映画『リバウンド』主演のアン・ジェホン、「熱く迫力ある作品」

2023年03月15日

日本のアニメ「SLAMDUNK」のヒットに続き、韓国の高校のバスケットボール大会で突風を巻き起こした釜山(プサン)中央高校のバスケットボール部の実話を描いた映画『リバウンド(原題:리바운드)』が観客の元を訪ねる。
この映画は2012年、解散の危機に陥っていた釜山中央高校のバスケットボール部に、公益勤務の新任コーチが来て、6人の個性の強い選手たちと孤軍奮闘する様子を盛り込んだ作品だ。『リバウンド』というタイトルどおり、敗北感に満ちていた高校のバスケットボール部が、いかにしてこれを乗り越え、成功へと向かっていくかに焦点を合わせている。
バスケットボール部の新任コーチ“ヤンヒョン”は俳優のアン・ジェホンが担った。芸能界きってのバスケットボール選手として挙げられてきたグループ2AM出身のチョン・ジヌンは、6人の選手の1人 “キュヒョク”に変身する。名門フィムン高校のバスケットボール部出身である新人俳優のキム・テクは劇中、怪力のセンター“スンギュ”となり、ゴール下を守る。
アン・ジェホンは14日、ロッテシネマ・建大入口(コンデイック)店で開かれた制作報告会で、「熱い物語と迫力あふれる場面が多い映画」だと紹介した。
また、釜山中央高校のバスケットボール部の新任コーチを務めたカン・ヤンヒョン氏という実在の人物とのシンクロ率を高めようと、1週間で体重10キロを増量したというエピソードを伝えた。
「実際の映像を見ながら、できるだけそっくりにするほうがいいと思い、1週間で10キロ近く増やした。大変ではなかった。目標がある増量は難しくない。むしろそれ以上増やさないように調整するほうが難しかった(笑)」
作品を演出したチャン・ハンジュン監督は、「実話に基づいた作品なので、背景など、できるだけ当時と近いものを盛り込もうと努力した」振り返った。
「キャスティング段階から、当時の選手たちが着用していたバンド、靴、普段着などを、選手たち本人から借りてきた。映画を見た時に、あんなものまで用意する必要があるのかと思わせるほど、“元祖”の感じを生かそうと努力した」
撮影はほとんど、釜山中央高校の体育館で行われた。セットを作るのではなく、すべての場所を実際の場所で撮影したという点も今回の作品の特徴のひとつだ。
撮影目前に、体育館のドアが新しいステンレスのドアに変えられると、以前使っていた扉を持ってきて再び付け替えるほど、細心の注意を払ったとチャン監督は伝えた。
作品のシナリオは映画『工作 黒金星と呼ばれた男』やNetflixシリーズ「ナルコの神」で没入度の高い物語を届けたクォン・ソンフィ作家が務めた。
チャン監督と夫婦であるキム・ウンヒ作家は、脚色作業に参加した。彼女はNetflixの「キングダム」などのドラマの台本を書いたことで知られている。
来月5日に韓国で公開される『リバウンド』は、今年1月4日にスクリーンに公開され、最高興行記録を立てた『THE FIRST SLAM DUNK』から、バスケ作品という枠のバトンを受け継ぐことになった。
チャン監督は、『SLAM DUNK』のヒットの流れが『リバウンド』につながることを願うと語った。
彼は「ある意味、韓国の映画に大きく役立つと思う」としながら、「実写映画として、あるいは韓国の実話として、『SLAM DUNK』のブームをつないでいけたらと思う」と述べた。

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