チョン・ジョンミ、4年ぶりにニューアルバムをリリース

2024年07月11日

歌手チョン・ミジョが10日、ニューアルバム『75』をリリースしたと所属事務所JNHミュージックが明らかにした。

今回のアルバムは、彼女が2016年に大衆音楽界へカムバックしてから4枚目となるフルアルバムだ。 2020年に出した前作『風のような日を生きて(原題:바람 같은 날을 살다가)』以来、4年ぶりとなる。

アルバム名の“75”は、チョン・ミジョの年齢から取った。

JNHミュージックは、「チョン・ミジョは、75歳という年齢でも驚くべき情熱を持っており、ただ自分だけができる大人の物語を品格ある音楽的言語で表現した」とし、「今回のアルバムは特に、チョン・ミジョが初めて後輩ミュージシャンたちとデュエットした作品であるため意味深い」と紹介した。

チョン・ミジョはこれまで、デュエット曲を歌ったことがほとんどない。

しかし今回のアルバムでは、ソン・テジン、ユ・チェフン、キム・ミンソク、John Park、イ・ヒョリ、ハリム、カン・スンウォンなど、人気の後輩歌手たちがフィーチャリングで参加した。アルバムに収められた12曲のうち7曲がデュエット曲だ。

JNHミュージックは、「これらの多彩な声が貫録溢れるチョン・ミジョのボーカルと交わり、曲ごとに特別な物語が出来た」と説明した。

ソン・テジンは、「統営(原題:통영)」で甘い歌声を用いて南都市のロマンチックなロマンスを、ユ・チェフンは「去ります(原題:떠나요)」で軽快なラテンリズムを活用してときめきを歌った。キム・ミンソクは「バイバイ(原題:안녕)」で別れの瞬間を、John Parkは「君の瞳(原題:너의 눈망울)」で私たちが失ったピュアな時間を描写した。

イ・ヒョリはチョン・ミジョと「母の春(原題:엄마의 봄)」い、母親の不在を淡々と歌った。

アルバムと楽曲の「オーナー」と言えるチョン・ミジョは、自分を押し出さず後輩たちに音楽的空間を渡した。ある曲では、さらに一歩後ろに引いたりもした。

キム・ハクソン音楽評論家は、「チョン・ミジョは、一緒に歌った後輩歌手たちに歌の年輪を伝え、代わりに若さを得た」と評価した。

今回のアルバムに収録された曲の多くは、2016年に発売された彼女の復帰作『37年(原題:37년)』をプロデュースしたジャズミュージシャンのソン・ソンジェが作曲した。チョン・ミジョと長い間呼吸を合わせてきたイ・ジュヨプがほとんどの楽曲の歌詞を手がけた。

アルバムのダブルタイトル曲は「統営」と「ノラ(原題:노라)」だ。

「ノラ」は、シンガーソングライターのイ・ギュホが作詞、作曲した楽曲で絶望と不安の時期を耐えなければならない若者のための曲だ。ソン・ヨンジュのピアノ演奏にストリングスサウンドとしっとりとしたチョン・ミジョの声が広がるのが特徴だ。タイトル「ノラ」は、歌詞の中にある「慰めたまえ」「慈しみたまえ」という終結語「~したまえ(韓国語:ノラ/노라)」から取った。

梨花(イファ)女子大西洋画科卒業と同時に、1972年にデビューしたチョン・ミジョは「瞳(原題:개여울)」と「懐かしい思い(原題:그리운 생각)」を同時にヒットさせ、1970年代最高の歌姫として愛された。彼女は、知的なイメージと気品あふれる声でパティ・キムに継ぐ歌姫と呼ばれ、「口笛を吹いて(原題:휘파람을 부세요)」、「花火(原題:불꽃)」、「愛の季節(原題:사랑의 계절)」などを次々とヒットさせた。

しかし1979年に突然引退し、フランス・パリに美術留学。画家や大学教授の道を歩んだ彼女は、2016年2月に『37年』をリリースし音楽界に戻った。

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