aespaの「Supernova」ヒットの秘訣は?…聴けば聴くほど惹かれる妙な中毒性
2024年09月20日

ガールズグループaespaが5月に発売した1stアルバムの先行公開曲「Supernova」が、韓国を代表する音源プラットフォームMelOnの週間チャートで、歴代最長期間1位を記録し、“今年の最高ヒット曲”になりそうだ。
歌謡界では、この楽曲が初めて聴くには、聴きづらく異質的だが、“聴けば聴くほど惹かれる”妙な中毒性で、成功を収めたという分析が出ている。
歌謡界によると、5月13日に発売された「Supernova」は、MelOnの週間チャートで15週間1位をキープした。これは、14週にわたって1位を記録したNewJeansの「Ditto」を超えた記録で、MelOnの週間チャート史上最長1位の事例となった。
「Supernova」は、今年の年間チャートでも最上位圏のランクインが確実視されている。
aespaと所属事務所のSMエンターテインメントとしては、2021年の「Next Level」(4位)以来、3年ぶりにMelOnの年間“トップ5”のヒット曲が出ると期待している。
「Supernova」は、重みのあるキックとベース基盤のミニマルなトラックサウンドが印象的なダンスナンバーで、自分の中の大爆発を超新星になぞらえて表現した。
SMの「One Production」(aespa担当プロダクション)のA&R担当者は、「“鉄の味”と表現されるaespaの強烈でパワフルな音楽色を維持しながらも、アプローチしやすい構成と進行で、大衆性を逃さなかった」と、この楽曲の人気の秘訣を分析した。「初めて聴いた時は、少し聴き慣れないかもしれないが、繰り返し耳に残る歌詞も(人気の)大きな理由だ」と付け加えた。
SMは、実際にaespaのアイデンティティである独特な世界観を適切に表現するため、“原初”、“Hyperstella”、“Body Bang”など、K-POPの歌詞では珍しい表現も果敢に使用した。
aespaは、これまで展開してきた未来的な世界観を、「Supernova」の音源とMVで聴覚的、視覚的に華やかに具現した。これに加えた、“事件は近づいてくるAh Oh Ay/激しく大きくなる Ah Oh Ay/質問は続く Ah Oh Ay”といった歌詞で、面白さを加えた。“私たちはどこから来たのかAh Oh Ay”と根源を掘り下げる哲学的な質問と、「Su Su Su Supernova”という中毒的なフレーズは、一種の“ミーム(Meme、オンラインでの流行コンテンツ)”としても消費された。
SMは、「Supernova」が出るまでに数回修正をし、完成度を高めるため、心血を注いだ。とても愛されたダンスブレイクパートも当初は長かったが、飽きないように半分ほどに減らした。
SMの関係者は、「楽曲にaespaの個性を加えるため、ドラムやベースを補強し、サウンドの側面で重みを加える作業を作曲家たちと行った」とし、「同時に、パートごとにリズムやシンセサイザーサウンドに変化を与えた。サビも小節ごとにシンセサイザーやドラムを追加する構成で修正するなど、最適なバージョンを作ろうと、作曲家たちと9回の修正作業を経た」と説明した。
大衆音楽評論家のイム・ヒユン氏は、「『Supernova』は、半音を活用した和声進行構造と、“Nova/can't stop/hyperstellar”とする16音符のずれが特徴だ」とし、「このように平均律や定型化された進行からずれた構造は、不安定で聴きづらい印象を与えると同時に、非常に強い中毒性を与えた」と評価した。
イム評論家は、歌詞については、「K-POP市場において、“愛と別れ”以外のテーマでは、“私が最高だ”というような自己肯定をする楽曲がヒッしていたが、『Supernova』は浮雲をつかむように聞こえる“私たちはどこから来たのか”という歌詞で1位を席巻した」とし、「これは非常に異例的な現象だと指摘した。
大衆音楽評論家のキム・デホン氏は、「『Supernova』は、aespaというグループの宇宙的、未来的なコンセプトをうまく具現した楽曲だ」とし、「楽曲の珍しい構造や振り付けが、バイラル(口コミ)で休息に拡散するポイントになった。楽曲自体が持つ“衝撃”があった」と述べた。
