パン・シヒョク 「“忠誠ファン層”を築き上げたBTSは、ディズニーやアップルと同じ」
2019年10月10日

BigHitエンターテインメントのパン・シヒョク(47)代表は、防弾少年団(BTS)がアメリカで成功することができた理由として、ファンとのまめなコミュニケーションによって築き上げた「忠誠ファン層」を挙げた。そして、これらの戦略がディズニーやアップルと似ていると述べた。
アメリカの時事週刊誌「TIME」は、インタビューでパン代表が「防弾少年団がファンとの直接的なコミュニケーションを通して築き上げた忠誠心が、アメリカでの成功と関連している」と述べ、似たような戦略を展開したディズニーやアップルを引用したと8日(現地時間)報道した。
パン代表は「アメリカの主流方式とは異なる方式を通して、防弾少年団はアメリカ歌謡市場において成功を収めた」と明かした。
彼は「(ファンの)忠誠心をベースにしたモデルが、当時の歌謡界が持つアルバム販売不振という問題の解決策になるだろうと予測した。K-POPファンは、アイドルを近くに感じたがる」と説明した。
パン代表は、防弾少年団に対して“21世紀のビートルズ”という賞賛が出ていることについて、「まだビートルズほど高く上ってはいない」と謙虚な姿を見せながらも、「防弾少年団は、非常に珍しく世界的なファン層を作ることができた」と語った。
しかし、自称「旧式(old-school)音楽プロデューサー」だというパン代表は、何よりも重要なのはアルバムの質だと強調した。
彼は「私はアルバム制作に焦点を合わせて牽引してきた。良い音楽と(ファンとの)コミュニケーションがあれば、アルバムは自然とたくさん売れる」と確信した。
パン代表はまた、誠実さと一貫性、時代の精神を具現する能力を、防弾少年団を独歩的な道に導いた要素として挙げた。
彼は「防弾少年団は、現代が感じる痛みに対して訴えることを躊躇しない。多様性や正義そして青年たちと疎外された人々の権利を尊重することが、彼らに有利に作用したと考えている」と明かした。
続いて「防弾少年団は、デビュー以来、突然速度を上げたり、方向転換をしたりしたことがない。それが大衆を納得させることができた」と分析した。
TIMEは、パン代表とのインタビューで、韓国の「工場式アイドル」の育成について尋ねた。
パン代表は、「(アーティストたちは)アメリカでは、主要なレーベルと契約をする前に、インディーズで長い間活動をする。その反面、韓国では、その時間を練習生として送る。2つのシステムのうち、どちらのやり方の方がより良いアーティストが出てくるかは、議論の余地がある」と反論した。
また、「アーティストは、自作の歌だけを歌わなければならないということにも同意できない」と述べた。
パン代表はまた、「BigHitエンターテインメントは、新しいガールズグループを作るため、オーディションを行う計画だ」と明らかにした。
