映画『幽霊』出演の俳優パク・ソダム、「甲状腺がんで声を失いそうになった」

2023年01月18日

俳優のパク・ソダムの声は、ハキハキとしていた。わずか1年前に“甲状腺がん”と診断されて手術を受けていた人とは思えないほど、表情が明るかった。
映画『幽霊(原題:유령)』のプロモーションのため、最近ソウル・鍾路(チョンノ)区のあるカフェで会ったパク・ソダムは、「新しいエネルギーをたくさんもらっているこの頃、一日一日がありがたく、ずっと元気に働きたいという気持ちが私の中にある」と明るく笑った。
パク・ソダムは2021年のがん闘病時を振り返りながら、「声の神経を失いそうになった」と打ち明けた。それとともに「約10個の腫瘍を取り除き、声がまったく出なかった。今日、映画『幽霊』のインタビューをこのようにすることができ、とても幸せだ」と述べた。
パク・ソダムは18日に韓国で公開される作品『幽霊』で、朝鮮総督府の政務総監秘書の“ユリコ”役を務めた。華やかな色感の服を身にまとい、どこでも気後れしない天真爛漫な姿を見事に表現。魅力を発散した。
劇中の迫力あふれるアクション演技は、映画『パラサイト 半地下の家族』の“キジョン”で知られたパク・ソダムとは全く違った。
彼女は、前作の『パーフェクト・ドライバー 成功率100%の女』でもアクションを披露したが、『幽霊』ではいっそう進化した訓練の賜物とも言える一流のアクション演技を届ける。
パク・ソダムは「人物が持つ感情を強大化して一度に見せることができるもの、キャラクターが持つ状況と感情を最大値に引き上げ、短い瞬間にインパクトを持って見せるもの。それが“アクション演技”だと思う。体力がある限り、アクション演技を続けたい」と明かした。
パク・ソダムは、 “チャギョン”に扮した先輩俳優イ・ハニと共に長銃を持って走り、転がる激しい演技を披露する。
彼女は先輩イ・ハニについて、「一緒に演技をしていてたくさん頼ってしまった。年齢差はそれほどないが、母親かと思うほど、存在感が大きかった」と述べた。
さらに「ハニ先輩は、私をとても気遣ってくださった。最近は甲状腺によいオイルを作ってくれた。いつも惜しみなく与えてくださる先輩だ。一緒にいるだけで心強い存在であり、母親のような存在。全てを管理してくださる方だ」とも付け加えた。
作品『幽霊』は、彼女ががんと診断される前に作業を終えた映画だ。パク・ソダムはその後、手術を受けて治療に専念した。体調を回復させようと最大限の努力はしたが、カメラの前に立つことはできなかった。
彼女は、新しい作品に出会うことを待ちわびていたかのように、「全てのことをやれるコンディションを作るため、準備をしている」と伝えた。その一環として昨年冬、34日間のヨーロッパ旅行に一人で出かけ、リフレッシュの時間を持ったりもした。
「一人でいると虚しく、寂しくて憂うつになりそうだと思ったが、むしろ自分自身を振り返ることができた。自分自身を“空にする作業”だったと言うか…」と述べた。
パク・ソダムは最近、“幸せそうだ”とたくさん言われると述べた。『幽霊』のVIP試写会に、先輩俳優シン・グやイ・スンジェが来てくれ、大きなパワーをもらったと嬉しそうに語った。
さらに「旧正月の連休の4日間はずっと、舞台あいさつをする予定だ。新しい観客に会うと緊張もするが、その時のその感情は、言葉で言い表すことができない。その感動だけで“俳優になって本当によかったな”とい思う。幸せだ」と明かした。

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