BTS、カムバック後の記者懇談会での質疑応答…「プレッシャーはあるが、成果よりは達成感が重要」

2020年02月25日

ニューアルバムをリリースした世界的なボーイズグループBTS(防弾少年団)がビルボードの記録など、「成績に対するプレッシャーがあるのは事実だ」としながらも「今は目標よりは目的の方がより重要な時期だ」と明かした。
BTSは今月24日、YouTubeで全世界に生中継された記者懇談会で「新記録に対するプレッシャーは感じないのか」という質問へこのように答えた。
SUGAは「プレッシャーがないといえば、嘘になるだろう。目標よりは目的がもっと重要で、記録による成果よりは達成感が重要な時期だと思う」とコメント。
以下は、MCとの質疑応答とメディアからあらかじめ寄せられた質問に対するBTSの回答を質疑応答の形で再構成したものである。
―4thアルバム『MAP OF THE SOUL:7』を一つの単語、あるいは一つの文章で表現するとしたら、これまでのアルバムとはどう異なるのか。
ジン: 7人のメンバーが一つのグループに集まったBTSのデビュー7年を振り返ってみるアルバム。世間への関心と愛に対する楽しみを歌い、世の中に見せる僕たちの姿を前作『MAP OF THE SOUL:PERSONA』で述べたとしたら、今回は少し違う姿を見せようとした。今、僕たちがここにいるまでの数えきれないほど進んできた道の数々、そして現在感じている感情を率直に解き明かした。これまで隠したかった僕たちの深い内面を表すのと同時に、これもまた本当の姿であることを知ったBTSの告白をお聞かせしようと思った。
RM: 昨年8月から9月に長期休暇を取り、カムバックが少し延期されることになった。10か月ぶりにカムバックし、質の良い多くの話があることを語ろうと思い、Shadow(影)とEgo(自我)を合わせたらどうかと話が出るようになった。それで「傷や試練があったShadowとそれらを一部として受け入れ、僕たちの運命に進まなければならない」というEgoが合わさったアルバムが出た。多くの魂と力と努力を投じて完成したアルバムだ。
―タイトル曲「ON」の中の「Can't hold me down cause you know I'm a fighter」という歌詞を、どのように思い浮かべたのか。
SUGA: 「ON」は、BTSならではのパワフルなエネルギーが込められた楽曲。デビューして7年という時間を過ごしながら、中途半端でしっかりできずにさまよった時もあった。そのたびに内面の影が深まり、恐ろしい気持ちが大きくなったが、これはBTSがデビューしてから7年を迎え、バランスをある程度うまく取っていると思っている。僕たちが受けた傷や悲しみ、試練に正面から向き合い、戦うという誓いを盛り込んだ歌詞だと言える。
―アルバムの構成をどう考えるのか、またその過程とは?
J-HOPE: アルバムの描写に重きを置いて考えている。今回のアルバムも『MAP OF THE SOUL』シリーズの一つとして、“PERSONA”、“Shadow”、“Ego”の描写をしたアルバムの中に、有機的にうまく繋がるようにトラックリストを構成した。
―“ビジュアル芸術プロジェクト”がBTSにとって重要な理由は何か。
RM: 僕たちがカムバックしたとき、7人は同じ場所にいなければならない。公共芸術の力を借りてカムバックする時、多くの方々にカムバックという祭りの場を楽しもうという趣旨で“CONNECT BTS”が始まったと思う。言語形態が違うだけで、現代美術と音楽は同等な話をする。価値と時代性を伝える言語と考え、公共芸術というプロジェクトとしてコラボレーションした。
―2020年に最も重要に考えることは何か。また、BTSを一番幸せにするのは何であろう。
ジョングク: 2つの質問にいっぺんで答えることができる。ARMY(ファンの名称)の皆さんだ。僕たちが今まで経験した貴重な瞬間や、今のこのポジションまで上がってきたことすべてARMYの皆さんの力があってこそ可能だったと思う。
―グラミー賞の舞台に立った感想は。
SUGA: 2年連続参加できて、とても光栄だ。昨年、授賞の時にステージに上がった。その時は必ずまた来てパフォーマンスしたいと思っていたが、1年ぶりにステージを行うことができるようになり、驚きと同時に夢のようだ。グラミーもワンステップ踏み込むチャンスができたと思い驚き、来年も楽しみだ。
