シン・グからキム・ヨンオクまで…ベテランスターたちが伝える“情熱と若さの秘訣”

2020年02月21日

お茶の間と舞台を行き来して活発に活動を行うベテランスターたちが韓国にも多く存在する。そんなスターたちの情熱を見ると「年齢は数字に過ぎない」という言葉がぴったりだ。
今回は長い年月、黙々と自分の道を歩んできた芸能界のベテランスターたちを紹介しよう。
まずは現在、韓国で上演中の演劇『父と私とホンメと(原題:아버지와 나와 홍매와)』で主演を務める俳優のシン・グ。今月11日にはプレスコールが行われ、直々に話を聞く機会が設けられた。
この作品は肝臓がん末期の判定を受けた父が家族と別れる過程を描いた作品で、シン・グは2013年の初演以来上演に参加してきた。
同じ作品でも 毎回公演するたびに雰囲気が異なることが一般的だがシン・グは、「確かに少しずつ違うかもしれない。以前は感じられなかったものを、自分なりに探して付け加えながら演じている」と答えた。
今年でデビュー58年目になったシン・グはドラマと映画を撮影中にも演劇の舞台に上るほどの舞台愛が格別な俳優だ。
演劇舞台の魅力を彼は「私はできることはこれしかない」としながら、「それで私が一生演技が好きで、演技をする間は『ああ、生きているんだな』と、そんな自覚を持つようになった」と明かす。
俳優として活動してきたシン・グは、旅行リアリティ番組を通じて視聴者たちとさらに距離を縮めた。番組での出演に対しては「視聴者に親しみを持ってもらえたようだ」としながら、「小学生の子供も気兼ねなく近づいてきて声をかけてくれたりする。こういうことはうれしい」と目を細めた。
一幅の絵のように、素晴らしい風景のように話題を集めたのは“シン・グ語録”と呼ばれるほど深い感動を与えた彼の言葉だ。
先の番組でシン・グは「若者は今、この時代に認められなくても 新しく価値のあるものを試してみれば、後にもっと大きな名誉ある評価を受けることができると思う」と述べていた。
そんな彼の活躍をいつも見守っている芸能界の同僚たちの存在も大きい。番組でも共演していた現役最高齢俳優のイ・スンジェである。
シン・グは「彼とは若い時から親交を深めてきた。ゴルフも一緒に行ったり。演劇『黄金の池(原題:황금연못)』や『アンリおじいさんと私(原題:앙리 할아버지와 나)』でも共演した」と振り返る。
そんなイ・スンジェの演技に対する情熱も、シン・グに劣らない。場所を問わず台本を離さないそうだ。
イ・スンジェは「まだセリフを忘れて困惑したことはないので、今のところは大丈夫だ」と語った。俳優を天職と考え、最善を尽くす彼の姿は多くの後輩の手本になっている。
シン・グとイ・スンジェ、この2人には共通点がもう一つあるそうだ。
バラエティ番組「ハッピートゥゲザー シーズン4」にそろって出演したときには、MCのチョ・セホから「お孫さんの教育費まで責任を負われていると聞いたが」と問われる場面も。
これに対しシン・グは「それは孫がトルチャンチ(韓国の1歳の誕生日)の時だったと思う。豪快に『この子が育つまで教育費を出してやるよ』と振舞ってしまった」と皆の感心を誘いながら、「それが今は負担になってしまった」と明かし笑いを誘った。
イ・スンジェも「似たような話だ」としながら、教育費をほぼ全額負担していることを明かした。そして「KBSがいいように僕らを使ってくれ」と述べ、孫に対する愛情も似ている2人だった。
シン・グの活躍のジャンルはここで終わりではない。パロディーブームを生んだハンバーガーからドラマの名場面をマネした化粧品まで、さまざまな広告モデルとして活動している。
彼は「数多くの広告の中でいくつかやっただけだ」と謙遜しながらも、「その製品とマッチする部分があると思い、私を選んでくれたようだ」と述べた。
そんなシン・グに欠かせない芸能界の同僚がもう1いる。まもなく4年目を迎える同じ商品の広告モデルとして共演中の女優キム・ヨンオクである。
同じく「ハッピートゥゲザー シーズン4」に出演した時にキム・ヨンオクは「イ・スンジェ先生やシン・グさん、このような方々がみんな息子役だった。でも私より皆、2つも3つも年上の方々。私が外見が老けていくので、何でもさせてくれると思いありがたく演じた。悔しいけどね」と打ち明けていた。
彼女はドラマでの悪口おばあさんのキャラクターを生かして、バラエティ番組でも歯に衣着せぬトーク術を誇っている。
バラエティ番組「クイズバラエティ~屋根部屋の問題児たち」に出演した時もMCのソン・ウニから「いつからそんなに悪口を言うようになったのか」と尋ねられると、キム・ヨンオクは「何でも悪口のように言える」と前置きをしながら、ロシアで「ありがとう」という意味の「スパシーバ」というフレーズでさえも、眉間にしわを寄せながら吐き捨てるように披露し、瞬発力の高さを見せた。
しかしそんなキム・ヨンオクもバラエティ番組で注目されるのがプレッシャーのようで、「私は永遠に純粋な役者。みんながバラエティをやらなければならないと言うので、無理やり出てくだらない話をしている」と語る姿も見られ、その言葉の通りに演技に対する愛は誰よりも熱い。
「ハッピートゥゲザー シーズン4」に出演した時もキム・ヨンオクは「子どもを産んでも私は5、6か月も遊んでいなかった。12日間休んで演じて、17日間休んで演じての繰り返しだった」と明かしていた。
このような演技に対する愛情はシン・グも同じだ。
彼は「私は真心を尽くして表現したい。努力して誠実に見えるように、また実際にも誠実な俳優になろうと思っている」とメッセージを残した。
“ベテランは死なない”という言葉を自ら実践し、さまざまなな役柄とジャンルで活動しているベテランスターたち。今日も若さと情熱を燃やすそんな彼らを応援したい。

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