映画『破墓』の主演俳優チェ・ミンシク、「キム・ゴウンの演技に感嘆」

2024年01月18日

「出演をオファーされた時に一番気に入ったのが、このキャラクターの地に対する態度だった。地の貴さに気づく、その価値観に引かれた」

チャン・ジェヒョン監督の映画『破墓(原題:파묘)』の主演俳優チェ・ミンシクは17日、中(チュン)区THE PLAZAホテルソウルで開かれた制作報告会で、シナリオを読んだ時を振り返りながらこう語った。

来月公開される『破墓』は、巨額のお金をもらって怪しい墓を建てた風水師と葬儀師、巫俗人たちに繰り広げられる奇妙な事件を扱った作品だ。

チェ・ミンシクは、40年の経歴を持つベテラン風水師“ソンドク”役を担った。チェ・ミンシクがオカルトジャンル映画に出演するのは、デビュー35年で初めてだ。

彼は、「普段から怖い映画は好きではない」としながらも、「監督を信じて出演を決めた。前作があまりにも良かったから」と出演の背景を明らかにした。

冤魂をなだめる巫女“ファリム”を演じたキム・ゴウンもやはり、『破墓』でオカルト映画に初挑戦した。親友のパク・ジョンミンが、キム・ゴウンのキャスティングを成功させるのに一役買った。パク・ジョンミンは、チャン監督の『サバハ』(2019)に出演していた。

キム・ゴウンは、「パク・ジョンミンから電話が来て、“『破墓』の台本を一度見てほしい”と言われた」とし「“監督が(ファリム役に)あなたを希望しているが、あなたが断るかもしれないから、あらかじめ話している”と言っていた」と明かした。

オファーを受け入れたキム・ゴウンは、先生として実際の無巫俗人を迎え、仕草、振る舞い、表情など、儀式全般の過程を学んだ。

先生の家を訪れ、一緒にご飯を食べながら練習に邁進したという彼女は、「経文を唱えてパフォーマンスをし、銅鑼を打つ全ての姿が専門家らしく見えなければならないというプレッシャ―があった」と述べた。

チェ・ミンシクは、キム・ゴウンが儀式をするシーンが「『破墓』の見どころ中の見どころだ」と強調した。

彼は、「キム・ゴウンさんの演技を見ると“うわあ”という声が、おのずと出てきた」とし「キム・ゴウンさんのことが心配にもなった。“このまま副業として始めるのではないか”、“ゴザを敷き出すのではないか”、“俳優を辞めてほしくない”と思った」と笑った。

葬儀師役のユ・ヘジンも、キム・ゴウンの演技について「僕なら、こなせなかった」と称賛した。

ユ・へジンも、役をこなすために遺骨の拾い方を習得したという。

彼は、「劇中の“ヨングン”は、大統領の葬儀を担うほど最高の葬儀師だ」としながら「どうすれば、不自然に見えないかとたくさん考えた」と説明した。

『破墓』でスクリーンデビューするイ・ドヒョンは、軍服務中のため制作報告会には出席できなかった。彼は、映像で「実力はもちろん、顔までいいMZ世代の巫俗人だ」とキャラクターを紹介した。彼はファリムの弟子 “ポンギル”を演じた。

『プリースト 悪魔を葬る者』(2015)、『サバハ』で独自のジャンルを構築したチャン監督の新作であるぶん、『破墓』に対する人々の関心は高い。オンラインで公開されたティザー映像の総再生回数が、1800万回を超えるほどだ。

しかしチャン監督は、『破墓』は前作の2本とは全く違う作品になると予告した。

彼は、「前作では、何としてもシーンを美しく撮ろうとしたが、『破墓』は俳優たちのエネルギーと勢いから出る不思議なエネルギーを収めたかった」とし、「目に見えないものを撮ろうとしたため、大変ではあった」と振り返った。

絶妙なリアルさを表現するため、『破墓』ではCGがほとんど使われていない。

チャン監督は、「オカルトではなく現実ファンタジーだと思って撮影した」とし「CGの力に依存せず、俳優たちにもブルースクリーンではなく本物(現場)を見せて演じさせた。それが俳優たちに対する礼儀だと思った」と語った。

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