『バッドガイズ』のチャン・ギヨン、「夢は『ジョン・ウィック』のようなアクション映画の主演」

2019年09月06日

「私には初恋のような映画だ」
映画『バッドガイズ:THE MOVIE(原題:나쁜 녀석들:더 무비)』で初めてスクリーンに挑戦した俳優チャン・ギヨンと5日、鍾路区(チョンノグ)三清洞(サムチョンドン)のあるカフェで会った。同名ドラマを土台にしたこの作品で彼が演じる役柄は新人警察官のコ・ユソン。警察隊の首席出身のエリート刑事だったが、スリを追う過程で犯人を死に追いやり、5年の刑を言い渡され収監中の人物だ。刑事オ・グタク(キム・サンジュン)の招請を受け、伝説の拳パク・ウンチョル(マ・ドンソク)、前科5犯の詐欺師クァク・ノスン(キム・アジュン)とチームを組み脱走した犯罪者たちを捕まえに出る。
彼は初めての映画であるだけに、プレッシャーが大きかったと打ち明けた。「私が幼い時に見て育ったキム・サンジュン、マ・ドンソク、キム・アジュンという先輩たちが目の前にいるのでとても緊張した。それでも新人らしくなく、“悪い奴ら”のように見せようと図々しく大胆に撮影しようと努力した」と述べた。
チャン・ギヨンはこの映画で乱暴なアクションを見せる。彼が出演した比重の80%ほどがアクションシーンだ。彼は「アクションをキチンと見せたくて撮影の1、2カ月前からアクションスクールに通った。こんなにたくさんの汗をかいたのは生まれて初めて」と振り返った。
劇中、毒気を含むまなざしを持つコ・ユソンは、言葉より体が先に反応する荒いキャラクターだ。チョン・ギヨンの実際の性格とは全く違う。
彼は「私は物静かで静かなほう。それでも道理に外れたことを見ると我慢できない性格は私と似ている気がする」と打ち明ける。
187㎝のすらりとした身長と、少年のようでありながらも荒っぽい男性の魅力を同時に兼ね備えたチョン・ギヨンは元々モデルとして出発した。
蔚山(ウルサン)で生まれ育った彼は、高校の時、偶然ファッションショーの映像を見た後、モデルの夢を抱いて一人でソウルに上京してきたという。
チョン・ギヨンは「上京してモデルエージェンシーを訪ねたら、私に見向きもしない。1年間は仕事がなく、蔚山にいる両親からの仕送りでキムパブ(のり巻き)を食べながら過ごした。ソウルに来てみたら、顔も小さくて背も高く、とてもキレイでハンサムな人が多かった。私も蔚山ではそれなりに悪くはなかったのに…(笑)」と振り返る。
やがて偶然、雑誌撮影の機会を得たことがきっかけになった。「意地悪で才能と面白さが加味されたコンセプトの撮影だったが、その時蔚山で磨き上げた才能と面白味のある自分をソウルの人たちに見せてやると思った」そして、モデルとしての可能性を認められた彼は3、4年間メインモデルとして活躍した。
続いて女性ソロ歌手IUの「The Red Shoes」や「Friday」のミュージックビデオで人気者になり、「ビューティフル・マインド~愛が起こした奇跡~」などのドラマに出演した。本格的に視聴者のお墨付きをもらった作品は2017年の「ゴー・バッグ夫婦」。初恋の郷愁を呼び起こした大学の先輩、チョン・ナムギル役を演じ好評を得た。その後の作品も母性本能をくすぐる役柄などを経験し女性視聴者の心を揺さぶった。
モデルから主演クラスの俳優として成長した彼は「少ないチャンスでも、訪れた時に最善を尽くしたのが、より大きなチャンスに繋がったようだ」と語った。
優れた歌の実力を持つチャン・ギヨンはミュージカル進出も夢見る。現在、歌とミュージカルの発声も学んでいる。彼は「やってみたいことが多すぎる。30代半ば頃にはミュージカルの舞台にも立ちたいし、ハリウッド映画の『ジョン・ウィック』シリーズのような、私が主演のアクションシリーズ映画にも出演したい。濃厚な恋愛映画や時代劇にも挑戦してみたい」と意欲的な一面を見せた。

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