今年のBIFF、韓国映画功労賞の受賞者に故イ・ソンギュンさんを選定
2024年08月23日

10月に開幕する「第29回釜山国際映画祭(BIFF)」の韓国映画功労賞の受賞者に、俳優の故イ・ソンギュンさんが選定された。
BIFFの執行委員会は、韓国映画の地位を高め、世界的な成長に寄与した映画人に授与する韓国映画功労賞の今年の受賞者に、イ・ソンギュンさんを選定したと23日、明らかにした。
授賞式は10月2日の開幕式で行われる。
これと共に、彼の功労を称え追悼しようと特別企画プログラム「美しい人、イ・ソンギュン」を映画祭期間中に開催する。
特別展では彼の代表出演作6本を上映し、スペシャルトークを行う。
2010年のラスパルマス国際映画祭の主演男優賞を受賞した『坡州 パジュ』(2009)をはじめ、ホン・サンス監督のロカルノ映画祭の話題作でありイ・ソンギュンさんの活力あふれる演技が際立つ『ソニはご機嫌ななめ』(2013)、不道徳な刑事として出演し、強烈なアクションと緊張感あふれる演技を見せたカンヌ映画祭の監督週間招待作『最後まで行く』(2014)などが上映される。
韓国で初めてカンヌ映画祭のパルムドールや、アメリカ・アカデミー賞の4冠を獲得し、イ・ソンギュンさんを演技キャリアの頂点にのし上げたポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』(2019)、大統領暗殺事件に関わった剛直な軍人役を演じた彼の遺作『幸せの国(原題:행복의 나라)』(2024)も披露される。
映画の外で、淡々として温かな演技で励ましと感動をもたらしたドラマ「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」も、今回の特別展を通じてスクリーンで観ることができる。
計16話の中で、彼が演じた “パク・ドンフン”の感情と息遣いを1本の映画のように感じることができる5話を上映するという。
「第29回釜山国際映画祭」は、10月2日から11日までの10日間、映画の殿堂一帯で開かれる。
