H1-KEYの「Rose Blossom」、口コミを呼びチャートを逆走行

2023年02月02日

そうそうたる大手芸能事務所所属のアイドルグループの間をくぐり抜け、新年の歌謡界でジワジワと口コミを呼んでいる楽曲がある。
2日、音楽界によると昨年デビューした新人ガールズグループH1-KEYの先月リリースした「Rose Blossom」が、韓国最大の音源プラットフォームMelonで着実に順位を上げているという。
「Rose Blossom」は、バンドDAY6のYoung Kが作詞を手掛けた楽曲だ。逆境に立ち向かおうという応援のメッセージを、タイトルのとおり道端に咲くバラに例えた。
H1-KEYは、「私は建物の隙間に咲くバラ/索莫としたこの都市が/美しく染まるまで/顔を上げて踏ん張る 最後まで」と歌い、厳しい冬を送っている若者を励ました。
また「キレイでない花は全て/選んで切り取って」と、激しい競争にはまり込んだ世の中を自身ならではの方法で皮肉った。
この歌は、このような共感を引き出すメッセージと刺激の少ない穏やかメロディーに力を注ぎ、音楽ファンの口コミを呼んだ。
Melonによると「Rose Blossom」は公開後、デイリーチャートの1000位外に留まっていたという。ところが、リリースから18日目となる先月23日、887位となり、1000位圏内に浮上。その後、694位 (24日)、516位 (26日)、428位 (27日)、343位 (28日)、283位 (29日)と順調にランクを上げていった。
100位圏外ではあるが、いわゆる“BIG4”と呼ばれる大手芸能事務所所属のスターアイドルたちが上位圏にはびこり、ランキング内で身動きが取れない最近の音楽界の雰囲気を踏まえると、意味ある成果だと言える。物量の攻勢の面からも相対的に不利な中小芸能事務所所属の新人ガールズグループだという点で、なおさらだ。
H1-KEYの所属事務所GLGの関係者は、「メロディーラインが難しくないため、聴きやすく、胸を打つ (英語ではなく) 韓国語の歌詞が多いということが、音源成績を上げるのに一役買った」と分析。
そして、「ありがたいことに、以前の活動時と比べ、イベントのオファーの問い合わせも少しずつ入ってきている」とし「最近のアイドルグループの音楽放送の活動期間は、長くても2~3週間程度が一般的だが、歌が好評なので、5週間目まで活動を続けていく予定だ」と付け加えた。
H1-KEYは昨年、「Athletic Girl」でデビューし、2枚目のシングル「RUN」まで、“健康美”を全面に押し出した「運動アイドル」をコンセプトに活動してきた。ところがデビュー2年目を迎え、大々的にグループカラーを改編する「冒険」を強行。
GLGの関係者は、「直感的に目で見える“健康”を2回連続で表現したため、3回目の活動では変化が必要だと判断した」とし「内面の“健康”に焦点を移したおかげで、より多様な姿を見せることができた」と説明した。
奇しくも、歌を作詞したYoung Kの所属するDAY6が2019年7月にリリースした「Time of Our Life」も、公開から3年6カ月が過ぎた現在、チャートを逆走行している。
DAY6はこの楽曲で、「美しい青春の1ページ/一緒に書いていこう/君との青春でいっぱいにしたい」、「正直 僕よりも/君のほうが何倍も/大変だったと信じてる」という歌詞をアップテンポなポップロックメロディーに乗せ歌った。
現在、メンバーの軍服務によりグループ活動を休止しているにも関わらず「Time of Our Life」は、Melonのデイリーチャートで先月、105位まで上昇し「トップ100」入り目前となった。
DAY6のYoung K、WONPIL、DOWOONは昨年10月1日、KBS 2TV「不朽の名曲2」の国軍の日特集に軍人として出演。この楽曲を歌い、話題を集めた。
所属事務所JYPエンターテインメントの関係者は「解放感のある清涼なサウンドと希望のメッセージが込められた楽曲であるため、世代や時代の垣根を超えて愛されているのでは」と話した。
一方、ガールズグループIZ*ONE出身の歌手クォン・ウンビもやはり、弾けるビートが印象的な楽曲「Underwater」で1000位圏外から、先月には202位まで上昇し、目を引いた。
所属事務所Woollimエンターテインメントの関係者は、「クォン・ウンビの美しい声色と華やかなパフォーマンスに中毒性あふれるメロディーが加わって、逆走行を成し遂げた」と分析した。

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