映画『ドッグ・デイズ』に出演のキム・ユンジン、「ペットを通して成長する人々の物語」
2024年02月01日

今月7日に公開される『ドッグ・デイズ(原題:도그데이즈)』に出演する俳優キム・ユンジン(51)は、この映画の制作にも参加した。
『ドッグ・デイズ』の共同制作会社ZIONエンターテインメントのパク・ジョンヒョク代表は、キム・ユンジンの夫だ。原作のアメリカ映画『Dog Days』(2018)を見て、韓国映画にリメイクしようと提案したのもキム・ユンジンだった。
31日、ソウル三清(サムチョン)洞にあるカフェで会ったキム・ユンジンは、旅行中に原作を見たとし「旅行している10日間ずっと、映画が頭から離れなかった」と振り返った。
原作は、アメリカ式のユーモアが多い映画だった。版権を買い取った制作会社は、話の骨組みだけをそのまま残しながら、全面的に再構成し、韓国式のユーモアを散りばめた。キム・ユンジンは、「全く違う映画という感じがするほどで、キャラクターの職業、年齢、性別など、変更した部分が多い」と話した。
『ドッグ・デイズ』は、世界的な建築家“ミンソ”(ユン・ヨジョン)やMZ世代の配達員“ジヌ”(タン・ジュンサン)、独身の会社員“ミンサン”(ユ・ヘジン)、動物病院の院長“ジニョン”(キム・ソヒョン)、若い夫婦の“チョンア”(キム・ユンジン)と“ソニョン”(チョン・ソンファ)、 “スジョン”という女性の彼氏“ヒョン”(イ・ヒョヌ)と元彼(ダニエル・ヘニー)などの話が、オムニバス形式で展開される。全く関係ないように見える人々の話をひとつにまとめるのがペットの犬だ。
キム・ユンジンは、「複雑な世の中を生きていく様々な人々が、ペットの犬を通して成長していく物語だ」とし「自然と物語に没入させる穏やかさがある」と紹介した。
キム・ユンジンが演じたチョンアは、児童養護施設から“ジユ”(ユン・チェナ)を養子として迎えるが、ジユの心を開くことができず、悩む。そんな中、偶然にも保護犬を引き取ることになり、ジユの心が開いていく。
キム・ユンジンは、昔から犬と暮らす愛犬家でもある。彼女は、「幼い頃、アメリカに移住した際、ペットの犬を祖母に預けたことがある」とし、「犬と別れる時に犬の毛を切り、アメリカに持っていってにおいを嗅いだりしていた」と明かした。
今も犬を育てているというキム・ユンジンは、ペットから学ぶことが多いと話した。彼女は、「私たちは、瞑想やヨガのようなことをしながら、“今、この瞬間を楽しもう”と言うが、それができている人は、どれくらいいるだろうか」とし「これを一番実践しているのが、ペットではないだろうか」と話した。
華やかなキャストも、『ドッグ・デイズ』の強みだと言える。アカデミーの助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンをはじめ、映画の主人公を務めても遜色ないほど存在感を放つ俳優が数人登場する。キム・ユンジンも「キャスティングが重要な映画ではあったが、俳優陣がこれほど豪華になるとは思っていなかった」と打ち明けた。
彼女は、チョンアの夫を演じたチョン・ソンファについて、「ミュージカル“ジェントルマンズガイド(原題:젠틀맨스 가이드)”で、舞台の上を飛ぶように演技していた。それを見て“天性の俳優なんだな”と思ったことがある」とし「来世では歌手になるのが夢だからか、うらやましくなるほど歌が上手な方だ」と話した。
キム・ユンジンは『ドッグ・デイズ』の制作に参加しながら、映画に対する知識も深めた。彼女は、「俳優として活動し25年くらいになる。よく頑張ったものだ」とし、「これまで俳優として見てきた世界が広がり、大きな違いを感じた」と話した。
彼女は、“もう一度制作に挑戦する計画はあるか”との問いに、「制作は、数多くある選択の中で決断すべき時に伴う、骨を削るような痛みがどのようなものなのかを教えてくれた」としながらも、「たくさんのアイデアがあるため、機会があればまたやりたい」と答えた。
10歳でアメリカに移住し、演技を勉強したキム・ユンジンは『シュリ』(1999)、『ラッシュ(原題:러쉬)』(2000)、『Iron Palm(原題:아이언 팜)』 (2002)、『イエスタデイ(原題:예스터데이)』(2002)、『密愛』(2002)、 『6月の日記(原題:6월의 일기)』(2005)、『セブンデイズ』(2007)、『ハーモニー 心をつなぐ歌』(2010)、『ハートビート』(2011)、『国際市場で逢いましょう』(2014)、『時間回廊の殺人』(2017)、『担保(原題:담보)』(2020)、『告白、あるいは完璧な弁護自白』(2022)などの映画に出演した。アメリカのドラマ「LOST」と「ミストレス・アメリカ」シリーズも彼女の出演作だ。
彼女は、韓国俳優のハリウッド進出が活発になったことについて、「(私が活動していた時は簡単なことではなかったので)うらやましいし、一方でよかったとも思う」と話した。
