EPIK HIGH、20周年公演を開催…「ファンたちがいなかったら乗り越えられなかった」

2023年12月18日

「一緒に笑って騒いで走っただけなのに…懸念、心配、苦悩を一瞬でも忘れられたのではないだろうか?(TABLO)
15日、ソウル・オリンピック公園ハンドボール競技場で開かれたEPIK HIGHの20周年コンサートは、過ぎ去った年月をファンと共に一つひとつ取り出してみる時間だった。
途中で割って入る熟練したコメントと客席の笑い声、メンバーたちとファンたちのぴったりの呼吸は彼らが共に歩んできた道を示すようだった。
EPIK HIGHは30曲に近いステージで3時間を休まず走り、アンコールステージでついに泣きそうになり、客席はしっとりと染まった。
「僕は実は感情表現する人ではないが、今日は少し胸がジンとする。芸能人になって本当によかったと思う」(DJ TUKUTZ)
「音楽を始める時、こんなに長い時間できるのかと悩みが多かった。20周年を祝ってくれる皆さんが今のEPIK HIGHを作った」(MITHRA)
今回の20周年コンサートは当初、16日と17日の2日間公演で企画されたが、前売り開始直後に全席ソールドアウトし、公演が1回追加された。
同日開かれた追加公演は、“ウィテンディン(イスを意味するウィジャとスタンディングを合わせた言葉。座席があるが立って楽しんでほしいという意味)”で行うというEPIK HIGH特有の機転の利いた案内と共に始まった。
20周年らしく音楽に対するメンバーたちの率直な話がナレーションで流れ、舞台の上の20個あまりの小さな画面に珠玉のようなヒット曲のタイトルが一つ二つ現れた。
照明が暗くなり、階段型の舞台に座ったまま姿を現したTABLOは、2007年に発売された楽曲「White Night」で注目度を一気に上げ、公演のオープニングを飾った。
続いて2階の舞台からMITHRA、照明に囲まれたDJ空間からDJ TUKUTZが順に登場し、ファンたちの歓呼があふれた。
「You can Fly!」
爆竹と共に「Fly」のステージが繰り広げられると、本格的な大合唱が場内を埋め尽くした。「High Technology」で耳を叩くような電子音が流れた時は、観客たちもクラブに来たように身を任せた。
「Love Story」や「Screen Time」では観客が、フィーチャリングを務めたIUやSEVENTEENのホシのパートを歌い呼吸を合わせ、「Love Love Love」や「1 minute 1 second」、「One」のステージは客席を約10年前のその日に呼び戻した。
EPIK HIGHは20年のキャリアのチームワーク、40代の“おじさん”たちの巧さで公演の合間ずっと余裕のあるユーモアも添えた。
舞台の両画面に上映された企業広告コンセプトの20周年記念映像と、映画『バービー』のキャラクター・ケンをパロディーしたDJ TUKUTZの映像は、客席の爆笑をそそった。
ファンたちはメンバーのギャグに呼応するかのように、悪口を意味する指の形をしたEPIK HIGHの公式ペンライト“パクギュポン”を絶えず空中に振った。どこでも見られない光景だった。
DJ TUKUTZは「初めての公式ペンライトだが、気持ちが複雑だ」と述べ、TABLOは「愛する僕自身と家族を悪く言う人々に渡したい」と笑った。
公演の後半部はエネルギーあふれる楽曲でいっぱいになった。
「New Beautiful」の中盤、メンバーがいっせいにセンターステージに飛び出し、花吹雪が飛び散ると、公演会場はあっという間に祭りの雰囲気に転換した。観客のジャンプする音も激しくなり、地響きもそのまま伝わった。
EPIK HIGHは全身を汗で濡らしながらも、2度のアンコールで退場と登場を繰り返し、1リットルのペットボトルで客席に冷たい水をかけながら熱気に応えた。
TABLOはアンコール曲「HOME IS FAR AWAY」のステージで、「この20年間、容易でなかった。皆さんがいなかったら一日も乗り越えられなかっただろう」と涙ぐむ姿も見せた。
「20周年だが、もう終わりかと聞かれる。来年は21周年と呼ばずに、1周年と呼ぶ!新しいスタートだ!」(TABLO)
同日の公演にはDynamic Duoやハ・ドンギュンもゲストとして出演し、それぞれヒット曲を披露した。
小学生の時からEPIK HIGHのファンだったという20代の観客は、「EPIK HIGHの歌詞にはまって、好きになってからもう10年あまりだ」とし、「『White Night』が流れた瞬間、戦慄が感じられた。もう死んでも思い残すことはない」と感想を伝えた。

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