映画『パラサイト』のポン・ジュノ監督、韓国へ帰国…「気持ちを楽に終わらせることができてうれしい」
2020年02月17日

ポン・ジュノ監督が、昨日(16日)に韓国に帰国した。
映画『パラサイト 半地下の家族』でアカデミー賞の4冠王の栄誉に輝き、故郷に錦を飾ったポン監督はファンたちに感謝の言葉とともに、再び映画製作に対する意思を表した。
仁川(インチョン)国際空港の入国ゲートが開かれると、取材陣とファンたちにうれしそうにあいさつをするポン監督。
韓国映画の神話を新たに刻んだ主人公は、「気持ちを軽くして終わることができて気分がいい。これで静かに従来の本業に戻ることができるようになったようで、うれしい気持ちだ」と落ち着いた様子で受賞と帰国の感想を伝えた。
10時間を超える長時間のフライト後も韓国での新型コロナウイルスの現状を心配し、「私も手を懸命に洗いコロナウイルスの克服のために尽力する」と持ち前の素朴なトークは欠かさなかった。
カンヌ国際映画祭のパルムドール受賞に続き、アメリカ・ロサンゼルスでのアカデミー賞の4冠王まで、彼の映画『パラサイト 半地下の家族』に付いた修飾語は“韓国初”。
英語ではない言語の作品としては、最も高い地位に上ったという点でも世界の映画史では初めてだ。
脚本賞、国際映画賞、監督賞そして作品賞を席巻するほど彼の作品は、興行はもちろん批評にも認められた。
“格差”という普遍的で重いテーマを正面から扱いながらも、繊細な描写と風刺で演出した点が高い評価を得ている。
このようなポン監督ならではのスタイルは、彼が紹介した次回作でも期待される。
ポン監督は、今月9日(現地時間)に行われたロサンゼルスでのマスコミ記者会見で、「ソウル都心で起こる恐ろしい状況を扱う作品を準備している。2016年にロンドンで起きた実際の事件を基にシナリオを準備している」と明かした。
アメリカでの日程を終えたポン監督は、今月19日にソン・ガンホなどの『パラサイト 半地下の家族』のキャストやスタッフとともに公式記者会見を設ける予定だ。
また20日には、大統領官邸で文在寅(ムン・ジェイン)大統領と昼食をともにする。
