ドラマ「椿の花が咲く頃」、あの感動をもう一度、キャストたちが語るあの名場面
2019年11月26日

先月21日、最後まで視聴者の心をヤキモキさせたドラマ「椿の花が咲く頃(原題:동백꽃 필 무렵)」が幕を下ろした。
シンドローム級に愛されるようになった人気の要因から、キャストたちが直々に選んだドラマの名場面までを見ていく。
最終回で明らかになった本物のカブリの正体は、フンシク(イ・ギュソン)の父親ではなく、まさにそのフンシクだった。
これに気づいたトンベク(コン・ヒョジン)は別名"オンベンジャーズ"と力を合わせ、カブリを捕まえることに成功しその上、トンベクとヨンシク(カン・ハヌル)の愛も実を結んだ。
命が危ぶまれたトンベクの母親(イ・ジョンウン)は村の人たちの助けにより、無事手術を受けることができ、ドラマはハッピーエンドで幕を下ろした。
視聴者と同じように出演陣も、最終回を迎えて名残惜しいと語っている。
トンベク役のコン・ヒョジンは、「もう最終回を見ないで、このまま延長したい気持ち。視聴者の皆さんもラストシーンをこの目で確かめたくないと思うだろう。私も同じ気持ちだ」と振り返った。
ヒャンミ役のソン・ダムビも「とても残念だ。これまでやってきたことがフィルムが流れるように過ぎ去っていく」と語った。トンベクの息子ピルグを演じた子役のキム・ガンフンも「終わってしまい、本当に泣きそう」と述べた。
視聴者たちの大きな愛情を受けながら、24%に近い視聴率を記録した「椿の花が咲く頃」は、甘いロマンスとスリラー、そして胸キュンなドラマジャンルまでさまざまな要素が盛り込まれ、好評を得ていた。
その人気の要員の中心として、小市民たちの暮らしを現実的に描いた脚本家のイム・サンチュンによる台本の力があったからだ。
「べクヒが帰ってきた」や 「サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~」などさまざまなドラマ作品を通じて、筆力を認められたイム・サンチュンが、再びウェルメイド(well-made)ドラマを作り出した。
同時に、しっかりした台本で誕生した役柄に生命を吹き込んでキャラクターを完成させたキャストたちの熱演も一役買った。
カン・ハヌルは、「視聴者の皆さんが応援してくれたその愛に報いるためにとても努力した。うまく伝わったかはよく分からないが」と感謝の気持ちを表した。
イ・ジョンウン、コ・ドゥシムなど助演を務めた俳優らは、自らのスタイルで子どもを愛する母親を表現し、視聴者を感動させた。中でも、俳優人生で初めて父親役に挑戦したキム・ジソクの繊細な演技も深い響きを与えた。
彼は、「"父性愛"を演じたのが、一番記憶に残りそうだ。私が得たことがない感情や雰囲気などを多く学んだ」と振り返った。
村の権力者ギュテを演じたオ・ジョンセや、その前妻ジャヨンを演じたヨム・ヘランの見ごたえのあるストーリーも視聴者を虜にした。
作品のコミカルな部分を担当した"オンベンジャーズ"の活躍も、見逃せない。
その中の1人イ・ソニは、視聴者の心を捕えた要素として「『こんな村に住みたい』という気持ちになるのでは?と思った。また『こんなお姉さんたちがいる村に住みたい』という親近感がカギなのではないか」と述べた。
このように登場人物全員が主人公だったドラマ「椿の花が咲く頃」は、名ゼリフや名場面がとても多い。
やはり外せないのが、トンベクとヨンシクの初めてのキスシーンだ。
カン・ハヌルは「ご覧になった方はお分かりだと思いますが、おそらくみんなが共感できると思う」と演じた本人も心に残る名場面だという。
視聴者を眠れなくさせた2人の初めてのキスシーンは、何度見ても胸がドキドキするのではないだろうか。
ヒャンミとトンベクによる最後のシーンも忘れがたい。
ソン・ダムビも「『私を忘れないでね』と言った時、撮影していてもすごく胸が痛くなり涙をたくさんこぼした」と述べた。それは彼女がまさしく"人生のキャラクター"と呼ばれるに相応しい名演技だった。
最後にキャストから一言メッセージが届いている。
コ・ドゥシムは「とてもいい作品だった。私たちもとても楽しく、幸せだった。視聴者の皆さんも楽しく、幸せに感じて下さっただろう」とコメント。
コン・ヒョジンも「これまで心臓をドキドキさせ過ぎてしまい、とても泣かせてしまった…」と感謝の気持ちを表した。
カン・ハヌルは、「ヨンシクほどいい人がいるだろうか。今一度、ヨンシクとしてごあいさつしたい」と役柄への愛着を示した。
好評により、今週の水曜日と木曜日の夜に、スペシャル番組「椿が咲きました(原題:동백꽃이 피었습니다)」が韓国にて放送される予定だ。
