには完璧に見えていた)当時の父も、内心は僕のように悩みが多かったということを、この年になって分かった」と述べた。
2006年にSHINeeとしてデビューし、いつの間にか歌謡界で14年を過ごしたキーは、今年で31歳(数え歳)となる。30代になっても依然としてエネルギッシュな彼だけの原動力は何だろうか。
キーは「僕は、いろいろな世代をあわせ持つ人になりたいという気持ちがある。僕が作ったアルバムを大衆に出す過程を見るのも好きだ。それが僕の職業だから原動力になる。ファンの皆さんにも、僕にもプレゼントになるものだ」と述べた。
