公演にバラエティー番組出演まで縦横無尽…元祖ディーバたちが帰還
2023年11月08日

胸のつかえがとれるようなすっきりとした高音、座中を圧倒する余裕のある身振りと繊細な表現力。
先月27日と今月3日に公開されたKBS 2TVの音楽バラエティー「ゴールデンガールズ(原題:골든걸스)」の1話と2話で、元祖ディーバ4人が繰り広げた熟練のステージは、彼女たちを飾る数多くの肩書きも色あせるほどだった。
歌手シン・ヒョボム、パク(パン)・ミギョン、イン・スニ、イ・ウンミは“最近の歌”を彼女たちだけの個性で解きほぐす巧みさで音楽に対する渇きを一気に解消し、存在感を誇った。
最近の歌謡界では、彼女たちのように1990年代頃を華やかに彩ったスターたちが期待以上の人気を享受し、活動の領域を広げている。年末のコンサートだけでなく、音源発売、バラエティー出演まで、それこそ縦横無尽の活動し、“有効期間”なしに顔を出しているのだ。
数年ぶりに実現した単独公演は、待ちに待ったファンたちの心をときめかせている。
キム・ワンソンは今月18日にソウル、12月16日に釜山(プサン)で単独公演を繰り広げる予定だ。1986年に「Tonight」でデビューしたキム・ワンソンは、「That Dance in the Rhythm」、「Pierrot Smiling at Us」などでダンシングクイーンの仲間入りをした。これまでさまざまなフェスティバルの舞台に立ったりもしたが、単独コンサートを開くのは約5年ぶりとなる。
演技活動を中心に存在感を表してきたオム・ジョンファも来月9日と10日にソウル、23日に大邱(テグ)、31日に釜山で実に24年ぶりに単独コンサートを開く。彼女は1990年代に「Rose of betrayal」、「Invitation」、「Poison」、「Festival」などのヒット曲を残し、全盛期を享受したが、最近までも舞台に立つことは珍しかった。
独歩的な音色で着実に人気を集めてきた歌手イ・ソラもまたデビュー30周年記念の単独コンサートで4年ぶりにファンたちの元を訪れる。
この他にデビュー20周年を迎えるBig mama、バラード歌手LYnやGUMMYなど2000年代を席巻したディーバたちも12月に単独公演ステージを披露する予定だ。
歌謡界では元祖ディーバたちの活動が目立って増えた背景に、彼女たちと同じ時代を生きてきた中高年の消費層の支持が挙げられる。
イ・ソラの年末のコンサートのチケットは、前売り開始1分でソールドアウトとなり、しっかりとしたファン層を誇った。
イ・ヒョリ(Fin.K.L.)が先月公開した6年ぶりの新曲「HOODIE E BANBAJI」は、韓国国内の最大音源サイトMelOnチャート「TOP100」にランクインする成果を出したりもした。
大衆音楽評論家のチョン・ドクヒョン氏は、「購買力の高い中高年世代が歌謡界の消費主体に浮上し、彼らが幅広い消費を続けている」とし、「歌手たちの賞味期限が消えていっている」と分析した。
この他に歌手たちの“再誕生”をテーマにした番組も元祖ディーバたちを再び呼び出すのに一役買った。
今年単独公演が予定されたオム・ジョンファやキム・ワンソン、シングルをリリースしたイ・ヒョリが皆、音楽バラエティーに出演し注目を集めた人物たちだ。
その中でオム・ジョンファは先月のインタビューで、「番組を通じて私のためにも、ファンたちのためにもコンサートをしなければならないと思った」と言及したりもした。
すでにデビューした歌手たちにもう一度機会を与えようという趣旨を企画した再起動オーディション番組や、元祖ディーバ4人が出演している「ゴールデンガールズ」などもこのような傾向を強化している。
バラエティー番組への出演をきっかけに女性歌手たちがファン層を拡大していけるのかにも注目される。
