BTS、K-POP歌手初のグラミー3部門にノミネート…「光栄で感謝」

2022年11月17日

ボーイズグループBTS (防弾少年団)が、K-POP歌手で初めてアメリカ最高権威の大衆音楽授賞式「グラミー賞 (Grammy Awards)」の3部門にノミネートされたと所属事務所BIGHIT MUSICが発表した。
音楽界では、3年連続でグラミーに挑戦するBTSがK-POP歌手初の受賞になるか、大きな関心が寄せられている。
15日 (現地時間)に発表された「第65回グラミー賞」の候補者リストに、 BTSは「Best Pop Duo Group Performance」と「Best Music Video」部門で名を挙げた。
また、BTSがコラボした「My Universe」が収録されているバンドColdplayの9thフルアルバム「Music Of The Spheres」は、4大本賞「General Fields」の一つ「Album Of The Year」の候補に入った。
この部門では、フィーチャリングで参加したアーティスト、ソングライター、エンジニア全てを受賞者 (winner)としている。
Coldplayがこれを受賞すれば、BTSは「Album Of The Year」の受賞記録も持つことになる。また、このアルバムにソングライターとして参加したBTSのメンバーRM、SUGA、J-HOPEも受賞者として登録される。
そのため、「Best Pop Duo Group Performance」と「Best Music Video」、「Album Of The Year」の計3部門にノミネートされたというのがBIGHIT MUSICの説明だ。
BTSは、2020年と2021年にもグローバルヒット曲「Dynamite」と「Butter」で「Best Pop Duo Group Performance」にノミネートされており、3年連続でグラミー候補指名というK-POPの新しい歴史を書いた。
そのうえ、たった1部門の候補になるのも難しいと言われるこの授賞式で、複数の部門にノミネートされるという「驚きの成果」まで出したのだ。
まず、BTSはColdplayとのコラボ曲「My Universe」で「Best Pop Duo Group Performance」の候補に入った。
この楽曲は、BTSのメンバーが書いた韓国語の歌詞が、神秘的な雰囲気のメロディと調和し、人気を集めた。両グループは昨年11月に開かれた「2021 American Music Awards, AMAs」 で、合同ステージを初披露。
「My Universe」は、アメリカ・ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」の1位を獲得し、アメリカとイギリスの2大チャートに長期間ランクインするなど大ヒットとなった。
また、アンソロジー (選集)アルバム「Proof」のタイトル曲「Yet To Come」で、「Best Music Video」部門にノミネートされた。
「最高の瞬間はまだ来ていない」というタイトルで、これまで9年間の音楽生活を率直に語ったこの楽曲のMVは、アメリカの砂漠で撮影された。BTSの過去の歌を象徴する小道具をあちこちに散りばめ、ファンに懐かしさを与えると共に、秀麗な映像美で好評を博した。
「Yet To Come」のMVは、公開からわずか10日でYouTubeの再生回数1億回を超えるなど、世界で人気を集めた。
特に、今回のグラミー賞ノミネートは、BTSの最年長メンバーJINの入隊を控え成し遂げた成果という点でも意味が深い。
英語曲「Dynamite」と「Butter」でグローバル市場を席巻した2020~2021年とは異なり、今年は「Proof」の発売以外は、特にグループ活動を行わなかったにも関わらず、このような成果を出し、K-POPスーパースターのパワーを実感させた。
キム・ドホン大衆音楽評論家は、「BTSが (軍服務による)空白期に入る前に、また新たな記録を作った」と話した。
BTSは昨年、「American Music Awards, AMAs」で大賞の「Artist of the Year」を受賞するなど、「グラミー賞」以外のアメリカ主要大衆音楽授賞式は全て受賞している。
そのためメンバーもこれまで、グラミー賞に対する意思は隠していなかった。
メンバーのSUGAは昨年11月、アメリカ・ロサンゼルスで開かれた記者懇談会で「(グラミー受賞は) 当然簡単ではないが、飛び越えるべき障壁があり、挑戦できることに感謝している」、「10回たたいて倒れない木はない」(難しいことでも諦めずに続ければ成し遂げられるという意の韓国のことわざ)と語っていた。
JINもまた、「まだ僕たちが受賞できていないのがグラミー賞」だとし「まだ受賞できていないので、受賞したい」と受賞に対する思いを話していた。
チョン・ミンジェ大衆音楽評論家は「Coldplayが“My Universe”で、久しぶりに1位を取ったという意味もあり、イギリスと韓国のグループがシナジーを生み出したことを高く評価したようだ」、「BTSはK-POPグループではあるが、今やワールドアーティストで、西欧圏の歌手たちと同等に見られているということだ」と述べた。
BTSはこの日、公式Twitterを通じて「“Yet To Come”と合わせて、僕たちが参加した曲“My Universe”もグラミー候補に入り、光栄でありがたい」と明かした。
リーダーのRMは、ノミネート中継の画面をインスタグラムのストーリーで共有し、喜びを表した。
「Best Music Video」の候補者発表の画面では、「Yet To Come」のMVを演出したLumpens (ルンペンス)監督をタグ付けした。
BTSの他に、ノミネートされるのではと期待を集めたガールズグループBLACKPINKは、リストに入らなかった。
「第65回グラミー賞」は来年2月5日 (現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで行われる。

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