歌手ロイ・キム、感性バラードを引っさげ『,and』でカムバック…「新しいアルバムにとても満足している」
2022年10月26日

「アルバムの準備期間が長かったぶん、たくさん努力し、より多くの苦悩を盛り込んだ。今回のアルバムは少なくとも僕が聴くにはとても満足している」
シンガーソングライターのロイ・キム(本名:キム・サンウ、29)は25日、オンライン記者懇談会で緊張した面持ちだったが、新譜に向けた自負心だけは隠せない様子だった。
ロイ・キムが同日発売した4thアルバム『,and』は、2020年に発売したシングル「Linger On」以来、約2年5カ月ぶりにリリースするアルバムだ。フルアルバムとしては『The Great Dipper』以来、7年ぶりとなる。
ロイ・キムは「普通の人が感じる喜怒哀楽を収録曲に込めた」と新譜を紹介した。
新譜にはタイトル曲「It'll Be Alright」をはじめ、今月14日に先行公開した「Take Me Back In Time」、「The Black Between The Stars」、「Bedtime Prayers」、「I Should Have」、「Trust In Time」、「Hear Me Out」、「Well, Tonight」、「At Last」まで晩秋の感性を盛り込んだバラード計9曲が収録された。
「It'll Be Alright」は“いくら叫んでも、無駄に期待してみても、帰る道にあるのは寂しさだけだけど”という歌詞で、世知辛い世の中を生きていく人たちの孤独を率直に表現する。
ロイ・キムは「誰かに“元気か”と聞かれた時、自信を持って『私は元気だ』と話す瞬間は、人生で多くないように思う」と述べた。
そして「これ以上多くを望まず、僕の周りのものに満足し、温もりを伝えることを願う気持ちをこの楽曲に込めた」と付け加えた。
先行公開曲の「Take Me Back In Time」は2018年に発売された「Only then」や「The Hardest Part」に継ぐ、“別れ”シリーズにピリオドを打つ楽曲だ。ロイ・キムは別れの後に経験する悲しみや後悔の感情と、その感情を越えた成熟さを歌った。
彼は「(空白期後)初めて表舞台に立つが、どんな姿をお見せすればいいのかとても悩んだ」とし、「この楽曲は人生の喜怒哀楽を過ぎた後、その感情を理解し始めた僕の姿を盛り込んだ。そのため、この楽曲を先に公開することにした」と付け加えた。
2012年に放送されたオーディション番組で優勝し知名度を上げたロイ・キムは、翌年4月にデジタルシングル「BOM BOM BOM」を発売し正式にデビューした。
彼はデビュー後、優れたルックスと安定的な歌唱力を基に「Love Love Love」や、「Home」、「The Great Dipper」などをヒットさせ、歌謡界を代表するバラード歌手に定着した。
ロイ・キムは「つらい時間を通して、僕がやっていた音楽、そして歌手という職業が、どれほど価値あるものなのかとても考えた」とし、「僕の人生に、音楽がなくてはならないということを痛切に感じた」と振り返った。
ロイ・キムは来月3年ぶりの対面コンサートとなる「2022ロイ・キムコンサート」を開き、ファンと会う。
彼は「これまでファンの反応を見ながらとても励まされた。またロイローゼ(ファンダム名)と会えて、またその出会いを祝福してくださる人たちがいることにとても感謝している」と述べた。
