30年前のBTS的存在ソ・テジ、インスタで近況を報告
2023年01月26日

1992年初頭の音楽界は、バラード全盛期だった。
キム・ジョンスの「あなた (原題:당신)」や、キム・ヒョンシクの遺作「My Love, Stay With Me...」、シン・スンフンの「Invisible Love」は、その年の3月まで各種チャートの上位圏を席巻した。
そんな中、同年の3月23日にある1枚のアルバムが発売された。ソテジワアイドゥル (Seo Taiji and Boys)のデビューアルバムだ。
この3人組グループが、韓国大衆文化を変えるとは、誰も想像だにしないことだった。彼らの華々しいデビューにより、ほんの数日間で、多くのことが変化した。
複数の学校の校内放送で、口裏を合わせたかのように彼らの楽曲が流れた。
テレビとラジオでソテジワアイドゥルを目にした誰もが「I Know」を口ずさみ、彼らのアイコンであるクラブダンスをマネして踊り始めた。
その後の彼らのストーリーは、周知のとおりだ。
2ndフルアルバム「Hayeoga」、3rdフルアルバム「Dreaming of Bal-Hae」、4thフルアルバム 「Come Back Home」まで、それぞれ100万枚以上を売り上げ、20世紀の韓国大衆音楽の最後の10年を彩った。
歌手ソ・テジが最近、近況と共にデビュー30周年の感想を自身のインスタグラムにあげた。
コロナ感染により嗅覚を完全に喪失したことなど、自身の日常を赤裸々に明かした。
しかしファンの期待とは裏腹に、ニューアルバム発売のニュースは出なかった。
「皆さんが最も気になっているニュースは、アルバム発売の計画だろうが、今はどんな約束もしてあげられない。心が重く、痛い」、「それでも、時々は近況報告をしたい」と述べ、ファンをなだめた。
30年以上の時が流れた今でも、ソ・テジに対する郷愁は変わらない。
1990年代を描いたドラマや映画では、必ずと言っていいほど彼らが登場する。
当時は人気のぶん、様々なうわさが付きまとった。
ソ・テジの「Classroom Idea」を逆から聴くと、「血が足りない」という悪魔の声が聞こえるという怪談話まで出た。
ソ・テジは、歌王チョー・ヨンピルを越える文化革命家として多くの人の記憶に残っている。
国楽とラップを融合させ、「ギャングスタ・ラップ」や「テクノ」のような最新のポップジャンルを取り入れた「革新家」だからだ。
これはBTS (防弾少年団)やBLACKPINKといった現代のK-POP時代の根幹でもある。
だからファンは待っている。「COME BACK HOME」ではなく「COME BACK FAN」を。