―数十年後に残るBTSの“遺産”は何だと思うか。
ジミン: 僕たちの楽曲とアルバムだ。数十年前から活動をしてきたアーティストたちの楽曲が、今も多くの方々に共感や感動、慰めを与えるように、僕たちの楽曲とアルバムが多くの方々に共感や感動、慰めになれたらとても大切な遺産になるのではないかと思う。
―BTSの目標は。
J-HOPE: ニューアルバムに個々のストーリーが盛り込まれていると見えるが、それより“僕たちの物語”という表現がもっと適していると思う。BTSが7年間活動して経験した数多くの感情とファンに対する気持ちが盛り込まれたアルバムだ。ファンの皆さんにも意味あるアルバムになってほしい。それが第一の目標だ。
―ポン・ジュノ監督が「BTSの影響力は自分の3000倍だ」と述べた話を聞いた時は、どんな気持ちだったのか。自分たちの影響力をいつ感じ、どのように活用していきたいのか。
SUGA: 身に余るようで少し恥ずかしい。そのくらいの影響力があるかどうかは分からないし、まだまだ先は遠いと思う。韓国という国に素敵なアーティストたちがもっと多く輩出され、全世界に伝えられたらという願いからのお言葉だと思う。感謝している。
―BTSの音楽、広くは韓国文化が全世界で影響力を増大させた理由は何だと思うか。
RM: 本質が何に対するものなのかにあると思う。時代性をその時代に最もよく表すアーティストたちが、一番愛されているようだ。パーソナル的なものが、皮肉にも世界性を破れる時代ではないだろうか。僕たちが感じる悩みは単に韓国だけで感じる悩みではなく、全世界にある僕たちの世代が感じ、共感していると思う。
―新記録へのプレッシャーはないか。
SUGA: 正直、プレッシャーがないと言えば嘘になるだろう。僕の考えでは目標よりは目的がもっと重要なようで、記録による成果よりは達成感が重要な時期だと思う。 いつもそうだったし、これからもそうだろうから、僕たちにできることや楽しめることを考えながら進めていけば、良い成果があるのではないかと思う。
―振り付けの練習期間はどれくらいか。
J-HOPE: 新しいアルバムが出るまで10か月もの時間があったが、実質的に準備期間は2か月間だった。前のアルバムよりもっと多くの時間があった。アメリカでの練習は、僕たちにとってもワンランク成長したきっかけになった。多くを学び、姿勢が変わった。
―7年間、BTSという名前がメンバーたちにどのような意味を持ったのか。7年間で最も輝いた瞬間と一番つらかった瞬間はいつだったのか。
SUGA: 今だと思う。僕たちが階段を上るように成長していったので、そう思うかもしれないが、現在だと答えることができてよかったと思う。
J-HOPE: 7人がさまざまな話をしながら、もめごとを解決したこともある。そのような過程がよくもあり、苦労もした。7人が一緒にいる時が一番よくて、意見がともに合う時がいいし、一緒にステージに上がったり、何をしたり、その時が幸せな瞬間だ。
V: 7年間、多くの国に行きツアーをした時、僕たちが主役であるような時が幸せでうっとりした。つらかった時は、そのように祭りのような公演で主役になり、公演終了後、車に乗った瞬間。今は乗り越えた。
―入隊に対するメンバーの考えと今後の活動計画について。
ジン: 入隊に関しては、本当に多くの方が気になっているはずだ。ご存知のとおりまだ何も決まっていない。事実を申し上げるのに非常に慎重になる。兵役は当然の義務だと考えている。国の要請があれば、いつでも応じる予定だ。
―7年間を振り返り、悟ったことがあるのか。また7人が一緒にこれから先の7年間をどう満たしていきたいのか。
ジミン: 多く生きてきたわけではないが、これからも僕たち7人抜きにしては、僕たちの人生を語る上で説明できない。そのくらい大切な人たちであるため、これからの7年も期待している。
RM: 最後にひと言申し上げる。今回のアルバム作業の時、1人で作業室で泣きながら書いた。僕は、このような試練と恐怖心を持っているということを表現することに恐怖心を持っている。とにかく僕を除いたメンバー6人の姿を1人ずつ思い浮かべたら、とてもよかったと思う。すごく運がいいと思う。この人たちとここでこんな音楽をして、こんな踊りが踊れるというのはそれだけの幸運だと思っている。

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