ハ・ジョンウ&チュ・ジフン主演映画『非公式作戦』、気になるその内容は?
2023年07月14日

今年の夏の劇場街を盛り上げる韓国映画“ビッグ4”のなか、『非公式作戦(原題:비공식작전)』が真っ先にベールを脱いだ。13日、ソウル・江南(カンナム)区でマスコミ配給試写会を開いた『非公式作戦』の主役たちは、「ストーリーが興味深く、想像以上に面白い」(ハ・ジョンウ)、「多彩でリアルな話」(チュ・ジフン)などの表現で作品の魅力を説明した。
映画のあらすじはこれに先立ち公開された『モガディシュ 脱出までの14日間』(2021)と『交渉(原題:교섭)』(2022)と似ている。レバノンで拉致された大韓民国の外交官を救うために後輩の外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)が危険な旅を始め、現地で偶然韓国人タクシー運転手のパンス(チュ・ジフン)と組み、あらゆる曲折を経験する物語。実際に1986年にイスラム武装団体に拉致され、巨額の身代金を払って1年9か月ぶりに解放されたド・ジェスン書記官の話からインスピレーションを受けたが、具体的な内容は創作。
「大韓民国で初めて外交官が拉致されたが無事に帰ってきたハッピーエンドだったが、どうやって無事に帰ることができたのかがとても気になり、その部分を映画的な想像力で満たしたかった。ただ暗くなく、気軽に観ることができるよう、映画的快感を極大化させる方式で撮りたかった。実際の外交官も当時、政府がどんな風に対処したのか正確には認知しておらず、本人の話が顕著であることを負担に思われていたので、その方を救う過程を創作した映画だと許可を得た」(キム・ソンフン監督)
これに先立ち、映画『最後まで行く』や『トンネル 闇に鎖された男』、Netflixシリーズ「キングダム」を演出したキム・ソンフン監督は、手に汗握る“ドキっとする”演出が強み。しかし今回の作品ではあまり重くないように物語を解いていきたいという願い通り、ユーモアの比重を高めた。ハ・ジョンウがずうずうしい演技で笑いを導き、ずる賢い役柄のチュ・ジフンが作品のテンポを生かす方式。
「僕が務めた“ミンジュン”やチュ・ジフン俳優が演じるキャラクターも、そんなにプロフェショナルではない。少し不器用さと足りなさがあるキャラクターたち。そんな人物がさまざまな過程を乗り越えていく面白さがあるのではないか…。(Netflixシリーズ)『ナルコの神』で演じた“イング”が大きなターニングポイントのひとつを迎えたとしたら、ミンジュという人物は作品全体で約10回のターニングポイントがあったようだ。それほど成長した人物?」(ハ・ジョンウ)
「パンスはじっと待っているキャラクターではない。遠い他郷でひとりで生きてみようともがいている、前向きな人物。(名刺の代わりに)自分だけのコインのようなものを配ったり、客の目によく映えるように華やかな服も着る。例えば、韓国で外国人のタクシー運転手の方が、笠をかぶって韓服を着る努力をするんですよ。」(チュ・ジフン)
タンジェやカサブランカ、マラケシュなど、新型コロナウイルス感染症の大流行の真ん中でモロッコ各地を回りながら演じた2人の俳優に対してキム・ソンフン監督は、「絶対的に共感して信頼する人たち」という賛辞を送った。ハ・ジョンウは『トンネル 闇に鎖された男』で、チュ・ジフンは「キングダム」で監督とタッグを組み、2人の俳優はそろって『神と共に』に出演したことがある“親友”。「お互いの吸気と呼気が同じ、おそらく心拍数も同じではないか?」と思う間柄というのがチュ・ジフンの説明。
実際に2人の自然な演技は映画の至る所で輝く。多少足りないと思われる人物の動機変化や感情の動きを、卓越した演技の和で満たすような感じさえ受けるほど。4か月にわたって撮影した自動車の追撃シーンなどでは、観客にピリッとした緊張感を届ける監督の光る技が感じられるが、これ以外のユーモアを伝えようとする部分は、多少間延びしたり、流れを壊すように思えたりもする。最近、韓国映画で絶えず繰り返されている「私は大韓民国〇〇〇です」流の悲愴な宣言シーンを観客たちがどんなふうに受け入れるのかも未知数。『モガディシュ 脱出までの14日間』や『交渉』など似たような映画が多数出てきた点も興業に足を引っ張る恐れがある。
