公開3週間で累積観客数736万人を突破した『ソウルの春』、人気はとどまるところを知らず
2023年12月14日

1979年12月12日、ソウルで起きた新軍部勢力の反乱を防ぐための一触即発の9時間を扱った映画『ソウルの春(原題:서울의 봄)』の人気は、とどまるところを知らない。
映画館入場券統合ネットワークの資料を見ると、12.12だった一昨日(12日)の1日だけで19万9,975人の観客が集まった。13日基準(公開3週間目)の累積観客数は、736万2,641人となった。
『ハンサン-龍の出現-』(726万人)を抜き、2020年のコロナパンデミック以後に公開された韓国映画のTOP 3に入った。また、逆走行の神話『マイ・エレメント』(723万)を抑え、2023年全体のボックスオフィスTOP 2入りも果たした。
■12.12日前に観客700万人を突破
まだ観客動員数500万人を超えていない頃、映画関係者はこう述べた。
「(累積観客数は)多くて7~800万人ではないだろうか。20代と30代の観客が予想より多いが、1000万人突破は簡単なことではない。楽観視はできない」
しかし、予想は外れた。
公開後、3週連続で週末(金~日)のボックスオフィスのトップを守り、公開2週目には累積観客数500万人を突破。12.12を翌日に控えた今月11日、累積観客数は700万人を超えた。
チュ・ソンチョル映画評論家は、「2週間が過ぎても勢いは衰えていない。むしろ観客数20万人以上程度だった初期よりも、さらに観客が入っているのを見ると、この映画がどこまでいくのか、見当がつかない。それほどヒットしていると言える」と語った。
■観客数700万人の映画は歴代でわずか41本… パンデミック以降、続編ではない作品としては唯一
歴代の韓国映画のうち観客数700万人を突破した映画は何本あるだろうか。『1987、ある闘いの真実』や『インサイダーズ/内部者たち』など41本のみだ。
2020年のコロナパンデミック以後に公開された映画では、『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)、『ハンサン-龍の出現-』(2022)、『犯罪都市 NO WAY OUT』(2023)の3本に過ぎない。
しかもこれらの共通点は、「前作のある続編」という点だ。続編ではない映画のうち観客数700万人を突破した作品は、『ソウルの春』が唯一となる。
■わずか19本という高い壁を越え1000万映画を目指せ!…『ソウルの春』、底力を発揮するか?
ヒットのスピードも歴代級だ。韓国映画の中の「1000万映画」と比較してみよう。
歴代の韓国映画の観客数700万人突破時点
▲『7番房の奇跡』(21日目)
▲『王になった男』(21日目)
▲『王の男』(33日目)
▲『ソウルの春』(20日目)
『ソウルの春』の観客動員のスピード(20日目に観客数700万人突破)が歴代の作品より速いため、観客数1000万人に対する期待はますます高まっている。
ちなみに、700万人を突破したのち1000万人までいった映画は『バトル・オーシャン 海上決戦』や『エクストリーム・ジョブ』などわずか19本だけだ。
■『ソウルの春』、本でも「春」を迎える?…関連書籍が逆走行
韓国の成人10人のうち6人は、1年に本を1冊も読まないという調査結果がある。
特に現代史は人気がない。ところが映画のヒットが書籍にまで影響を与えているのだ。
「チョン・ドゥファン(全斗煥)の最後の33年:彼はなぜひざまずかなかったのか(原題:전두환의 마지막 33년:그는 왜 무릎 꿇지 않았는가)」は、今年5月に出版され販売量は下落する傾向にあったが、映画の公開後、5倍近く売り上げが伸びたという。
「チョン・ドゥファンと80年代の民主化運動:ソウルの春から軍事政権の終末まで(原題:전두환과 80년대 민주화운동:서울의 봄에서 군사정권의 종말까지)」は2011年の出版作であるにも関わらず、売り上げが約40%以上アップした。(資料提供:YES24)
書店の片側に『ソウルの春』コーナーも登場した。
ソン・ミンギュYES24人文・社会担当PDは、「現代史関連の本は、需要が高い分野ではなかった。映画『ソウルの春』の公開がきっかけで、売れていなかった本もまた売れ始めてきた」と話した。
■『ソウルの春』が打ち上げた歴史…実在のキャラクターの自伝を探す
映画の中に登場する実在の人物への関心も高まっている。
特に劇中、チョン・ウソンが演じたチャン・テワン前首都警備司令官(劇中のイ・テシン)の自叙伝を探す方法を詳しく共有するブロガーもいる。
チャン前司令官が書いた本は、「12.12クーデターと私(原題:12.12쿠데타와 나)」で、1993年に出版され、今は絶版状態だ。
このブロガーは、記者との通話で他の人にも共有したいという思いで書いたと述べ、「映画を見てチャン・テシン司令官について知りたくなった。本がすでに絶版された状態だったので、“どのように探すべきか?”と考えてみたところ、国会図書館にあるようだったので検索してみた。幸いなことにPDFファイルまであった」と明かした。
■観客数1000万人へのカウントダウンは、いつ頃?
