10thミニアルバムを発売したCNBLUE、「前よりも完成した姿を見せることができるのでラッキービッキー」
2024年10月17日

“バンドブームがもっと早く来ていればよかったのに”という気持ちがあるのは事実だ。でも今は、前よりもレベルアップした姿を見せることができるので、“ラッキービッキー”(想定外の出来事を前向きに解釈する流行語)だと思う」(チョン・ヨンファ)
CNBLUEは、最近のバンド音楽ブームがうれしくもあり残念でもあると述べた。
2010年に「Loner」でデビューして以来、アイドルという偏見と闘ってきたため、バンドのスキルを見せられるチャンスが来たのは喜ばしいことだが、今になってブームが来たのは少し遅すぎるようにも感じるということだ。
特に、バンド音楽に対する関心に支えられて成長した姿を見せたいというCNBLUEは、今月14日に発売された10thミニアルバム『X』に、新しい覚悟を込めたと明らかにした。
最近、ソウル・FNCエンターテインメントの社屋で記者たちに会ったCNBLUEは、「僕たちもバンドブームを起こそうと、多くの時間と努力を費やした」とし、「バンド音楽が流行しているぶん、僕たちの音楽で人々を納得させることができるという確信がある」と述べた。
『X』には、ハ・サンウク詩人の詩句を引用し、別れた恋人に対する恋しさを表現したタイトル曲「A Sleepless Night」をはじめ、計6曲が収録された。ベーシストのイ・ジョンシンが作った「Personal Color」とドラマーのカン・ミニョクが作った「Tonight」は、それぞれの個性が際立つ。
メンバーたちは前作との違いとして、“加工されていないリアルな楽器サウンド”を挙げた。これまでは、加工したサウンドを入れて明るい音楽を作ることに集中していたという彼らは、3年ぶりにリリースしたアルバムで変化を試みた。
チョン・ヨンファは、「かつては、聴きやすい音楽だけを作ろうとした時期もあった」とし、「最近はまた、リアルなサウンドがいいということを感じている。今回のアルバムも、原初的な音楽を作ろうという方向で作業した」と説明した。
CNBLUEは、新たな方向性をつかんでいく過程で様々なバンドの公演を鑑賞し、インスピレーションを得た。
伝説的なバンドRed Hot Chili Peppersの公演では、リアルな演奏の魅力を確認し、日本のバンドUVERworldとの合同コンサートでは、編曲や映像活用などのノウハウを学んだ。
チョン・ヨンファは、「僕たちだけの正解があると思ってはいても、他のアーティストの公演を見ると見逃していた部分があったということを学んだ。そのような点でCNBLUEは、まだ成長していくバンドだ」と強調した。
バンド音楽がブームとなったおかげで、聴衆との接点を増やすことができるようになったという点も彼らにとっては追い風となっている。CNBLUEは、競争相手が多くなったぶん、公演で確実な強みを見せる考えだ。
イ・ジョンシンは、「音楽番組でのCNBLUEだけを見ていた方々は、ロックフェスティバルで僕たちが公演する姿を見ると、新鮮に感じるようだ」とし、「僕たちは、“Loner”で終わりではなく、今も愛される音楽を作っているという事実を見せたい」と話した。
「聴衆がバンド音楽を理解するレベルが高くなれば、その時から本物と偽物を区別すると思う。僕たちは韓国バンドで初めてワールドツアーをしたグループであり、本当に公演を楽しむグループだから強みを見せられるという自信がある」 (チョン・ヨンファ)
デビュー15年目のCNBLUEのもう一つの強みは、数多くの舞台経験で積み重ねてきた強い絆だ。これまで大きなもめ事もなかったという彼らは、インタビューでもお互いへの変わらぬ信頼を見せた。
カン・ミニョクは、「尖ったところもなく、誰とでも打ち解けられる人たちが団結すれば、シナジーが生まれる」とし「いまだに3人が集まると、学生時代の友達と会ったかのような気分になる」と話した。
10thミニアルバムで20thフルアルバムに向かう新たな1歩を踏み出したという彼らは、ファンに誇りを与えるバンドになることが目標だという。今回のアルバムを準備しながら、再び情熱を取り戻したという彼らは、今後もファンを念頭に活動したいと話した。
「ファンが “CNBLUEが好きだ”と話す時に、“いいグループだよ”と言ってくれたらうれしい。僕たちが成功するよりも、ファンが誇りを感じられた時により大きい満足感を覚える」 (チョン・ヨンファ)
