映画『リバウンド』に出演のチョン・ジヌン、「もう2AMではなく俳優として見つめてほしい」
2023年04月04日

今年でデビュー15周年を迎えるグループ2AM出身のチョン・ジヌンが、俳優として跳躍台に立った。バスケットボール映画『リバウンド(原題:리바운드)』を通じてだ。
『リバウンド』は、高校最弱と評価された釜山(プサン)中央高校のバスケットボール部が、2012年に全国の舞台で連戦連勝を収め、書き下ろした奇跡の実話を基にした作品だ。
チョン・ジヌンは、不運なバスケの天才 “キュヒョク”役を演じ、コートの上を走り回った。
これまで低予算映画やウェブドラマを通じて役者転身を試みてきたチョン・ジヌンだが、実は芸能界きってのバスケの実力の持ち主だ。
バスケットボールだけは誰よりも自信があるが、作品の中の配役の比重が前作より明確に大きくなっただけに、俳優としてのプレッシャーはいっそう重くなった。
3日、ソウル・鍾路(チョンノ)区のあるカフェで会ったチョン・ジヌンは、「とてもやりたかった作品だった」としながら、「キャラクターが幸せになってほしいという気持ちだ。2AMのチョン・ジヌンではなく、俳優チョン・ジヌンとして見つめてほしい」と明るく笑った。
チョン・ジヌンは、「『リバウンド』のシナリオを読む前から、所属事務所のほうが先に、作品の出演を承諾していた」とし、「バスケットボールが好きな自分がシナリオを読めば、当然作品に出演することを望むと予想していたからだろう」と話した。
「会社が先に出演を決めたあとに、シナリオを読んだが、案の定、会社がなぜ先に承諾したのか理解でき、とても感謝した。チャン・ハンジュン監督とミーティングをしたときは、キュヒョクのキャラクターを必ずやりたいという思いがあったため、本当にすべてを準備して監督に『私でなければだめだ』というプレッシャーをかけた(笑)」
チョン・ジヌンも、劇中のキュヒョクのように、幼少時代バスケットボール選手を夢見ていたときがあった。彼はある中学校のバスケットボール部にスカウトされ、入学したが、練習や試合中の負傷を繰り返し、足首の手術を4度もして、選手の夢を諦めなければならなかった。
彼は映画を撮影する中で、キュヒョクの気持ちに加えて、足首の痛みを我慢してバスケットボールをしていた昔の自分を思い出したと振り返った。
「僕は、キュヒョクほど長い間、バスケをすることはできなかったが、足首の手術を4回もした。入隊しても手術するほどだった。けがと共に生きていた」
高校時代、2AMとしてデビューしたチョン・ジヌンもいつの間にか30代に突入した。作品の中で10歳前後の差がある後輩たちと体力の消耗が大きなバスケットボールの演技を反復的にするのは容易ではなかっただろう。
チョン・ジヌンは「撮影過程で体力的な問題はなかったのか?」と尋ねると、「日頃から負けることが嫌いなタイプで、体力は他の仲間たちよりあるのではないかと自負している」としながらも、「(正直)疲れるときがなくはなかった。そんな気配を出したくなかっただけ」と述べた。
チョン・ジヌンは『リバウンド』を演出したチャン・ハンジュン監督と初タッグを組んだ。話術が巧みで愉快なことで有名なチャン監督と共に仕事をした感想を尋ねると、「カリスマがすごい」と褒めたたえた。
「監督が面白い方になるまで、どれほどたくさんの人を観察し、会ってきたのかが分かった。一言で人を引き付けるカリスマはすごい方だと思う。まるで監督に見透かされていたということだろうか(笑)」
