映画『モンムンイ』の主演の俳優ユ・ヨンソク、「子犬に助けられ演技した」
2023年02月01日

「1千万人のペットを飼う人が見てくれると信じている(笑)」
映画『モンムンイ(原題:멍뭉이)』で主演を務めた俳優のユ・ヨンソクが先月31日、ソウルのMEGABOX聖水(ソンス)で開かれた制作報告会で、「見ていると和んで自然と笑みが浮かび、胸が温かくなる映画」だと語った。
3月1日に韓国で公開するされる『モンムンイ』は、“ミンス”(ユ・ヨンソク)が、弟のように可愛がっている愛犬“ルーニー”の新しい家族を探しに旅立つ物語だ。ミンスのいとこの“ジングク”(チャ・テヒョン)がその旅程を共にする。
演出を務めたキム・ジュファン監督は、亡くなった自身の愛犬2匹を思い浮かべながら作品を構想したと明らかにした。
さらに「前作の映画を準備しながらとても忙しくしていたある日、食事をしていたところ胸騒ぎがした。10年以上飼っていた子犬2匹がおり、母に犬は元気にしているかと尋ねると、『虹の橋を渡った』とのことだった。僕が忙しく大変そうにしていたので打ち明けられなかったと言われた…。家族だし、どんなことがあっても看取らなければならなかったのに、それができず後悔したので、人々にそれを伝えたかった。世の中の子犬たちがもう少し幸せになってほしいという気持ちもあった」と述べた。
前作『ミッドナイト・ランナー』(2017)で2人の警察大学の学生の友情をコミカルに描いたキム監督が、今回の作品では2人の親戚のブロマンスを盛り込んだ。
キム監督は「『モンムンイ』は、この2人が、家族の意味は何なのか、家族がどれほど大切なのかを見出していく旅程」だとし、「『ミッドナイト・ランナー』が息ぴったりの若者2人のコメディだったとするなら、『モンムンイ』は一種の“親戚バディ劇”」だと説明した。
同日、現場にはもう1人の主演俳優となる子犬ルーニーがサプライズで登場。監督と俳優たちは子犬ルーニーとの撮影で起こったエピソードを明かしたりもした。
キム監督は「子犬はコントロールができないので、放っておいた。『ナショナルジオグラフィック』(アメリカのテレビチャンネル)のようにドキュメンタリー風に撮った」と振り返った。
ユ・ヨンソクは共にタッグを組んだ子犬のルーニーについて、「驚くほど立派な子。むしろ僕が助けてもらった。(子犬に)便乗して(作品に)出させてもらったみたいだ」と笑った。
さらに「ルーニーはすでに訓練された犬だったが、長い間連れ添ったペットという感じを出すのは教育できない。撮影前から訓練所にしょっちゅう通い、遊びながら絆を深めた。そのせいか撮影の時は、自然にさまざまな感情を表現してくれた。僕がルーニーを見ながらつられて演技をすることも多かった」と付け加えた。
チャ・テヒョンは「撮影したときが夏だったので汗をたらたら流しながら演技をしたが、犬たちが疲れていそうな時はすぐに屋内に入れて休ませた」としながら、「これこそ“犬の人生がうらやましい”(遊んでばかりいる人がうらやましい、という意味のことわざ)だと思った」と笑った。
ユ・ヨンソクとチャ・テヒョンは2008年のドラマ以降以来、約10年ぶりに今回の作品で再会した。
ユ・ヨンソクは作品を選んだ理由にチャ・テヒョンを挙げた。「ドラマで共演した時、楽しい思い出がたくさんできた。久しぶりに映画を、それも親戚の兄として一緒にできてるなんてとてもうれしかった。兄さん(チャ・テヒョン)との“コンビネーション”が自然に見えるのではないかと思う」と述べた。
2020年6月に撮影を始めた『モンムンイ』は、新型コロナウイルス感染症の影響で公開を2年延期した。
チャ・テヒョンは「個人的には奇跡的な公開だと思う」とし、「結果がどうなるのかは分からないが、気楽に楽しくご覧になれる映画だということは確かだ」と強調した。
