お笑いタレントのキム・ミンギョン、国際射撃大会で女性部51位を記録…秘められていた運動神経が話題に
2022年12月06日

“泰陵(テルン)が逃した人材”、“筋肉持ち”、“記憶を失った特殊要員”。お笑いタレントのキム・ミンギョンについて回るキャッチフレーズだ。このような単語が、彼女の驚くべき運動才能によって、立証された。
iHQウェブバラエティ「やれと言われたからやる! 今日から運動トゥン(ぽっちゃりさんの意)(以下、運動トゥン)」で、ウェイトトレーニング、格闘技、ピラティス、剣道など、様々な種目に挑戦してきたキム・ミンギョンがついに、国家代表として国際射撃大会に出場した。
5日、国際実用射撃連盟(IPSC)によると、キム・ミンギョンは先月、タイで開かれた「2022 IPSC Handgun World Shoot」で女性部選手52人のうち51位を記録したという。全体341人の中では333位だった。
成績は下位だが、わずか1年前にバラエティ番組で射撃を始め、国際大会の試合で失格なくすべての競技を無事に終えただけでも十分に意味のある成果だ。今回の大会に参加した大韓民国の国家代表チームの主将キム・ジュンギディレクターは、「私が初めての大会で出した成績より、キム・ミンギョンさんの成績のほうがよい」と称賛したりもした。
何より“やればできる”という精神で厳しい訓練をこなし成し遂げた成果だという点で意味深い。
キム・ミンギョンは、初めて銃を撃った時、映画のように片目を閉じて的に照準を合わせた。すると教官に『両目で見るほうが楽』と言われ、きまり悪そうに苦笑いをした。それほど射撃の知識がない状態でスタートしたが、教官のアドバイスでぐんぐん実力を上げた。
腰下から銃を素早く取り出し「バキューン!」、横に走って「バキューン!バキューン!」、うつ伏せになって「バキューン!バキューン!バキューン!」。「反動など知らない体」というテロップのように銃を撃った直後も、彼女の体は揺らぐことなく安定した重心を取った。教官たちは「素晴らしい」、「これ以上教えることがない」、「素質がある」と褒めた。
キム・ミンギョンの隠された運動神経が光を放ったのは、射撃だけではない。ジムでは足の力で重さ300キロのおもりを持ち上げ、キックボクシングを習うと、1日でボクシング場の館長をぶんぶん投げ飛ばしてしまうほどのキック力になった。柔軟性が必要なフライングヨガやピラティスも滞りなく優雅な動作をてきぱきとこなした。
このようにキム・ミンギョンが自身でも気付かなかった運動能力を発見するたびに、視聴者は歓呼する。ここには予想だにしなかったギャップが与える喜びがある。
これまで、体重が多いコメディアンは運動にまったく素質がなく、ひたすら食べることに執着する姿が映し出されていた。キム・ミンギョンもデビュー当初に出演した「ギャクコンサート」などでは、主に食べる演技をし、知名度を上げた。そのきっかけとなったのも、グルメ番組「美味しい奴ら」(iHQ)だ。
「運動トゥン」も、やりたくもない、できない運動を無理にさせるという一種の罰ゲームのようなコンセプトで始まった。ところが、どんでん返しが起きたのだ。一生“体育ではなく豚肉、運動ではなくうどん”を選択してきたキム・ミンギョンは、期待以上の運動能力を発揮し、各種目に挑戦しながら、いつも誠実に訓練に臨んだ。
自信をつけながら難しいミッションにも「やってみます」、「もうコツをつかんだ」と積極的に乗り出した。ピラティスに挑戦する時、キム・ミンギョンは「なぜスリムな人だけやるの?私もやる」と挑戦状をたたきつけたりもした。
このような姿に「基本の才能もあるが、いつも最善を尽くし、何でもできるという自信がステキだと思う」、「最初とは雰囲気が違う。ひそかに楽しんでいるようだ」とエールを送った。ある視聴者は「ピラティスは、私とは縁のない運動だと思っていたが、勇気を出してピラティスを始めた」とレビューを残したりもした。
キム・ミンギョンもやはり、番組で「私を見て勇気を得たという視聴者たちを見ながら、やりがいを感じた」と幸せそうに笑った。
大衆文化評論家のハ・ジェグン氏は「普通の運動コンテンツを見ると、大体そろって細くスラリとしたスタイルの人たちが出てきて、『私とは程遠い』という感じを与える。反面、キム・ミンギョンさんは『私の話のようだ』という共感を呼びながら、しきりに映像をチェックさせる」と説明した。
さらに「何より、表向きは運動があまり得意そうではないが、やらせればすぐできるうえ、毎回一段階、一段階成長する姿を見ながら視聴者たちは、自分が満足する」とし「運動を教えてくれるコーチ陣の称賛の洗礼も、キム・ミンギョンさんのポジティブな態度が与えるエネルギーも、人気の要因だ」と述べた。
一方、キム・ミンギョンが「2022 IPSC Handgun World Shoot」で活躍した様子は、7日の「運動トゥン」で計4回にわたり公開される。タイ現地の姿の映像はiHQのショートフィルム「Babayo」でも見ることができる。
