映画『犯罪都市3』のイ・サンヨン監督、「マ・ドンソクさんと“全て変えてみよう”と話した」

2023年06月01日

「マ・ドンソクさんと『犯罪都市3(原題:범죄도시 3』の素材を決めた時から話していたのが、“全てを変えてみよう”ということだった」

先月30日、鍾路(チョンノ)区にあるカフェで会った『犯罪都市3』のイ・サンヨン監督は、映画制作の裏話を語りながら「『犯罪都市 THE ROUNDUP』が、すごくヒットしたので、“下手に全てを変えてしまったかな”と後悔もした」と笑った。

パート3の素材に関する議論は、パート2の撮影中に行われたという。 先月31日に公開された『犯罪都市3』は、衿川(クムチョン)警察署の強力班からソウル広域捜査隊に異動した怪物刑事“マ・ソクト”(マ・ドンソク)が、日本のヤクザが関与する大型麻薬犯罪を一掃する物語を描く。

マ・ソクトのアクションとユーモアが中心という点では、前作の枠組みから大きく変わってはいないが、いくつかの重要な違いがある。 まず、マ・ソクトと対決する「ヴィラン(悪役)」が、1人から2人に増え、対決の構図に変化を与えた。韓国人“チュ・ソンチョル”(イ・ジュニョク)と日本人“リキ”(青木崇高)だ。彼らの中でも、ストーリーの展開の中心的な役割を担うのが、チュ・ソンチョルだ。 

イ監督は、チュ・ソンチョルについて「パート1~2のヴィランは、マ・ソクトを避けて逃亡するが、今回は逃げず、マ・ソクトに堂々と真正面から向かっていく力を持つ、自信と確信に満ちた人物として設定した」と述べた。 そして「パート1~2のヴィランを、殺人に対して原初的な人物として描いたとするなら、今回はお金への欲望に満ちた人間が、後半部でどんな選択をするかに焦点を合わせた」とし、「チュ・ソンチョルが、(パート1~2のヴィランより)劣っているとは全く思わない。ただタイプが違うだけだ」と強調した。

マ・ソクトが、衿川警察署の強力班からソウル広域捜査隊に異動したことにより、彼と呼吸を合わせる仲間も変わった。 イ監督は、「観客は、これまで見てきた親しみのある刑事がいなくなり、寂しい部分もあるかもしれない」としながらも、「(このシリーズを)さらに続けていくためには、一度は変化を与えなければならないと思った」と述べた。

『犯罪都市』シリーズは、パート8までを準備中だ。 彼は、『犯罪都市3』には登場しないマ・ソクトのこれまでの仲間について、「パート8まで続くので、(のちに)再登場してもいいかもしれない」と明かした。 

『犯罪都市』シリーズの中心は、やはりマ・ソクトだ。 イ監督はマ・ドンソクについて、「本当に周りをうまくまとめてくれる。現場で、スタッフや俳優たちを怒ったことなど一度もない」とし「“問題をこのように解決しなければならない”と言うのではなく、“どう解決しようか?”と課題を投げ、一緒に悩むタイプだ」と評価した。

パート1~2でマ・ソクトは、不意にブラインドデートの話をし、笑いを誘ったりしたが、『犯罪都市3』では、あまりそんな姿が見受けられない。 イ監督は、「今回もその話をすると、デートの相手が(映画に)登場しなければならない。最初のシナリオにはブラインドデートのシーンを入れていたが、少し雰囲気が合わないため無くした」と笑った。 彼は、「『犯罪都市』シリーズが進むにつれ、登場人物、事件、ヴィランが変わるが、アクションも進化し続けるだろう」とし、「その部分も期待していただきたい」と付け加えた。

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