映画『消防士』、23年前の「弘済洞火災」を映画化

2024年12月10日

2001年、ソウル・弘済(ホンジェ)洞の多世帯住宅が放火されたことにより消防士6人が命を落とした。
この惨事をきっかけに、消防士の劣悪な勤務環境と処遇が伝えられ、改善の世論が高まったが、次第にわれわれの記憶から薄れていった。
当時は知られていなかった消防士たちのエピソードが、23年の時を経て映画化された。
2001年3月4日午前3時40分、放火により炎上した多世帯住宅で救助作業が始まった。
火魔との死闘が続いた瞬間、鈍い轟音と共に建物が崩れ、西部消防署所属の消防官6人が命を失った。
熱血新人からベテラン救助班まで、消防士の姿の裏には、誰かの家族であり友人、恋人という姿が隠されていた。
チョルン役を演じた俳優のチュウォンは、「熱い火の中に入り、自分の命も省みず他人を助けるということは、ただ軽い勇気ではないと思う。その気持ちを理解していただけたら幸いだ」とコメントした。
彼らの命を懸けた行動によって消防士たちは防水服ではなく防火服を着ることができるようになった。また殉職現場は、「消防英雄の道」という名前が付けられた。
クァク・キョンテク監督は、「どんなに待遇をよくしても足りないほどの職業は消防士だ。(映画を通じて)その方たちの待遇改善につながり、温かい労りの言葉が伝わればと思う」と述べた。
忘れてはならない、そして覚えておくべき名前 “消防士”。
制作スタッフは、1人あたりの観覧料から119ウォン(約13円)を差し引き、来年オープンする国立消防病院に寄付することにした。

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