『EXIT』主演チョ・ジョンソク、「実際の私は物静かで真面目な性格」
2019年07月30日

チョ・ジョンソクほど、愉快なコメディ作品に適任な俳優はいるだろうか? 彼は今月31日に公開される映画『EXIT』で無職の青年ヨンナムに扮し、自身の特技を思う存分披露する。
29日に行われたインタビューでチョ・ジョンソクは『EXIT』について、「面白い映画」と述べ「観客の皆さんも楽しんで観ていただければそれが全て」と笑みを浮かべた。
『EXIT』は都心で有毒ガステロが発生するという災害映画だ。チョ・ジョンソクが演じたヨンナムとイム・ユナが演じたウィジュは、大学時代に山岳部サークルで鍛えられたクライミングの実力を活用し、必死に脱出しようと試みる。災害映画だが、新派を捨てコメディを選択した。
チョ・ジョンソクは「私はドラマ「嫉妬の化身~恋の嵐は接近中!~」の撮影を終えた後、レーシック手術をして自宅で休んでいた。その時、制作会社のリュ・スンワン監督からシナリオを頂いた。私が好みそうな映画だと思われたようだ。本当に面白くて活字で読んだのに手に汗をかくほどだった。一気に追い立てて終わる感じも新鮮だった。有毒ガステロというのも独特で小道具を活用し脱出する過程も面白かった」と語った。
何よりこの時代の青春を代弁するように、有毒ガスで前が見えないという設定がチョ・ジョンソクの心を惹いたようだ。
「私にも前が見えなかった瞬間がたくさんあった。クラシックギターを専攻するため3浪したが、友人が皆大学に行きキャンパスライフを送っている姿が羨ましかった。そして俳優になりたくてソウル芸術大学演劇科に進学した。その後、‘いつになったらテレビに出るの?’という声も数多く聞いたが、‘やり続けたら上手くいくのではないか?’と楽観的に考えていた。お金がなくなったらアルバイトをして生活費を稼いだ。演技、それ一つだけを粘り強くやった」
姉が3人もいる末っ子長男で、無職だといじられるヨンナムと似ている面もあるという。
チョ・ジョンソクは「ヨンナムのようにつまらない面もあるし、私もヨンナムのように末っ子だ」と笑みを浮かべた。
都心の建物の壁を身一つで登って行くアクションシーンのため、彼はクライミングを習った。
「ヨンナムが山岳部サークルの活動をしていたが、山ではなく建物を登って行くというのも面白い要素だと思う。そして映画を通じて身体が財産だと感じた。体調管理をしてこそ、災害に見舞われた時、生き残るという考えに至ることができると。クライミングを習ったが、撮影が終わったら趣味にはならなかった。クライミングは肩の運動なので、怪我をしたりもして病院にも行った」
映画『建築学概論』のナプトゥクを通じ、知名度を上げたチョ・ジョンソクは、以降も愉快なイメージが定着している。しかし彼は「私は個性が強いのかよく分からない。以前から雑食系だと思っていた」と自身について語った。
「多くの方が私の長所はコメディだと思っている。それはもちろん私の長所かもしれないが、その長所だけを生かしながらキャラクターを演じたくはない。だからといって次は個性の強い役を演じて‘イメージを壊そう’と思うわけではない。ずっとキャラクターを変えながらあれこれ演じていきたい」
また「実際の私は面白くないと感じるくらい物静かで真面目な方。こう言っても皆、あまり信じない」と笑いながら語った。
