映画『ウンナム』のパク・ソングァン監督、「お笑いタレントではなく監督として見守ってほしい」

2023年02月14日

「お笑いタレントではなく“監督パク・ソングァン”として見守ってほしい」
お笑いタレントのパク・ソングァンが、商業映画監督としての第一歩を踏み出した。100日間、ヨモギとニンニクを食べて人間になった双子の熊の話を描いた『ウンナム(原題:웅남이)』が、来月韓国での公開を控えている。
『ウンナム』を演出したパク・ソングァンは13日、CGV龍山(ヨンサン)I'PARK mallで開かれた制作報告会で、「独立映画の演出もしてみたが、商業映画は確実に違うということを多く感じた」とし、「映画を撮影中の、あるいはすでに撮影を終えた監督の方々は、すごいし、尊敬に値すると感じた」と述べた。
初の産業映画に『ウンナム』を選んだ理由については、「一番得意なことをやってみたかった」と述べた。
さらに「以前、短編映画を演出していたときは、重い映画をたくさん撮った。お笑いタレントという偏見を破りたかった。商業映画は、僕が一番得意なことをしなければならないと思い、コメディをやることになった。それが(コメディが)僕にとっては最大の武器かもしれないし、最大の敵かもしれないと思う。正直とても負担になったりはする」と付け加えた。
『ウンナム』のタイトルロールは、俳優パク・ソンウンが務めた。彼は双子の“ウンナム”と“ウンブク”で1人2役をこなした。ウンナムは、元警察で国際犯罪組織に対抗して共助操作を繰り広げる人物で、ウンブクは国際犯罪組織のナンバー2という人物だ。
パク監督は「パク・ソンウン先輩と14、15年前くらいに会ったとき、『僕は映画監督になるのが夢。いつか先輩と一緒にぜひ映画をやりたい』とお話をした」としながら、「夢が実現した」と述べた。
そして「(パク・ソンウン)先輩を思いながら書いたので、ウンナムは先輩がやらないと成立しなかった作品だ。タイトルも先輩のことを考えて作ったもの」と明かした。
パク・ソンウンは、「僕を思い浮かべながら(シナリオを)書いたというので、やらざるを得なかった」としながら、「一昨年、台本を受け取ったが、『この人がこれをやり遂げたのか』と思うと、感心した」と述べた。
1人2役を演じたことについては、「1人で2つのキャラクターを演じるのは、容易なことではなかった。双子なので、こいつは優しくて、あいつは悪いと思うのではなく、根本は同じだと思いながら演じた」と述べた。
『ウンナム』にはパク・ソンウンの他に、イ・イギョン、ヨム・ヘラン、チェ・ミンス、ペク・ジヘなどが出演する。
イ・イギョンは、ウンナムの地元の友人であり、ユーチューバーの“マルボン”を、ヨム・ヘランはウンナムの母親“チャン・ギョンス”役を務めた。チェ・ミンスは国際犯罪組織のボスの“イ・ジョンシク”、パク・ジヘはウンナムとマルボンの友人であり、地元警察の“ナラ”を演じた。
イ・イギョンは「ソングァンさんは、大好きなお兄さんなので、『少しでも(ソングァンさんの)お役に立てるならば、絶対にやりたいと言った」とし、パク監督に対する格別な愛情を示した。
さらに「ソングァン監督が、誰よりもプレッシャーをたくさん感じていたと思う」としながら、「ひどい脱毛症になり、股の間にも炎症ができて、歩くのが大変そうだった」と伝えた。
チェ・ミンスは「(キャスティングのオファーを受け)制作会社の代表は、どんな人なのかと気になった」と述べた。
そして「お笑いタレントが演出した作品は、以前にもあった。そういった作品は、最初の投資環境が甘くないはずなのに、それを進行した映画会社の代表は一体どんな人なのかと、とても気になった」と付け加えた。
さらに「パク・ソングァン監督も、初めて会った時は“言うことを聞かない“いたずらっ子”という印象だったが、今は顔つきがしっかりしてきた。ここで成功しなければならないという強い思いが、そうさせたのだと思う」と笑った。
ペク・ジヘは「檀君神話(韓国の神話)から始まった不埒な想像力を面白く表現した映画」とし、「楽しんでいただけたら」と述べた。

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