マーゴット・ロビーの映画『Barbie』にFIFTY FIFTYの楽曲が…ハリウッド×K-POPのコラボが拡散
2023年06月27日

K-POP歌手たちがハリウッドの大作映画のOST(オリジナル・サウンド・トラック)に参加する事例が増えている。
巨大なファンダムを構築しているので、映画のプロモーション効果が大きいうえ、歌手の立場としてもグローバルなイメージを固めることができ、“win-win”であるためだという分析が出ている。
ガールズグループFIFTY FIFTYが歌う楽曲「Barbie Dreams」は、来月19日に韓国で公開されるグレタ・ガーウィグ監督の新作『Barbie(原題)』の挿入歌として起用された。
彼女たちはK-POP歌手としては唯一、OST参加アーティストのリストに名を連ねた。
デュア・リパ、ニッキー・ミナージュ、ハイム、ザ・キッド・ラロイ、カリード、チャーリーXCXなど、ビルボードチャートを丸ごと移したようなこのリストは、公開時から音楽・映画ファンたちの間で話題となった。アメリカのトップスター、マーゴット・ロビーとライアン・ゴズリングが主演し、『レディ・バード』(2018)や『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』(2020)を演出したガーウィグ監督の新作に登場する楽曲であるため期待はさらに大きい。
昨年11月にデビューしたFIFTY FIFTYは、ヒット曲「Cupid」で英米圏に名を広めている。この楽曲は、アメリカのビルボードチャートとイギリスのオフィシャルチャートで、K-POPガールズグループの最長“チャートイン”記録を更新している。
世界的な人気を博すグループBTS(防弾少年団)のメンバー・JIMINは、先月公開された映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』のOSTに参加した。韓国歌手がハリウッドを代表するシリーズである“ワイルド・スピード”のOSTを歌うのは初の事例だ。
JIMINが歌った楽曲は、アメリカのアーティスト、コダック・ブラック、NLE・チョッパーなどとコラボしたヒップホップジャンルのメインテーマ曲「Angel Pt. 1」だ。
アルバムとしても発売されたこの楽曲は、その後ビルボードの各種詳細チャートで上位圏を記録したりもした。
ガールズグループNewJeansのDANIELLEは、ディズニーの実写ミュージカル映画『リトル・マーメイド』の吹き替え版で、主人公アリエルを担い、「Part of Your World」などのOSTも歌った。
英語版ではないが、DANIELLEが初めて声優に挑戦し、歌を歌うだけでも関心が集中した。
一部では、専門の声優ではないDANIELLEをキャスティングしたのは、興行を念頭に置いていたからではないかという声が出たほどだった。
ハリウッドがK-POPの歌手たちと手を組む背景には、世界に広がっている巨大なK-POPファンダムにある。彼らの影響力がかなり大きいため、プロモーション効果を享受できるのだ。
ある映画界の関係者は「好きな歌手がOSTに参加したからといって、直ちに映画観覧につながるわけでないが、彼らがオンラインで関連の話をすれば音楽と映画が“セット”のように同時に話題になる」とし、「制作会社や配給会社の立場としては、ファンダムが自ら“プレ観客”に宣伝してくれるというわけだ」と述べた。
一例としてJIMINが出演した楽曲「Angel Pt. 1」のMVは、YouTubeで2,600万回再生され、JIMINが歌う楽曲が『ワイルド・スピード』の挿入歌となったという知らせは、ツイッターなどのソーシャルメディアで相次いでリツイートされた。DANIELLEの「Part of Your World」もYouTube再生回数1,100万回を記録した。
北米はもちろん、世界の観客に披露されるハリウッド映画の挿入曲を歌うのは、K-POP歌手のイメージアップにも一役買っているという分析もある。
大衆音楽評論家のキム・ドホン氏は、「ハリウッドとコラボすること自体が、その歌手はグローバルスターだという証になる」としながら、「今後もグローバル市場で成果を出すK-POPグループたちの映画音楽への参加は増えていくだろう」と見通した。
