青春ロマンス『聴説』主演のノ・ユンソ、「清涼で新鮮でワクワクする映画」

2024年10月21日

誰もが一度くらいは経験したことのある初々しい初恋を描いた韓国映画が久しぶりに観客の元を訪ねてくる。
来月6月に公開されるホン・ギョン、ノ・ユンソ、キム・ミンジュ主演の青春ロマンス『聴説(原題:청설)』だ。
ノ・ユンソは最近、ソウル・城東(ソンドン)区のある映画館で開かれた制作報告会で、『聴説』に参加したきっかけについて、「清涼で新鮮でわくわくする映画をやってみたかった」と述べた。
『聴説』は、大学を卒業して就職前線に飛び込んだ20代青年のヨンジュン(ホン・ギョン)が、プールで会ったヨルム(ノ・ヨンソ)に一目ぼれして起きる話だ。
ホン・ギョンは、「初恋は、誰しもが一度は経験することだ」とし、「シナリオに接し、映画で初恋を描いてみる珍しい機会だと思った」と振り返った。
『聴説』は、ヨンジュンとヨルムのラブストーリーだが、ヨルムの妹ガウルも比重のあるキャラクターとして登場する。ガウル役を務めるガールズグループIZ*ONE出身のキム・ミンジュは、「シナリオを読んだ時、気分が温かくなった」と振り返った。
『聴説』は、2010年に公開された同名の台湾ロマンス映画をリメイクした作品だ。原作は、台湾ロマンスものが韓国で人気を集めるのに、突破口を開いた作品として評価されている。
『聴説』を演出したチョ・ソンホ監督は、「原作の純粋さを基本に持ちながらも、私が伝えたい話を溶け込ませることができればという思いで作業した」と述べた。
原作と比較した時、『聴説』は登場人物の関係により集中しながら、韓国的色彩を加えたとい制作スタッフは説明した。
ホン・ギョンは、ヨンジュンのキャラクターを「ヨルムに出会い、一人の時には感じられなかった感情と向き合うようになる」とし、「新しい経験で人生の動力を得て、知らなかった世界が開かれるのを見ることになる」と紹介した。
ホン・ギョン、ノ・ユンソ、キム・ミンジュは、映画の中の人物のように皆、20代の俳優だ。主演俳優が皆、20代の韓国映画も久しぶりだ。
大学を卒業して、何をすべきか分からず悩むヨンジュン、侮れない現実の中で苦闘するヨルム、オリンピックの金メダルの夢を追う水泳選手のガウルは、皆この時代の青春を代弁する。
チョ監督は、「40代である私にとっても、かすかで色あせた青春の時期があった」とし、「(青春を過ぎてきた観客には)その時期をもう一度思い出させる作品だ」と述べた。
ガウルが聴覚障害者という設定により、映画の中の人物は手話でコミュニケーションを図る場面が多い。ホン・ギョン、ノ・ヨンソ、キム・ミンジュは撮影前、マンツーマンで手話の授業を受け、手話を練習した。
手話の演技は、言葉で話すセリフに劣らず、深い感情を表現する通路になったという。
ホン・ギョンは、「手話をする時、相手をよく理解するためには目を合わせなければならず、全神経を集中させなければならない」とし、「一言一言の意味もそのぶん、リアルに感じられた」と振り返った。
『聴説』は、チョ監督が、112万人の観客を動員したスリラー『エンドレス 繰り返される悪夢』(2017)に続いて、7年ぶりに輩出する作品で、今月初めに「第29回釜山国際映画祭」に招待された。

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