BTSのコンサート開催の釜山、紫色に染まる…各場所ではBTSイベントも
2022年10月17日

ワールドスターBTS(防弾少年団)のコンサートが開かれた15日、釜山(プサン)一帯が紫色に染まった。
同日午後6時に釜山アジアド主競技場で開かれた「2030釜山世界博覧会(EXPO)」の誘致を祈願したBTSの単独コンサート「Yet To Come in Busan」を、5万2000人が観覧した。
アジアド主競技場で開かれた公演の観覧権を手に入れることができなかった1万2000人あまりは、大型スクリーンに映し出される生中継を見るため、国際旅客ターミナルと海雲台(ヘウンデ)の海水浴場に集まった。
北港のイベント会場には、事前予約でチケットを確保した観覧客が列をなした。
公演が始まり、BTSの音楽に合わせ色とりどりのライトショーまで繰り広げられると、会場には割れんばかりの歓声が響いた。
海雲台の海水浴場の砂浜も、BTSの公演が始まるやいなや祭りの場に変わった。
特設ステージの観覧席に先着順で入場した約2000人のファンは、紫色のペンライトを振りながらスクリーンに向かって力強い歓声を送った。
入場できなかったファンは、湾岸道路などでスクリーンを見つめ、残念な気持ちを癒やした。
50代のファンは「BTSが好きな友だちが、アメリカから遊びに来ていて公演を見せてあげたかったが、入場がとても早く締め切られ、入れなかった」とし、「観覧席の外だが、コンサートが終わるまでは見守ろうと思う」と述べた。
釜山市は、2000人あまりのファンが訪問すると予想し、規制線を張っていた。しかし、規制線の外でも自由に公演を楽しむことができたため、予想を上回る観覧客が訪れた。
週末になり、海雲台を訪れた市民と観光客3000人あまりは、特設ステージの周辺のあちこちに集まって公演を楽しんだ。紫色のベストを着た警備員たちは現場を整理するのに奔走した。
海雲台の海水浴場には帽子やかばん、マスクはもちろん、ヒジャブ(イスラム教の女性が頭や体を覆うために使う布)や髪の色まで紫にしたファンでごった返した。
よい席を確保するため、午前6時から並んでいたというファンもいた。
同日午前8時から列に並び始めたというドイツ人のファンは、「高校の友だち2人とBTSのコンサートを見るために釜山に来た」とし、「公演を見たあとは甘川(カムチョン)文化村など釜山のさまざまな地域を観光する予定。とても楽しみだ」と述べた。
海水浴場近隣の繁華街である亀南路(クナムロ)にある商店街の至るところも紫色で覆われた。
コンビニやカフェなどでは紫色の風船や照明をつけARMYを歓迎した。
フランスから来たファンは「昨日から釜山を見て回ったが、街のあちこちでBTSのファンを熱烈に迎え入れてくれていて、うれしかった」とし、「今回のコンサートをきっかけに、釜山でEXPOの誘致を推進しているということを知ったが、うまくいくことを願っている」と述べた。
釜山市内にはBTSとARMYを歓迎するイベントや紫色で街をライトアップする催しものが行われた。
広安里(クァンアンリ)の漁坊祭りが開かれた広安里海水浴場では、BTSのメンバーの顔をドローンの明かりで描くドローンショーが繰り広げられた。
パラダイスホテル釜山は14日、BTSの公演前夜イベントと共にホテルを紫色にライトアップ。宿泊客や宿泊客以外も記念撮影ができるようフォトゾーンを用意した。
テーマパーク全体が紫色になった機張郡(キジャングン)のロッテワールド・アドベンチャー釜山では、BTSの公演のアフターパーティを準備した。
広安大橋、南港(ナムハン)大橋、北港G7、釜山タワー、釜山市庁なども17日まで毎晩、紫色に染まっている。
一方、釜山警察庁は同日午前10時から本公演会場となる釜山アジアド主競技場や北港、海雲台、外郭主要道路に交通警察600人を配置し、車両整備に乗り出した。
警察特攻隊と機動隊など約600人も配置し、万一の事態に備えた。
