(G)I-DLEのミンニ、『HER』でソロデビュー…「見れば見るほど新しい私」

2025年01月22日

「私は少し複雑な人だ。いろんな自我がある“作品”だと思う。見れば見るほど、新しい姿が出てくる。そんな作品だ」
ガールズグループ(G)I-DLEのミンニが21日、1stミニアルバム『HER』を出して、ソロ歌手としてデビューした。
アルバム発売を前日に控えた20日、ソウル・城東(ソンドン)区の所属事務所CUBEエンターテインメントの社屋で会ったミンニは、「『HER』は第三者の立場で、私の姿を見つめながら書いた話だ」とし、自身をひとつの“作品”または“ミューズ”にたとえた。
彼女は、「私が味わった経験や伝えたい話を盛り込んだアルバムだ」とし、「昔の話、または最近の話など、私だけのダイアリーのように(曲を)書いてみた」と説明した。
2018年のグループのメインボーカルとしてデビューし、秀でた歌唱力を誇った彼女は今回のアルバムを通じて、時にはかわいく時にはシックな魅力を見せた。
アルバムの写真とコンセプトの一つひとつに関わったというミンニが選んだアルバムのメインカラーは、ピンクと赤だった。
彼女は、「レッドは、多くの方が見てきたシックで強烈なミンニなら、ピンクはか弱くてラブリーな私の中にあるミンニ」とし、「これを表現しようと、アルバム仕様もLP、ピンク、レッドで出した」と紹介した。
アルバムには、同名のタイトル曲「HER」をはじめに、先行公開曲「Blind Eyes Red」、同僚メンバーのウギがフィーチャリングで参加した「Drive U Crazy」、愛する人と共にする瞬間が永遠であることを願う気持ちが込められた「Valentine's Dream」、WayVのテンがフィーチャリングで参加した「Obsession」など7曲が盛り込まれた。
タイトル曲「HER」は、ミンニが自身のさまざまな姿を率直に表現しようとした楽曲で、単純な進行とファンキーなトップライン(主なメロディー)が特徴。ラッパーのBIG Naughtyが作詞に共同で参加した。
ミンニは、4、5年前からソロ曲を作業してきたとし、収録曲全曲の作詞あるいは作曲に参加するなど、力を入れたと紹介した。
彼女は、自作曲でアルバムを埋めた理由を尋ねられると「欲があった」とし、「歌手になってからソロアルバムを出すなら、できるだけたくさん参加したいと考えてきた。デビュー7年で初のソロアルバムなので、ファンも期待していると思うので、私が伝えたい話を最大限多く盛り込んでみようとした」と答えた。
グループの唯一のタイ人メンバーで、練習生時代を含めると、韓国生活は10年になるが、韓国語の作詞は容易でなかったという。
ミンニは、「私が知っている単語が多いようでも、いざ考えをきれいに表現しようとすると不自然なことが多い」とし、「だからいつも(韓国語の)勉強を一生懸命にやって、他の歌手たちの歌詞を参考にしている。私の率直さと純粋さを歌詞でたくさん盛り込もうとした」と語った。
10年前、K-POPスターの夢を抱いてタイから言葉も通じなかった韓国行きの飛行機に乗った10代の少女は、いつの間にか世界で愛される人気グループのメンバーに成長した。
「TOMBOY」、「Queencard」、「Fate」などのヒット曲を相次ぎリリースした(G)I-DLEは昨年、2018年のデビュー後初めて大衆音楽の授賞式の「MelOn Music Award(MMA)」で、大賞の中のひとつである「今年のレコード」を受賞した。メンバーたちは舞台に上がる前に、前所属事務所のCUBEとの再契約を結び、受賞感想でこの事実を公開するという破格的な動きも見せた。
ミンニは、「10年前にデビューだけを夢見ていた子どもが成長してソロアルバムまで出したのは、私にとっては想像以上のことだった。私が思っていたより、(自らが)大きく成長した」とし、「次の夢は、(アメリカ)ビルボードの1位。遠い夢だが、夢は見る」と述べ、にっこりと笑った。
また、「大賞は昔から受賞したいと思っていた。たとえもらえなくても、やりたい音楽をしながら、長い間(メンバーたちと)一緒にやろうと思っていたが、大賞をもらって大きな夢がひとつ叶った」とし、「認められた感じで、忘れられない一日となった。私は当然たくさん泣いたし、あまり泣かないメンバーも泣きそうになった」と付け加えた。
グループの人気と比例して彼女たちの再契約の有無に関する世間の関心も高かったのは事実だ。虚心坦懐に意見を交わしたメンバーたちは、(G)I-DLEを長く続けようということで意見が一致したと述べた。ミンニは、今回の再契約の過程を経て、「メンバーたちの結束が固くなり、絆が強くなった」と伝えた。
「正直、歌手生活は苦しい時も多かったが、いつも両親のことを考えながら耐えた。練習生生活の3年間、家に帰りたいと思う時もあった。しかし、私の夢のために韓国に送ってくれたその思いを無駄にしてはいけないと思った。母にもソロアルバムを聴かせていないので、とても楽しみにしている(笑)」

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事