『ベテラン2』に出演のチョン・ヘイン、「観客たちを失望させない自信はある」

2024年09月12日

犯罪アクション映画『ベテラン』(2015)の続編で、今月13日に公開されるリュ・スンワン監督の『ベテラン2(原題:베테랑 2)』は、Part1のDNAを継承しながらも新しい感じがある。

ここに最も大きく寄与したのは、新たに合流した俳優チョン・ヘイン(36)だと言っても過言ではないだろう。

『ベテラン2』でチョン・ヘインは、主人公“ソ・ドチョル”(ファン・ジョンミン)が所属する強力犯罪捜査隊に入った末っ子刑事“パク・ソヌ”を演じた。

正義感の強い人物で犯罪者を捕まえる時は、危険さえいとわないパク・ソヌは、ソ・ドチョルと似ている。そんなパク・ソヌにソ・ドチョルは、「お前は俺と同じ“種類”だな」と喜ぶ。しかしパク・ソヌの過剰な行動は不安要素でもあり、ソ・ドチョルの心は複雑になる。

「プレッシャーがすごかった。Part1があまりにもヒットしたのでプレッシャーがないと言えばウソだ」

11日、ソウル・三清(サムチョン)洞のカフェで会ったチョン・ヘインは、“千万映画『ベテラン』の続編への合流にプレッシャーを感じなかったのか”という質問にこう答えて笑った。

「それでも現場に行き、メイクをして服を着替え、リハーサルして、カメラの前に立つとプレッシャーは感じなかった。その瞬間の演技にだけ集中した」

ミステリーを呼び起こすパク・ソヌは、演じにくいキャラクターだが、チョン・ヘインは澄んだ笑顔の片隅に冷たい表情を持つパク・ソヌを巧みに表現した。

彼は、「パク・ソヌという人物は、はっきりと規定できない混沌そのものだ」とし「色で言うなら冷たい青だ。パク・ソヌが犯罪者を安全家屋に連れて行く時、青い照明を当てられるシーンがある」と話した。

撮影現場でリュ監督は、チョン・ヘインに「少し不快で変な感じの印象」とだけ注文し、パク・ソヌがどんな過去を持つキャラクターなのかは、あえて説明しなかった。

チョン・ヘインは、「パク・ソヌのバックグラウンドやエピソードが出てくるほどキャラクターを表現するのが、かえって難しくなるという考えから、そのようなものは全て取り除いて演技した」と振り返った。

『ベテラン2』でチョン・ヘインは、ファン・ジョンミンと共に強烈なアクションをこなす。パク・ソヌが連鎖殺人の容疑者と絡み合って階段で転がりながら格闘するシーンは、『ベテラン2』の見どころに挙げられる。

チョン・ヘインは、「アクションはたくさん準備をしたので、それほど大変ではなかったが、一番つらかったのは寒かったことだ」と笑った。『ベテラン2』は、2022年12月にクランクインし、翌年4月にクランクアップした。

ファン・ジョンミンと共演したことは、チョン・ヘインにとって貴重な経験だった。チョン・ヘインは、「本当に素晴らしい演技を最前列で見た感じだった」と明かした。

「俳優は普通、カメラの前では情熱的に演技していても、カメラが相手の俳優に向くと軽く力を抜くことがある。ところがファン・ジョンミンさんは、カメラの後ろ側でも熱演を繰り広げていた。その前にいる僕が、しっかり演技できるようサポートしてくれたのだ。そんな姿が、すごく勉強になった」

韓国映画のアクション職人に挙げられるリュ監督と共に作業したのも、チョン・ヘインにとっては大きかった。『ベテラン2』の制作会社外柔内剛からオファーを受けた時、チョン・ヘインは「“これは現実か?”と思った」と振り返った。

「その時は、シナリオの完成本が出てなかった。リュ監督とお会いして、3時間近く話をしながら監督がどれほど悩み、たくさんの準備をして、キャラクターに愛情を持つようになったのかを感じた。シナリオを見ずにオファーを受けたのは今回が初めてだった」

その日から撮影する日が待ち遠しかったというチョン・ヘインは、『ベテラン2』の公開を控えた今は、「試験台に上がった感じだ」と述べた。

「映画に対する評価は、観客たちがすることだ。僕は試験台に上がっている。それでも試写会の時に映画を見たら、よく出来ていたので観客たちを失望させない自信はある」

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