1stフルアルバムリリースのリュ・スジョン、「悩み苦しむ瞬間も見せたかった」

2023年04月20日

ガールズグループLovelyz出身の歌手リュ・スジョンが、20日にリリースした1stフルアルバム「Archive of Emotions」には、これまで9年間、ファンが見てきた彼女の姿とは全く異なる姿が盛り込まれた。
いつも良い姿だけを見せたいというガールズグループあるいは芸能人の「仮面」を脱ぎ捨て、20代半ばに入った彼女が胸に抱く欲望、失望、憂鬱感を包み隠さず表した。
11曲全曲の作詞を一人でこなし、そのうちの8曲は作曲にも参加して、気持ちを込めた。
リュ・スジョンは最近、ソウル市・江南 (カンナム)区にあるカフェで行われたインタビューで、このような意外な姿について「良い瞬間ではなく、悩み苦しむ瞬間も見せたかった」と明かした。
彼女は、「今回は、以前お届けした自作曲とは異なり、アルバムを準備し始めてから1~2カ月以内に書いた曲。最近の感情をたくさん盛り込んだ」と紹介。
それと共に、この感情について「(20代半ばになると) 世の中が、また新しく見えた」とし「とても失望したし、新しい希望も見えたし、また別の形の感情もわいた」と付け加えた。
2014年、Lovelyzのリードボーカルとしてデビューした彼女は、親しみやすく愛らしい魅力で多くのファンに愛された。しかし、年齢を重ねるごとに感じる「限界」と「壁」に、憂鬱な感情も大きくなったと明かした。このような感じは、アルバムの始まりを告げる1stトラック「Non-Fantasy」にそのまま込められている。
リュ・スジョンは、「昔は、“夢は全てかなう”という希望にあふれていたが、現実に直面し、全ての夢がかなうわけではないという失望も感じた」と述べた。
「20代後半を駆けている人々が、この歌を聴いて元気を出すことができれば、うれしい。現実を悟りながら感じる痛みを癒してあげたかった」
タイトル曲「Grabby Girl」は、リュ・スジョンがこのような痛みを乗り越えたいという欲を、率直に表現した楽曲だ。アイドル活動に若さを注ぎ、ソロ歌手に転身した彼女らが、一般的な欲を捨てたというメッセージを伝えるのとは、正反対だという点で目を引く。
彼女は、「今回のアルバムを準備する前は、“アイドル出身だから、明るくなければならない”という悩みがあった。しかし、歌を書きながら、そんな悩みはしなくなった」とし「生きるということは、みんな同じなのだから、自然なほうがいいと思う」と話した。
そして「アーティストとして、また別のアルバムを作業したいという欲、今後も多くの制作に参加したいという欲がある」とし「人間的には、仕事に感情を注ぐ中でも、少しは肩の力を抜いていたいという気持ちがある」と笑った。
先行公開曲「Love or Hate」は、タイトルどおり、愛と憎しみについての話だ。普段、人との関わり合いの中で、はっきりと物事を言えないタイプのため、歌で表現してみたという。
リュ・スジョンは「昔は、周りの目を気にしながら、クヨクヨ悩む性格だったので、つらかった」としながらも、「今はそんな私の姿まで愛するようになった」と述べた。
以前人気だったアイドルグループが、最近になって続々と再結成している中、Lovelyzの歩みにも関心が集まっている。彼女は、「一大決心をして、“それぞれがやりたいことをしよう”となった結果なので、思い切りやった後に、機会を見ながら決めなければならないと思う」と慎重に語った。
それと共に、「小学生の時から、ニックネームが“涙”、“泣き虫”だったが、この9年間で強くなる方法を学んだ」とし「感覚としては3年目のようなのに、こんなにも時間が経った。少しポジティブに (世の中を)見られるようになったようで、いい歩みだったと思う」と過去の活動を振り返った。
「今回のアルバムには、悩みとつらさ、そして憂鬱な感情がたくさん入っている。でも、ファンにはむしろ、共感や癒しとして受け取ってもらいたい」

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