『共助2』、秋夕の劇場界を独走…『モガディシュ』などの再公開作、これを止められるか
2022年09月07日

ユ・ヘジンとヒョンビン主演の『共助2:インターナショナル(原題:공조2: 인터내셔날)』(以下、『共助2』)が、秋夕(チュソク、中秋節)の劇場界を平定すると予想される。そんな中、『モガディシュ 脱出までの14日間』をはじめとする名作が、ニッチな市場を狙い再公開される。また、名節の家族層をターゲットにしたアニメーションも披露される。
◇ 『アラジン』のシングアロンブームをもう一度
『共助2』は、秋夕の連休に合わせ公開される唯一の新作韓国映画だ。
劇場界は、『共助2』が連休初日となる7日の公開とともに当分は、多くの観客を呼び集めると予想している。口コミが広がり、瞬く間にヒットとなったコメディ映画『6/45(原題:육사오)』を除いて、これといった韓国映画の競争作がないからだ。
『共助2』は、コメディとアクションを半分ずつ織り交ぜ、家族全員が負担なく観覧できる典型的な名節映画でもある。前編の『コンフィデンシャル/共助』は、2017年の旧正月の連休に公開され、累積観客数は781万人を記録した。公開2日前となった5日午前の『共助2』の予約販売率は、61.7%となり独走を予告した。
『共助2』の“すきを狙った”ヒットが予想されるなか、新作よりむしろ再公開される作品が、観客のもう一つ選択肢となりうる。
2019年、予想をはるかに上回り累積観客数1,273万人を記録した『アラジン』が、『共助2』と同じ日に再公開される。ガイ・リッチー監督が演出した『アラジン』は盗みを働いていた“アラジン”が、ランプの妖精“ジーニー”に出会い、経験する冒険を描いたファンタジーだ。
公開当時、楽しい歌と陽気なダンスが観客を魅了し、“シングアロン”ブームを起こした。今回は、魔法のカーペットに乗った主人公の気分を味わえる効果を演出する4DX上映のみを行うにもかかわらず、現在の予約販売率は2位となっている。CGVの関係者は「連休期間に家族全員が楽しめる全体観覧可能(年齢制限)の映画」だと述べた。
リュ・スンワン監督の『モガディシュ 脱出までの14日間』は、1年ぶりに劇場で再公開される。1991年、ソマリアの首都モガディシュで発生した内戦により、孤立した南北の人物たちの脱出記を描く。
『モガディシュ 脱出までの14日間』は、昨年7月に公開され、累積観客数301万人を記録した。昨年の韓国映画のなかで最高の興行成績を出したが、パンデミックの渦中に公開されたため、スクリーンで観覧できなかった観客のために再公開すると配給会社は説明した。
◇ 韓国国内外のアニメーション3本公開
親子で楽しめるアニメーションも、秋夕の連休に合わせて一挙公開される。
8日に公開される『Pil(英題)』は、ある日突然姫になった“ピル”が、上半身はニワトリ、下半身は猫という奇妙な姿になってしまった王子を救うため、7人の騎士を集めて魔法の森に発つファンタジーアドベンチャー。フランスのアニメーション制作会社TATスタジオの作品で、女優のシン・イェウンが声優を務める。
韓国のアニメーションも2本公開される。『劇場版ママキジ:都市に行ったキジ家族(原題:극장판 엄마 까투리: 도시로 간 까투리 가족)』は、危険な大都市へと旅立つことになった“ママキジ”とキジのヒナ4羽の道のりを描く。クォン・ジョンセン作家の遺作「ママキジ(KATURI)」が原作となっている。
