IVE が“晩夏”に送るメッセージ…3rdシングル「After LIKE」のセールス100万枚目前
2022年08月31日

デビューから1年も経たない新人ガールズグループIVEが、最近リリースした3rdシングル「After LIKE」を100万枚近く売り上げ、突風を巻き起こしている。
31日、歌謡界によると「After LIKE」は、発売初週となる22日から28日まで、HANTEOチャート基準で92万4,363枚のセールスを記録したという。
発売から時間は経っているが、新規ファンダムの流入などにより、アルバムが着実に売れる最近の傾向を踏まえると、「After LIKE」が100万枚の高みを超えるのは確実だと言える。
昨年12月のデビューから、わずか9カ月にしてミリオンセラーを達成するというわけだ。ライバルと見られる第4世代のガールズグループがしのぎを削る中で収めた成果だ。
IVEの発売初週の販売量を見ると、デビュー作「ELEVEN」が約15万2000枚、2ndシングル「LOVE DIVE」が約33万8000枚、3rdシングル「After LIKE」が約92万4000枚と急激に上昇していることが分かる。
歌謡界において、初週販売量はファンダムの規模を推定する指標とされていることから、彼女たちは数カ月でしっかりしたグローバルファンダムを構築したと言うことができる。
新曲「After LIKE」は30日午後、韓国最大の音源サイトMelOnの「TOP100」チャートでも1位を記録した。フィジカル盤、音源の両方で成功を収めたのだ。
「After LIKE」は、“愛する勇気があるなら、いつでも飛び込め”というメッセージを盛り込んだ前作「LOVE DIVE」の延長となる楽曲。愛らしく優雅な自己愛を素材に、自信みなぎる愛の態度を歌詞に溶け込ませた。
キックリズムをベースにEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)、ポップ、ハウスなど、さまざまなジャンルが調和している。
特に、1980年に「グラミー賞(Grammy Awards)」を受賞したグロリア・ゲイナーの「I WIll Survive」をサンプリングし、ミニマルな魅力を引き立てた前作とは異なり、華やかさが際立つ。
通常、ガールズグループのサマーソングが真夏の“清涼感”を強調するのに対し、この楽曲は、1970年から1980年代風のレトロなメロディーで、去っていく“晩夏”に送る献辞のような雰囲気を醸し出した。
これに加え、MVやステージ衣装などで、1990年代後半から2000年代序盤のいわゆる“Y2K”感性を再現し、また別の楽しさを届けた。
面白いのは、IVEのメンバーは2002年から2007年生まれで、1970年から1980年代であれ、Y2Kであれ、自身が表現したその時代を、実際には経験していないということだ。
所属事務所のSTARSHIPエンターテインメントの関係者は、「IVEはMZ世代だが、今回の楽曲を通じて全世代をあわせ持つことを目標にしている」とし、「以前の楽曲では、特色ある歌詞と振り付けで、Z世代の共感を得たとするなら、今回はさまざまな世代と共感したいという思いで準備した」と述べた。
それとともに「今はZ世代ではあるが、流行が巡り巡って再びY2K世代になった」とし、「IVEの今回の楽曲は、MZ世代とX世代をつなぐ“輪”のような音楽」だと評価した。
大衆音楽評論家のチョン・ミンジェ氏は「『After LIKE』は、1970年から80年代のディスコとニューウエーブジャンルを用いた楽曲だが、音楽ファンは、ラップが目立つ構成的部分でY2K風な感性を覚える」とし、「このような面で、今回の楽曲がうけているようだ」と指摘した。
さらに「IVEのメンバーは、1970年から80年代やY2K世代ではないのに、この楽曲をうまく表現した」とし、「このような面で現在、最も注目すべきガールズグループだという点は明らかだ」と評価した。
このような勢いに乗り、IVEのメンバーは、音楽ステージだけでなく、バラエティ番組でも活躍している。
チャン・ウォニョンは音楽番組「ミュージックバンク」のMCとして活動。アン・ユジンはバラエティ番組に出演し、視聴者を魅了している。
