映画『リメンバー』で80代に変身した俳優イ・ソンミン、「腰の曲がった姿勢や遅いアクションに挑戦した」

2022年09月28日

俳優イ・ソンミンが80代のおじいさんに変身する。
イ・ソンミンは最近、オンラインで開かれた映画『リメンバー(原題:리멤버)』の制作報告会で、「特殊メイクだけで毎日2時間くらいかかった」としながら、「(メイクだと知らない人は)おじいさんだと思っていた。妻に写真を送ったら、とても怖がっていた」と述べた。
来月公開される『リメンバー』は、80代で脳腫瘍末期のアルツハイマー“ハン・ピルジュ”(イ・ソンミン)が、昔、自分の家族を殺した敵を懲らしめるために乗り出す物語だ。アルバイトとして出会った20代の“インギュ”(ナム・ジュヒョク)がピルジュの復讐を助ける。
イ・ソンミンは、「年齢をカバーするのが、最大の宿題だった」とし、「すごくプレッシャーだったが、俳優として挑戦してみるだけの価値がある作品だった。一度うまくやり遂げられたら、また違う変化をくれるキャラクターだと思い、選んだ」と明かした。
彼は特殊メイクの他にも、歩き方や姿勢などを工夫して80代の人物になりきる努力したと振り返った。また、(腰が)少し曲がった姿勢をとっていたため、首椎間板ヘルニアとなるほどだったと述べた。「演技する時だけ腰を曲げなければならないのに、自分でも気付かないうちに日常でもそのように過ごしていた。撮影の間、ずっと(腰が)痛かった」と語った。
ピルジュの頼みで復讐を手伝うことになったインギュは、ナム・ジュヒョクが演じる。彼は「監督から“本当にこの時代を生きている平凡な20代の青年を演じてほしい”と言われたが、平凡さを演技するのが難しかった」と吐露した。
『リメンバー』の演出は『華麗なるリベンジ』(2015)のイ・イルヒョン監督が務めた。彼は「復讐のような話が少し重く見えるかもしれないが、思ったよりずっと面白く、気軽に見られる映画だ」と紹介した。
さらに「『リメンバー』は、すべての物語が現代において進行されている。また、激しく緊張感のある復讐劇というテーマをおじいさんが作っていくということも魅力的だった」と付け加えた。
80代の主人公が繰り広げるアクションは、スピード感に欠ける。しかしイ監督は、これを補うために赤い“スーパーカー”を使ったカーチェイスで緊迫感を加えた。
監督は「アクションは普通、『早く、もっと早く』だが、我々のアクションは『ゆっくり、もっとゆっくり』だった。何としてでもスピード感を具現しなければならないのに(80代)の人物だからできない。それを演出でカバーするといった具合だった。スーパーカーは、ドライバーの年齢に関係なく、速度が一定なので組み合わせが面白そうだった」と話した。
イ・ソンミンは、「スタントマンも今までやったアクションの中で一番大変だと言うほどだった」とし、「我々が楽な速度より、遅いスピードで力を絞り出さなければならなかった。一風変わった経験だった」と述べた。
『華麗なるリベンジ』でファン・ジョンミンとカン・ドンウォンのブロマンスを作り出した監督は、今回の作品で80代と20代という世代を超えたブロマンスを描き出す予定だ。
ナム・ジュヒョクは「『『華麗なるリベンジ』とはまた異なる本当にステキなブロマンスが出てくるだろう」と多くの関心を呼びかけた。

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