来年の劇場街を配給会社別に総まとめ…豪華なラインナップと異色ジャンルに注目
2019年12月13日

来年はクローン人間や宇宙を扱ったSF映画やミュージカル映画など独特の題材とジャンルの韓国映画たちが公開される。
主要配給会社は、多様化した観客の好みと激しい競争環境に合わせて、来年のラインナップを整えている。
◇年中豊作CJ E&M…コン・ユ、パク・ボゴムによる期待作『徐福(原題:서복)』
今年1年間最も多くのヒット作を出したCJ E&M。『エクストリーム・ジョブ』(1千625万人)、『パラサイト 半地下の家族』(1千万人)、『EXIT イグジット』(941万人)を筆頭に相次いで興行に成功し、ここ数年の不振を見事に払拭した。『神の一手:グィス編』や『白頭山(ペクトゥサン、原題:백두산)』も興行の見通しは明るい。
勢いに乗って来年も“連勝行進”を夢見る。最大の期待作は、クローン人間を前面に押し出した『徐福』(イ・ヨンジュ監督)だ。死を控えた元情報局要員ギホン(コン・ユ)と永生の秘密を持った人類初のクローン人間「徐福(パク・ボゴム)」の話を描いた作品。コン・ユとパク・ボゴムのタッグというだけでファンをときめかせる。
◇多様性を発揮するロッテカルチャーワークス、リュ・スンワンの新作など盛りだくさんのラインナップ
昨年『神と共に』シリーズで初めて配給社のシェア率1位を記録したロッテカルチャーワークスは、今年さまざまなラインナップを披露した。制作費10億ウォン未満が投入された『抵抗:ユ・グァンスンの話(原題:항거: 유관순 이야기)』は115万人を集め、チョン・ウソンとキム・ヒャンギが出演した『無垢なる証人』は善良な映画と口コミが広がり253万人を劇場に呼び入れた。
『シュリ』や『ブラザーフッド』のカン・ジェギュ監督は『1947ボストン(原題:1947, 보스톤)』で復帰する。第2次世界大戦後初めて開かれたボストン国際マラソン大会に出場した選手たちの物語で、ハ・ジョンウやイム・シワンが主演を務めた。
◇SHOWBOX…イ・ビョンホン、クァク・ドウォンなどの新作
SHOWBOXは来年、韓国映画7本を準備した。その中で『南山の部長たち(原題:남산의 부장들)』は『インサイダーズ/内部者たち』(2015)のイ・ビョンホンとウ・ミンホ監督が再びタッグを組み期待を集めている。1970年代の政治工作を主導しながら時代を風靡した中央情報部部長たちの行動とその裏側にスポットを当てた同名本が原作だ。
クァク・ドウォン主演の『パッケージ(原題:패키지)』(キム・ボンハン監督)は、フィリピンへのパッケージ旅行に出かけた刑事が、悪縁で絡む友人に偶然出会い起こる出来事を描く。チャ・スンウォン主演の『シンクホール(原題:싱크홀)』(キム・ジフン監督)は11年ぶりに設けた自分の家がシンクホールに墜落して起こる災害コメディ。
◇NEW、『半島』は1千万映画のバトンを引き継げるか
来年は『新感染 ファイナル・エクスプレス』を演出したヨン・サンホ監督の『半島(原題:반도)』が待っている。『新感染 ファイナル・エクスプレス』の4年後を描いたゾンビ映画で、興行のバトンを受け継ぐか注目される。カン・ドンウォン、イ・ジョンヒョンが主役を演じ夏に公開される。
マ・ドンソク、パク・ジョンミン、チョン・ヘイン主演の『始動(原題:시동)』はWEBマンガが原作で、反抗児たちが世間に出て真の大人になっていく物語を描く。
犯罪組織に拉致された俳優ファン・ジョンミンの生存をかけ死闘を描いたスリラー『人質(原題:인질)』(ピル・カンソン監督)も期待作だ。
◇MEGABOX、『交渉』、『ボゴタ』大作相次ぐ
来年のラインナップは、ファン・ジョンミンとヒョンビン主演の『交渉(原題:교섭)』(イム・スンレ監督)とソン・ジュンギ主演の『ボゴタ(原題:보고타)』(キム・ソンジェ監督)が待っている。『交渉』は中東地域で拉致された韓国人を救う国情院要員と外交官の物語。『ボゴタ』は1990年代、コロンビアに移民した青年の話を描いた作品で、コロンビア現地ロケーションで撮影される。
◇リトルビックピクチャーズは『狩りの時間』など多彩なラインナップ
リトルビックピクチャーズは『狩りの時間(原題:사냥의 시간)』、『パイプライン(原題:파이프라인)』、『第8日の夜(原題:제8일의 밤)』、労働運動家の全泰壱(チョン・テイル)の人生を描いたアニメ『テイル(原題:태일이)』などで新年のラインナップを構成した。
『狩りの時間』(ユン・ソンヒョン監督)はイ・ジェフン・パク・ジョンミン・チェウシク・アン・ジェホン・パクヘスなど、忠武路(チュンムロ)の有望株が総出動して早くから話題を集めた作品だ。犯罪を計画した友人と彼らの後を追う正体不明の男の追撃戦を描く。トンネルに隠れた油を盗む泥棒たちの話を描いた『パイプライン』(ユ・ハ監督)、封印から解放された悪党の死闘をスクリーンに描いたイ・ソンミン主演のミステリースリラー『第8日の夜』(キム・テヒョン監督)も劇場に掲げられる。