キム・ソンフン監督は既存の作品との差別点に対して「各自が行こうとする道、到達しようとする目的地が3つの映画すべて違うと思う」とし、「主材料が同じでもシェフの味付けによって他の料理が出てきそうだ」と話した。映画は来る8月2日に公開される。
映画のあらすじはこれに先立ち公開された『モガディシュ 脱出までの14日間』(2021)と『交渉(原題:교섭)』(2022)と似ている。レバノンで拉致された大韓民国の外交官を救うために後輩の外交官ミンジュン(ハ・ジョンウ)が危険な旅を始め、現地で偶然韓国人タクシー運転手のパンス(チュ・ジフン)と組み、あらゆる曲折を経験する物語。実際に1986年にイスラム武装団体に拉致され、巨額の身代金を払って1年9か月ぶりに解放されたド・ジェスン書記官の話からインスピレーションを受けたが、具体的な内容は創作。
「大韓民国で初めて外交官が拉致されたが無事に帰ってきたハッピーエンドだったが、どうやって無事に帰ることができたのかがとても気になり、その部分を映画的な想像力で満たしたかった。ただ暗くなく、気軽に観ることができるよう、映画的快感を極大化させる方式で撮りたかった。実際の外交官も当時、政府がどんな風に対処したのか正確には認知しておらず、本人の話が顕著であることを負担に思われていたので、その方を救う過程を創作した映画だと許可を得た」(キム・ソンフン監督)
これに先立ち、映画『最後まで行く』や『トンネル 闇に鎖された男』、Netflixシリーズ「キングダム」を演出したキム・ソンフン監督は、手に汗握る“ドキっとする”演出が強み。しかし今回の作品ではあまり重くないように物語を解いていきたいという願い通り、ユーモアの比重を高めた。ハ・ジョンウがずうずうしい演技で笑いを導き、ずる賢い役柄のチュ・ジフンが作品のテンポを生かす方式。
「僕が務めた“ミンジュン”やチュ・ジフン俳優が演じるキャラクターも、そんなにプロフェショナルではない。少し不器用さと足りなさがあるキャラクターたち。そんな人物がさまざまな過程を乗り越えていく面白さがあるのではないか…。(Netflixシリーズ)『ナルコの神』で演じた“イング”が大きなターニングポイントのひとつを迎えたとしたら、ミンジュという人物は作品全体で約10回のターニングポイントがあったようだ。それほど成長した人物?」(ハ・ジョンウ)
「パンスはじっと待っているキャラクターではない。遠い他郷でひとりで生きてみようともがいている、前向きな人物。(名刺の代わりに)自分だけのコインのようなものを配ったり、客の目によく映えるように華やかな服も着る。例えば、韓国で外国人のタクシー運転手の方が、笠をかぶって韓服を着る努力をするんですよ。」(チュ・ジフン)
タンジェやカサブランカ、マラケシュなど、新型コロナウイルス感染症の大流行の真ん中でモロッコ各地を回りながら演じた2人の俳優に対してキム・ソンフン監督は、「絶対的に共感して信頼する人たち」という賛辞を送った。ハ・ジョンウは『トンネル 闇に鎖された男』で、チュ・ジフンは「キングダム」で監督とタッグを組み、2人の俳優はそろって『神と共に』に出演したことがある“親友”。「お互いの吸気と呼気が同じ、おそらく心拍数も同じではないか?」と思う間柄というのがチュ・ジフンの説明。
実際に2人の自然な演技は映画の至る所で輝く。多少足りないと思われる人物の動機変化や感情の動きを、卓越した演技の和で満たすような感じさえ受けるほど。4か月にわたって撮影した自動車の追撃シーンなどでは、観客にピリッとした緊張感を届ける監督の光る技が感じられるが、これ以外のユーモアを伝えようとする部分は、多少間延びしたり、流れを壊すように思えたりもする。最近、韓国映画で絶えず繰り返されている「私は大韓民国〇〇〇です」流の悲愴な宣言シーンを観客たちがどんなふうに受け入れるのかも未知数。『モガディシュ 脱出までの14日間』や『交渉』など似たような映画が多数出てきた点も興業に足を引っ張る恐れがある。
キム・ソンフン監督は既存の作品との差別点に対して「各自が行こうとする道、到達しようとする目的地が3つの映画すべて違うと思う」とし、「主材料が同じでもシェフの味付けによって他の料理が出てきそうだ」と話した。映画は来る8月2日に公開される。
