ナム・ボウォンの妻 「主人は、横になりながら最後まで公演をしていた」

2020年01月23日

「40年以上寄り添ってきたのに、突然この世を去ってしまい、途方に暮れている」
元祖コメディアン故ナム・ボウォンの生涯の同伴者、チュ・キルジャ氏は、溢れる涙をひたすらハンカチで押さえながら、絞り出すように声を出した。チュ氏は、2018年KBS2TV「不朽の名曲」秋夕(チュソク)家族特集でナム・ボウォンと共に出演したりもした。
妻であり、マネージャーとして生涯共にした夫の死が信じられない様子の彼女は22日、江南区(カンナムグ)三星(サムソン)ソウル病院の葬儀場で行われたインタビューで、「夫が突然病院に運ばれて5日後にこの世を去った。最後に言葉を残す暇もなかった」と嘆いた。
故人は昨年秋までも舞台の上に上がっていた。意識不明になる最後の瞬間まで、彼はコメディを離さなかったとチュ氏は明かした。
「亡くなる時も、もうろうとした意識の中で歌を歌い、肺に呼吸が上がってこないと言っていた。横になりながらも公演をしていたようだ。だから娘に“あなたのお父さんは、寝ながらもあんな風に公演をしているね”と言った。主人は行動のすべてが公演だった。自分がそれをとても楽しんでいたから」
突然だった夫の死について「何とも言うことができない。昨日も横に置いてきたが、苦しかった。言葉では表現できない」と涙浮かべた彼女は、家族との幸せな思い出を振り返る時だけは、口元に笑みを浮かべた。
「父親としても最高の父親だった」。娘と友達のようだった...。最後に行った時も(娘が)主人を朝、夕方とお風呂に入れ、ご飯も食べさせていた。私たち家族は、友達のような関係だった。娘をとても思いやり、妻を最大限理解してくれる人だった」
チュ氏は悲報を聞くやいなや喪屋に駆け付けた同僚、後輩芸人たちに感謝の意を述べた。彼女は「パク・ジュンヒョンさん、チョン・ジョンチョルさんなど、昨日は本当にたくさんの方が来てくださって、全員覚えきれないほど。感謝している。芸人同士の温かい情を感じて嬉しい」とした。

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