セリーヌ・ソン監督の映画『パスト ライブス/再会』、米独立映画賞の作品賞と監督賞を席巻

2024年02月28日

韓国系カナダ人の監督セリーヌ・ソンの映画『パスト ライブス/再会』が、アメリカの独立映画賞である「フィルム・インデペンデント・スピリット・アワード(Film Independent Spirit Awards)」で作品賞と監督賞をさらい、授賞式の主人公になった。
26日(現地時間)、アメリカの独立映画界の非営利団体「Film Independent」によると、前日夜、サンタモニカで開かれた「第39回フィルム・インデペンデント・スピリット・アワード」で、『パスト ライブス/再会』は最高賞である最優秀長編映画賞(Best Feature)と監督賞(Best Director)を受賞した。
授賞式の最後の順序である最優秀長編映画賞の受賞作として『パスト ライブス/再会』が呼ばれると、韓国俳優のユ・テオと韓国系俳優のグレタ・リーなど出演陣は歓呼し、舞台の上に上り受賞の喜びを分かち合った。
ソン監督は激しい感情を抑えながら、「皆さんと共にこの映画に対して話すことができるようになり本当に光栄だ」という受賞感想を述べた。
続けて「私たちの映画には東洋的な概念である“縁”があるが、現世で同じ空間と時間に存在し始めたということだけでも、われわれが以前の数多くの前世でお互いを知っていたという意味だ」とし、「私はこの映画を作りながらわれわれのチームとそのような感覚を受けた。すべてに本当に感謝する」と付け加えた。
ソン監督のデビュー作である『パスト ライブス/再会』は、韓国で幼い頃を共に過ごした2人の男女が、20年ぶりにアメリカのニューヨークで再会する話を描いた。監督の自伝的な経験を基にし、大半のセリフが韓国語で構成されている。
ソン監督は、ハン・ソッキュ、チェ・ミンシク、ソン・ガンホ主演の映画『ナンバー・スリー NO.3』(1997)で有名なソン・ヌンハン監督の娘でもある。
合わせて同日、韓国系のイ・ソンジン監督が脚本、演出を務め、スティーヴン・ユァンなど韓国系俳優たちが大勢出演したNetflixドラマ「BEEF/ビーフ」は、テレビ部門の「最優秀新作シリーズ(Best New scripted Series)」賞を受賞した。
またこのドラマの主演俳優アリ・ウォンは男女俳優を合わせて与える主演俳優賞(Best Lead Performance In a New scripted Series)を受賞した。
この授賞式は、もともとアメリカの独立映画を対象としていたが、2020年に受賞領域をテレビシリーズに広げた。
これに先立ち、Netflixシリーズ「イカゲーム」のイ・ジョンジェがこの授賞式で主演男優賞を、映画『ミナリ』のユン・ヨジョンが助演女優賞を受賞し、映画『パラサイト 半地下の家族』は、国際長編映画賞を受賞したことがある。

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