BTSのJIN、ライブ配信で語った入隊への思いや決心…「帰国後数日以内に軍関連の書類を準備する」
2022年10月31日

「もともと6月に入隊する予定だったが、ファンへの礼儀を守るため10月の(釜山)公演まで待った。涙の公演やりたくなくて、(入隊)発表が遅れた」
グループBTS(防弾少年団)のJINは28日、ファンコミュニティWeverseのライブ配信で「アルゼンチンの公演が終わって韓国に戻り次第、数日以内に軍隊に関する(書類を)書くと思う」と述べた。
彼は初ソロシングル「The Astronaut」の発売を記念したバンドColdplay(コールドプレイ)との合同ステージに出るため、配信時はアルゼンチンのブエノスアイレスに滞在していた。
ソロデビューを記念し行ったWeverseのライブだったが、メンバーの中で最初に入隊する彼は対外的に、事実上“タブー”だった軍に関する話を、腹をくくったかのように語り始めた。このテーマを、小説「ハリーポッター」シリーズで名前を読んではならない悪役の“ヴォルデモート”に例えたりもした。
JINの説明によると、当初彼は、アルバム『BE』を最後に入隊しようとメンバーと準備してきたという。
ところがその年の夏、新型コロナウイルス感染症のパンデミックと相まって発売した楽曲「Dynamite」がアメリカ・ビルボードのシングルチャート「HOT100」の1位となり、“大ヒット”を記録しながら計画が変わったと述べた。
JINは「『Dynamite』が予想以上に売れたため、新型コロナウイルス感染症の時期に悩みながらも、ファンがもっと喜ぶよう他の楽曲を出そうとなり『Butter』と『Permission to Dance』をリリースした」とし、「この2曲もヒットしたので、この時期に(軍隊に)行かないのは正しかったと思う」と振り返った。
さらに「『Permission to Dance』が最後だったが、コンサートはやって(軍隊に)行くべきだと思い、コンサートを行うことになった」とし、「メンバーと、軍隊に行ったら、コンサートがとても恋しくなるだろうと話をした」と付け加えた。
そして「コンサートも終わったが、その時期にグラミー賞が入っていた。それで、これが終わったら『OK、行こう』と言っていた。グラミー賞が終わり、軍隊に行く準備をしていた」とも述べた。
JINは「寒いのは嫌いなので、5~6月の夏に行きたかった。事務所からはOKをもらっていた」とし、「6月に団体(活動を)終了し、個人(活動)に入るという映像を流した。軍隊に行くと間接的に話を変えた」と、スッキリとしたような面持ちで打ち明けた。
今年の6月に団体音楽を当分の間休止し、ソロを中心に展開すると公表したこの“会食映像”は、韓国内外で大きな波紋を起こした。当時はまだ明らかにできなかった入隊を前提にした映像だったという説明だ。
通常、アイドルグループなら“書き入れ時”でなければならない今年の夏にこれといった活動がなかったのもこのためだと述べた。
JINはこのように夏に入隊すると思っていたが、また別の要因が生じた。まさしく「2030釜山世界博覧会」の誘致祈願コンサートだった。そのためこのコンサートを開催するかどうかについて、メンバー同士で意見も分かれたと述べた。
JINは「僕は必ず春か夏、遅くても秋に軍隊に行きたいとメンバーに話していた。ところが『これ(釜山公演)が最後の公演だ』。『これまでやってほしい』、『韓国では歓声を上げられる100%の公演ができなかった』とメンバーに説得された」と付け加えた。
JINは「寒い時に軍隊に行き、ファンに対する礼儀を守るか、公演をせずに僕が好きな暑い時期に行くか本当にたくさん悩んだ」としながらも、「ファンに対する礼儀は守らなければという思いがあり、公演をやって(軍隊に)入る方向で話した」と説明した。
JINは実際、15日の釜山コンサートの2日後となる17日に、方針を電撃発表した。
彼はこの時期に発表した理由については、「最後だと伝えて、ファンが悲しみながら公演を見るのは嫌だった」と述べた。
JINは同日、自身の意思とは関係なく社会を熱くした大衆芸術家を対象にした代替服務制の導入賛否論議に対する心境も率直に明かした。
彼は「韓国内では、この問題のゆえに僕たちが悪口を言われることもあった」とし、「悔しい気持ちがなくはない」と淡々と語った。
それとともに「僕たちは涙の公演(釜山コンサートを指す)をしたくなかっただけなのに、あちこちで『行かないのが正しい』、あるいは『とにかく行かなければならない』と(論議が)過熱し、批判された」とし、「残念ではあるが、ファンにとっては涙の公演とならなくてよかった。悪口は少し多かったが満足している」とこれまでの状況語る彼の表情はスッキリとして見えた。
