映画『カウント』で初の単独主演を務めた俳優チン・ソンギュ、「しっかり引き留めておきたかった映画」

2023年01月31日

これまで多彩な魅力の演技を繰り広げてきた俳優のチン・ソンギュが、初の単独主演作『カウント(原題:카운트)』で再び演技変身を試みる。
『カウント』は、元オリンピックのボクシング金メダリストで、今は平凡な高校体育教師と、反抗期真っ盛りのボクシング部学生たちとのドタバタ劇を描く。
チン・ソンギュは、映画『犯罪都市』の朝鮮族暴力団、『エクストリーム・ジョブ』の麻薬犯刑事、『スペース・スウィーパーズ』の宇宙ゴミ清掃船機関士、『共助2:インターナショナル(原題:공조2: 인터내셔날)』の犯罪組織のリーダーなど、さまざまなキャラクターを演じ好評を受けてきた。
彼が今回務める役は“いかれた犬”と呼ばれる教師“シホン”だ。選手引退後に、意地ばかりが残るシホンは、我が道を歩み、周りの人たちをひどく悩ませる。
チン・ソンギュは30日、ソウル・CGV龍山(ヨンサン)I'PARK mallで開かれた制作報告会で、「シナリオを初めて受け取ったときのは4年前」だとし、「あまりにも面白くて、しっかり引き留めておきたかった作品」だと振り返った。
さらに「今回の作品は僕と関連することが多かった。映画の舞台が僕の故郷の鎮海(チンヘ)で、俳優になる前に夢見ていた(職業の)体育の先生の役を務めることになった。劇中、ボクシングまでやることになった。同僚や家族、希望に関する物語なのでとてもやりたかった作品」だと付け加えた。
チン・ソンギュは出演作品ごとに務めるキャラクターを見事にこなし、主演に劣らない人気を得てきた。演技が上手い俳優として有名な彼だったが、初の単独主演作『カウント』においては緊張とプレッシャーが交差しているようだった。
チン・ソンギュは「ストーリーを引っ張っていく人物という負担がありとても悩んだ」とし、「同僚俳優たちが足りない僕をサポートし、不安を解消してくれた」と感謝した。
シホンの愛する妻“イルソン”役は女優のオ・ナラが務め、リアルな夫婦のケミストリーを披露する。
オ・ナラはチン・ソンギュと長年の縁がある。過去に演劇の舞台で共演した2人は、初めて映画で共演できたというだけで幸福感が大きいと喜んだ。
彼女は「チン・ソンギュさんが一緒だという話を聞いて、ぜひ共演しなければと思った。20年前に一緒に舞台で公演した記憶があり、後で映画で必ず会おうと言った。こんなふうに 制作報告会を一緒にやる日が来ることになり、とても感激している」とも明かした。
チン・ソンギュは「作品のキャスティングの際、オ・ナラさんが一緒にやると聞いて、絶対面白くて、幸せだと思った。オ・ナラさんは相手役の俳優が(演技を)間違ってもすべて受け入れてくれる俳優だった」と述べた。
劇中では八百長で棄権負けをしたボクシング部の選手“ユンウ”(ソン・ユビン)や、一度ハマったら最後までやる“ファンジュ”(チャン・ドンジュ)が教師シホンとリングの上でいざこざを起こしながら笑いを添える。
映画はコメディだが、ボクシングという激しい運動を素材にしたため、出演陣たちは撮影の2カ月前から厳しい訓練を受けたと述べた。
チャン・ドンジュは「レスリングをしていて運動には自信があったが、ボクシングが運動の中で一番大変な運動なのではと思った」とし、「とてもしんどかった」と振り返った。ソン・ユビンは「大変ではあったが、終わってからもボクシングのことをとても思い出した。ボクシングだけの魅力がある」と話した。
コミカルな演技で注目されてきた俳優のコ・チャンソクは、かつてシホンの師匠であり、学校の校長として出演し、重要な役どころを担う。
映画『カウント』は災難脱出アクション映画『EXIT イグジット』(2019)で942万人の観客集めた制作陣が参加した作品で、『トラブルシューター 解決士』(2010)を演出したクォン・ヒョクジェ監督の新作でもある。コロナ禍により公開が延期となり、来月韓国での公開を予定している。

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