チョ・ユリ(IZ*ONE出身)、励ましを伝える2ndニューシングルを発売…「私の欠点さえ愛するようになった」

2022年10月24日

「以前はずっと完璧を追求しようとしていたし、私の欠点を認められなかった時もあった。しかし今は諦めることを知った」
歌手のチュ・ユリ(IZ*ONE出身)は24日、ニューシングルのリリースを記念した共同インタビューで「以前は(完璧さだけを求めることが)私にとってどれほど負担になるのかも分からず、体を壊しながら仕事をしていた。今は『私ができるのはここまで』と、サッと切り上げる方法を学んだ」と語った。
彼女がこのように“諦めること”または“切り上げる”という言葉を出したのは、今回の新曲が疲弊したリスナーに贈る励ましの手のような歌であるためだ。
チョ・ユリの2ndシングル「Op. 22 Y-Waltz : in Minor」は、“私たちは皆、愛らしい存在”という温かなメッセージを盛り込んだ作品だ。“あなた”を愛する前に“私”自身から抱きしめてあげようという趣旨を表現した。
シングルにはタイトル曲「Loveable」をはじめ、自分自身を自由な“空白”になぞらえて表現した「Blank」、いっそう成熟したボーカルが印象的な「Favorite Part」まで3曲が収録された。
タイトル曲に「Loveable」はリズミカルなギターのリフとパワフルなドラムのプログラミングが際立つポップロックジャンルのナンバー。チョ・ユリ持ち前の音色で前向きな希望あふれるメッセージをおさめた。
このような励ましのキーワードは、前作の活動を終え、故郷である釜山(プサン)の友人と電話で話をしていた時に思い浮かんだという。
チョ・ユリは「次のアルバムで何の話をすればいいかと悩んでいたところ、友人が『私は完璧主義者が嫌い。むしろ隙と欠点がある人が愛らしい』と話をしてくれた。当時、この言葉を聞いて大きな励ましを受け、感動をした」と振り返った。
チョ・ユリは「完璧を追及しながら生きているのは私だけではないはず。このような励ましを他の人にも伝えてあげたかった」と作品の趣旨を紹介した。
新型コロナウイルス感染症の時代に突入して以来、“励まし(労わり)”を掲げた楽曲が多かったのではという言葉にはうなずきながらも、「私の自信よりは私の欠点も認めるという点で差がある」と強調した。
彼女は「私の欠点も認め、これさえも愛するようになったという内容」とし、「“中途半端でも大丈夫”という歌詞を聴きながら自分でも胸が熱くなった」と付け加えた。
2018年にオーディション番組を通じて結成されたガールズグループIZ*ONEとしてデビューした彼女のトレードマークはハスキーな歌声。まるで“指紋”のような彼女にしかない音色が、一時はストレスになったと明かした。ガールズグループの楽曲に合う澄んだ声ではないため、際立って聞こえるからだ。
チョ・ユリは「昔は、清らかな声が合うダンスナンバーは、私にはできないということを認められなかった」とし、「それでストレスを受け、そのぶん努力した」と振り返った。
しかし「つらい時期があったからこそ友人に励まされたし、“励まし”というキーワードに目が留まりこのようなアルバムを出すことになった」とし、「このような過程自体が人々に励ましとなりそうだ」と真剣に語った。
彼女は「誰にも出せない声を持っているからこそもっと愛される」とし、「昔はできる歌が限られていたとするなら、今は当時より実力も上がった。性格も温厚になった」と笑った。
人気ガールズグループのメインボーカル出身アーティストが、“性格が温厚になった”という意味を理解しがたかったが、過去のオーディションで彼女が掲げたスローガンを見ると容易に理解できた。その時代、覚悟の一言を言ってほしいという注文に「死ぬ覚悟で臨む」という決意を出したため、「諦める方法も分かるようになった」という今は、余裕があふれているというわけだ。
チョ・ユリは「グループ活動をしたあとでソロをやってみると、ご飯を食べる時や寝る時に仲間がいなくて寂しい」としながらも、「今は慣れてしまった。うまくやっていると私自身に伝えたい」と述べた。
彼女は今年の夏、ウェブドラマに出演し、役者としても活躍した。歌手から俳優として領域を広げていく過程を見せつけるかのように、彼女は劇中、ガールズグループのセンター役を演じ好評を得た。
チョ・ユリは「キャラクターが感じる悲しみも喜びも一緒に感じたので表現力がつき、歌手に戻った時もとても役に立った」とし、「以前は“安定している”と言われていたが、今回は(新曲の)レコーディングをした時、“ダイナミックだ”、“感情表現が確実になった”と言ってもらえてうれしかった」と述べた。
それでも「実は初めての演技は、方言のせいで苦労もした」とし、「方言(矯正)のレッスンも受け、標準語をうまく話そうと録音もした。このような過程を経て苦手な点を克服していった」と振り返った。
そして「人々が信頼して聴ける歌手、信頼して見ることができる俳優になりたい。チョ・ユリは信頼できるというタイトルが欲しい」とも述べた。

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