映画『ドリームパレス』に出演のキム・ソニョン、アジアフィルムフェスティバルで主演女優賞を受賞
2023年04月06日

俳優キム・ソニョンが、映画『ドリームパレス (原題:드림팰리스)』で、第20回アジアフィルムフェスティバルの主演女優賞を受賞した。
キム・ソニョンは5日 (現地時間)、イタリア・ローマのファルネーゼ映画館で閉幕したアジアフィルムフェスティバルで、この栄誉を抱いたという。
韓国俳優としては2021年、映画『輝く瞬間 (原題:빛나는 순간)』で主演を務めた俳優ゴ・ドゥシムが、同映画祭の主演女優賞を受賞。今回、2年ぶりにキム・ソニョンがこのバトンを受け継いだ。
『ドリームパレス』は、新生活に期待を膨らませ新都市の新築マンションに入居した“ヘジョン” (キム・ソニョン)が、割引された分譲マンションをめぐって入居者たちと繰り広げる葛藤を描いた映画だ。カ・ソンムン監督の長編デビュー作でもある。
審査委員団は、『ドリームパレス』でのキム・ソニョンの演技について、「突然、馬の鞍から落ちた英雄が、知恵で勝利をつかんでいく過程を見て、感心するしかなかった」とし、「馬の鞍に再びのぼろうとする力を持つ彼女には、勝利が予見されており、彼女はカフカの旅行とも似たような、この映画を、自身の肩に背負って物語をリードした」と絶賛した。
2003年に始まり、今年で第20回を迎えたアジアフィルムフェスティバルは、先月30日から計32本のアジア映画を公開。
映画祭の3日目となった4月1日には、駐イタリア韓国文化院の後援で韓国映画を集中的に紹介する「韓国の日」が開催された。
上映された4本の韓国映画のうち、キム・ジョンウン監督の『ギョンアの娘 (原題:경아의 딸)』、カ・ソンムン監督の『ドリームパレス』、チョン・ジヨン監督の『死を告げる女』の3本は、コンペティション部門に選定。第79回ヴェネツィア映画祭に招待されたキム・ギドク監督の遺作『Call of God (原題:콜 오브 갓)』は、非コンペティション部門に選ばれた。
イタリアでも広く知られているキム・ギドク監督の遺作『Call of God』は、用意された180席がすぐに満席となった。
映画祭執行委員長のアントニオ・テルメニーニ氏は「韓国映画を見るために映画祭を訪れる観客が、年々増えており、年を重ねるほど韓国映画に対する関心が高まっていることを感じる」とし「特にキム・ソニョンさんの演技は、審査委員から大きな好評を得た」と明かした。
「韓国の日」の開催と、韓国映画の上映の支援、キム・ソニョンの主演女優賞の代理受賞を務めたイタリア韓国文化院長のチョン・イェジン氏は、「今後も様々な韓国映画がイタリアに知られるよう、努力したい」と述べた。