公開4週目でも底力を発揮し観客数800万人突破を目前に控えた『ソウルの春』。
「11月のピーク時に公開」、「コミカル要素なし」、「歴史ものでネタバレしている」…
このようにヒットの公式とはかけ離れたこの映画が観客数1000万人を超え、韓国映画のもう一つの歴史を刻むのか関心が高まる。
映画館入場券統合ネットワークの資料を見ると、12.12だった一昨日(12日)の1日だけで19万9,975人の観客が集まった。13日基準(公開3週間目)の累積観客数は、736万2,641人となった。
『ハンサン-龍の出現-』(726万人)を抜き、2020年のコロナパンデミック以後に公開された韓国映画のTOP 3に入った。また、逆走行の神話『マイ・エレメント』(723万)を抑え、2023年全体のボックスオフィスTOP 2入りも果たした。
■12.12日前に観客700万人を突破
まだ観客動員数500万人を超えていない頃、映画関係者はこう述べた。
「(累積観客数は)多くて7~800万人ではないだろうか。20代と30代の観客が予想より多いが、1000万人突破は簡単なことではない。楽観視はできない」
しかし、予想は外れた。
公開後、3週連続で週末(金~日)のボックスオフィスのトップを守り、公開2週目には累積観客数500万人を突破。12.12を翌日に控えた今月11日、累積観客数は700万人を超えた。
チュ・ソンチョル映画評論家は、「2週間が過ぎても勢いは衰えていない。むしろ観客数20万人以上程度だった初期よりも、さらに観客が入っているのを見ると、この映画がどこまでいくのか、見当がつかない。それほどヒットしていると言える」と語った。
■観客数700万人の映画は歴代でわずか41本… パンデミック以降、続編ではない作品としては唯一
歴代の韓国映画のうち観客数700万人を突破した映画は何本あるだろうか。『1987、ある闘いの真実』や『インサイダーズ/内部者たち』など41本のみだ。
2020年のコロナパンデミック以後に公開された映画では、『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)、『ハンサン-龍の出現-』(2022)、『犯罪都市 NO WAY OUT』(2023)の3本に過ぎない。
しかもこれらの共通点は、「前作のある続編」という点だ。続編ではない映画のうち観客数700万人を突破した作品は、『ソウルの春』が唯一となる。
■わずか19本という高い壁を越え1000万映画を目指せ!…『ソウルの春』、底力を発揮するか?
ヒットのスピードも歴代級だ。韓国映画の中の「1000万映画」と比較してみよう。
歴代の韓国映画の観客数700万人突破時点
▲『7番房の奇跡』(21日目)
▲『王になった男』(21日目)
▲『王の男』(33日目)
▲『ソウルの春』(20日目)
『ソウルの春』の観客動員のスピード(20日目に観客数700万人突破)が歴代の作品より速いため、観客数1000万人に対する期待はますます高まっている。
ちなみに、700万人を突破したのち1000万人までいった映画は『バトル・オーシャン 海上決戦』や『エクストリーム・ジョブ』などわずか19本だけだ。
■『ソウルの春』、本でも「春」を迎える?…関連書籍が逆走行
韓国の成人10人のうち6人は、1年に本を1冊も読まないという調査結果がある。
特に現代史は人気がない。ところが映画のヒットが書籍にまで影響を与えているのだ。
「チョン・ドゥファン(全斗煥)の最後の33年:彼はなぜひざまずかなかったのか(原題:전두환의 마지막 33년:그는 왜 무릎 꿇지 않았는가)」は、今年5月に出版され販売量は下落する傾向にあったが、映画の公開後、5倍近く売り上げが伸びたという。
「チョン・ドゥファンと80年代の民主化運動:ソウルの春から軍事政権の終末まで(原題:전두환과 80년대 민주화운동:서울의 봄에서 군사정권의 종말까지)」は2011年の出版作であるにも関わらず、売り上げが約40%以上アップした。(資料提供:YES24)
書店の片側に『ソウルの春』コーナーも登場した。
ソン・ミンギュYES24人文・社会担当PDは、「現代史関連の本は、需要が高い分野ではなかった。映画『ソウルの春』の公開がきっかけで、売れていなかった本もまた売れ始めてきた」と話した。
■『ソウルの春』が打ち上げた歴史…実在のキャラクターの自伝を探す
映画の中に登場する実在の人物への関心も高まっている。
特に劇中、チョン・ウソンが演じたチャン・テワン前首都警備司令官(劇中のイ・テシン)の自叙伝を探す方法を詳しく共有するブロガーもいる。
チャン前司令官が書いた本は、「12.12クーデターと私(原題:12.12쿠데타와 나)」で、1993年に出版され、今は絶版状態だ。
このブロガーは、記者との通話で他の人にも共有したいという思いで書いたと述べ、「映画を見てチャン・テシン司令官について知りたくなった。本がすでに絶版された状態だったので、“どのように探すべきか?”と考えてみたところ、国会図書館にあるようだったので検索してみた。幸いなことにPDFファイルまであった」と明かした。
■観客数1000万人へのカウントダウンは、いつ頃?
公開4週目でも底力を発揮し観客数800万人突破を目前に控えた『ソウルの春』。
「11月のピーク時に公開」、「コミカル要素なし」、「歴史ものでネタバレしている」…
このようにヒットの公式とはかけ離れたこの映画が観客数1000万人を超え、韓国映画のもう一つの歴史を刻むのか関心が高まる。
