楽童ミュージシャン 2年ぶりにフルアルバム「航海」をリリース

2019年09月26日

「楽童ミュージシャン(以下AKMU)の前回のアルバムまでは、スヒョンのはつらつとした面に従っていたとするなら、今回のアルバムほど私が表現したいものを完全に表現したアルバムはない」(イ・チャンヒョク(兄)・23)
「兄の考えに焦点が合わせられた歌詞だったが、音楽を作って行くにつれだんだん“私のこと”になり、結局“私たちのこと”になったと思う」(イ・スヒョン(妹)・20)
兄妹デュオAKMUが25日、3rdフルアルバム「航海(原題:항해)」をリリースした。2017年7月にリリースしたアルバム「SUMMER EPISODE」以来、約2年ぶりのニューアルバムであり、イ・チャンヒョクの除隊後初となる完全体での活動である。
今回のアルバムは「出発」というキーワードで、別れのテーマを扱い、これまでAKMUが見せてきた明るい音楽よりも、成熟した感性を表現した。タイトル曲「How can I love the heartbreak, you`re the one I love」を含む収録曲10曲すべて、イ・チャンヒョクが作詞作曲を行った。
イ・チャンヒョクはこの日、江南区(カンナムグ)CGV清潭(チョンダム)シネシティで開かれたAKMU記者懇談会で、「軍隊の訓練で船に乗りながら感じたことが、自然とつなぎ合わせられ、アルバムを作ることができた。ほとんどの曲を船の上で書いた。ギターも、レコーダーもなく手帳とペンだけを握り、覚えるように作業した」とアルバム制作過程を説明した。彼は今回のアルバムで「自由と環境など、歌謡ではあまり使われないが、日常では多く使われる素材を扱おうとした」と付け加えた。
彼は、アルバムと同時に初となる小説「水を得た魚(原題:물 만난 물고기)」も執筆した。「時代が変わっていく中で、流行に乗らないという価値が何なのだろうかと悩んだし、それが“成熟”だと思い、これを音楽と本に込めた」(イ・チャンヒョク)
イ・スヒョンは、イ・チャンヒョクの兵役を通じて兄の不在を感じ、兄を尊重する気持ちが大きくなったと振り返った。彼女は、「兄は作詞・作曲、私は歌に才能がある。お互いに調和していて、こどもの頃からありがたいと思っていた。兄が軍隊にいる間、ソロアルバムを準備し、兄の大切さを痛感した」と述べた。また、「申し訳ない気持ちを込めて、謝罪の手紙を書いて送った記憶がある。お互いの作業において、尊重する気持ちがとても大きくなった」と話した。
その間イ・スヒョンは、音楽バラエティ番組への出演やラジオDJなど、ソロ活動を行った。「兄の空席を埋めようとさらに努力した。これからどのように歌わなければならないかを学び、新しいジャンルや楽器に関する知識も増やし、自らをアピールし、表出する方法も学んだ。」(イ・スヒョン)
彼らの空白期間中、所属事務所のYGエンターテイメントは、ヤン・ヒョンソク前代表プロデューサーや所属歌手らの相次ぐ事件・事故で信頼を失った。それにより、一部のファンはAKMUに「YGを出て行け」と勧めたりもした。イ・チャンヒョクは、「ファンの心配する気持ちはよく分かるが、私たちが一緒に仕事をしている方々は、本当に良い方々だ」としながら「一緒に徹夜で作業し、幸せに過ごしている。もう少し幸せな時間を過ごしたい」と語った。
AKMUは、29日午後7時30分、永登浦区(ヨンドゥンポグ)汝矣島(ヨイド)の漢江(ハンガン)公園で野外聴音会「秋の夜の航海(原題:가을밤의 항해)」を開催する。

前の記事 エンタメ情報一覧へ 次の記事