映画「チョン博士退魔研究所:ソルギョンの秘密」主演のカン・ドンウォン、「楽しく見られる冒険活劇」
2023年08月23日

「本当に冒険活劇のような映画。楽しく気軽にご覧になれると思う」
今年の秋夕(チュソク、中秋節)に公開される「チョン博士退魔研究所:ソルギョンの秘密(原題:천박사 퇴마 연구소: 설경의 비밀)」(以下、チョン博士退魔研究所)の主演を務める俳優のカン・ドンウォンは22日、ソウル・龍山(ヨンサン)区のある映画館で開かれた制作報告会で、このように同映画を紹介した。
「チョン博士退魔研究所」は、幽霊の存在を信じないながらも、人の心を貫く洞察力や生まれつきの話術で退魔師になりすます“チョン博士”(カン・ドンウォン)が、幽霊を見る目を持つ“ユギョン”(イ・ソム)の依頼で恐ろしい事件に巻き込まれる話だ。
カン・ドンウォンは、『プリースト 悪魔を葬る者』(2015)でも幽霊を追い出す司祭を演じたことがある。
彼は「その時は神父になるための授業を受ける副祭の役を引き受けたが、今度は詐欺師」と、チョン博士とのキャラクターの違いを説明した。
NAVERウェブトゥーンの「憑依」が原作のこの映画は退魔を素材にしているが、現代的な設定で新しい感じを加えた。
チョン博士はYouTube退魔チャンネル「ハヌルチョンTV」を運営するインフルエンサーとして、ラップをするように呪文を叫びながらお祓いをする。彼の同僚“インベ”(イ・ドンフィ)は技術担当で、遠隔操縦爆破装置と照明弾などを活用する。
カン・ドンウォンは、台本に書かれていた “シャーマンよりはラッパーのように見える”というお祓いのシーンの説明、「そうすれば面白そうだと思った」と笑った。彼は「シャーマンの方々のYouTubeを見ながら研究もたくさんした」と打ち明けた。
「チョン博士退魔研究所」は、ダイナミックなアクションシーンも多い。チョン博士は幽霊を捕まえる武器である“七星剣”を振り回し、剣術を繰り広げる。スピード感のあるカーチェイスアクションも見ることができる。
カン・ドンウォンは「ジャンルを明確にひとつに分類することができない映画」としながらも、「退魔を素材にするが、オカルトよりはアクション映画に近い」と説明した。
この映画は、キム・ソンシク監督の演出デビュー作でもある。キム監督はポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』、パク・チャヌク監督の『別れる決心』、ホン・ウォンチャン監督の『ただ悪より救いたまえ』で助監督を務め、キャリアを積んだ。
キム監督は「チョン博士退魔研究所」について、「コメディー、アクション、ミステリー、活劇、ファンタジーがすべて入っている」とし、「家族全員が楽しむことができる映画」と強調した。
映画タイトルの“ソルギョン”は、幽霊を捕まえるための模様が書かれたお守りで、チョン博士の秘密と絡んでいる重要な素材だ。
キム監督は、ソルギョンが忠清道(チュンチョンド)地域の伝統お祓いで使われているとし、「その起源を探そうと公州(コンジュ)にある博物館を訪れ、実際に作業した先生にお会いして調査したりもした」と述べた。
「チョン博士退魔研究所」で、インベはチョン博士とテンポのいいやりとりを繰り広げ、笑いを醸し出す。なくてはならない重要な存在だ。
インベ役のイ・ドンフィは「台本を読んで、全身を投げ出して作品に溶け込ませることができるという確信を得た」と述べた。彼は「ずいぶん前からカン・ドンウォン先輩と作品をやりたいと思っていた。カン・ドンウォンさんと僕だけが映っているシーンを見て、(ルックスの違いに)恥ずかしくなったりもした」と冗談を言ったりもした。
幽霊を見ることができるユギョンを演じたイ・ソムは、演技するときに最も気を使った部分は何かという質問に、「瞳孔の拡張だ」と笑った。
人の体に憑依する悪鬼“ボムチョン”役は、ホ・ジュノが務めた。『密輸(原題:밀수)』にも出演したキム・ジョンスは、チョン博士と長い縁を結んできた骨董品店の“ファン社長”を、子役俳優のパク・ソイはユギョンの妹“ユミン”を演じた。
「チョン博士退魔研究所」は、千万映画の『ベテラン』(2015)、942万人の観客を集めた『EXIT イグジット』(2019)、『モガディシュ 脱出までの14日間』(2021)、今年の夏のヒット作『密輸』などを輩出した制作会社「外柔内剛」が手掛けた作品だ。
