ソロ新譜『FLOW』発売のSHINeeのオンユ、「歌う時が一番幸せ」
2024年09月04日

「失敗しても大丈夫。失敗したからといって、新しい挑戦ができないわけでもない。やり直せばいいだけ」
グループSHINeeのオンユはこの1年間、多くの変化を経験した。
2008年のデビュー時から所属していたSMエンターテインメントを離れ、ソロとして独り立ちに乗り出し、体調不良で約1年間、舞台を離れて休息の時間を持った。
マイクをしばらく置いている間、当てもなくヨーロッパに向かい、家族やマネージャーなしで旅をした。アメリカの大型公演会場を訪れ、人波に混じってバンドColdpkayのコンサートも観覧した。
オンユは、今年4月のSHINeeのグループコンサートで活動に復帰した後、今月3日に3rdソロミニアルバム『FLOW』を出し、ファンの元に帰ってきた。
新譜発売を記念して、ソウル・江南(カンナム)区で会ったオンユは、「肉体的につらくて休んでいたら、『僕は何ができるのだろうか』とたくさん考えた」とし、「本当にたった一つが残ったのが、歌だった。この仕事ならできるという気がした」と述べた。
彼は、音楽フェスティバル「WATERBOMB」に出演したことに触れながら、「これからも音楽フェスティバルやたくさんの方がいる場所で歌えるなら、それが一番大きな幸せだ」と述べた。
オンユは、「だから新しい会社に移籍する時に一番重要視したのが、公演だった」と説明した。今回の新譜についても、「僕が望む方向が多彩な公演をすることだった。公演のために出したアルバムだと思ってくださればいいと思う」と述べた。
「アメリカで休んだ時、蒸されるモヤシのようにぎゅうぎゅうに挟まれてColdplayの公演を見た。公演会場に向かう時、入場する時、飲み物を買いに行く時、その一瞬一瞬がとても幸せだった。ファンと大衆に、こんな気分を伝えたかった」
2008年に「Replay」でデビューした彼は、3、4年前までSMの宿所で生活した。幼い頃から芸能界生活をしていたので、一人でできることが何もなかったという。
彼は、「今回の旅行で、アプリのインストールや航空券の購入、ホテルの予約など、僕一人でできることが何もないということに気づいた」とし、「僕が自分で計画しなければという思いから、些細な失敗もしたが、とてもよい経験になった。さらに多くの挑戦をするきっかけになった」と振り返った。
彼は、「宿所生活を長くしてから一人暮らしをすることになり、光熱費の支払い、ごみの分別、ごみ袋の購入など、すべてが新鮮だった」とし、「一番大きく変わったのは、僕がお金の管理を自分でするようになったことだ」と述べ笑った。
オンユは、前回のソロアルバムでは、声と感性に集中したが、今回のアルバムでは観客との呼吸を念頭に置いた。全曲の作詞に参加したのはもちろん、プロデューサーとしてアルバムクレジットにも名を連ねた。
オンユは、「(楽曲を)しっかりと表現できる歌手オンユを作っていきたい。歌に想像力が加わる時、シナジーがとてつもなく大きくなる」とし、「クレジットにプロデューサーとして名前が書かれると、責任感が湧いた。自分の手で(アルバムを)作ったという気がする」と述べた。
アルバムには、タイトル曲「beat drum」をはじめ、ベースとファンキーなリズムが加わったポップナンバーの「MAETSRO」、物静かで夢幻的な感じの「Shape of My Heart」、ジャズR&Bポップの「All Day」、アナログシンセサイザーがポイントの「Focus」など6曲が盛り込まれた。
タイトル曲「beat drum」は、スマートなボーカルとシンセサイザーのメロディーが印象的な楽曲で、何かに走る気持ちがドラムビートになぞらえて表現されたナンバーだ。“魅力、魅力、魅力”と繰り返されるフレーズがキャッチーな印象を与える。
オンユは、「僕が引き出せる最高の結果だ」とし、「多くの人に喜んでもらいたい」と述べた。
「今できる音楽があり、昔やったからこそ美しい音楽がある。例えば『Replay』は僕が20歳の時に出した歌だが、そのときの“お姉さん”たちは今、家庭を持っているかもしれない(笑)。だから今、僕が表現できることをしたくて、今回の『FLOW』というアルバムを出すことになった」
